青梅宿へ | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

夕べは ウトウトしながらブログを書いていたら 気付かないうちに 下書き途中でアップしてしまい ひっこめました。

いいねをくださった方 ごめんなさい。

 

さて 改めまして・・・

 

青梅の旅は 櫛かんざし美術館に行くのが一番の目的でしたが 青梅には まだまだ見どころや面白い所がいっぱいです。

今回立ち寄った所や 改めていきたい所をダイジェスト版でご紹介。

 

まずは 櫛かんざし美術館から渓谷を挟んだ向こうにあるのは 澤乃井酒造が営む清流ガーデン。

 

 

青紅葉がきれいです。

 

 

 

ガーデン内の風景や 美味しいランチは 花月さんのブログをご覧くださいね

 

 

 

ガーデン内で見つけたものは 山男のガチャ

 

 

 

 

青梅街道は 慶長11年(1606年)に江戸城築城のため 青梅で採れる上質な木材や石灰を運搬するために整備された道。 

甲州裏街道とも呼ばれ 江戸 青梅 奥多摩 甲府盆地をつなぐ近道だったため 江戸中期には 御嶽山信仰が盛んになり 参拝者や行者 旅芸人 行商人が往来し 青梅の町は、宿場町として栄えて行ったそうです。

当時の青梅宿では 定期的に市が開かれるようになり 木材や織物の売買も行われ 青梅市は商人と町としても賑わいました。

 

そんな当時の名残が 今でも青梅駅周辺に残っています。

その代表的な旧稲葉家住宅(東京都指定有形民文化財)は 江戸時代 青梅宿の街年寄りを努め 木材と青梅縞の仲買をしていた 商家建築の豪商の家です。

 

 

 

 

 

門の屋根の棟や鬼瓦も手が込んでいますね。

 

 

 

土蔵造りの母屋には 腰をかがめて入ります。

 

 

 

店舗部分にある戸棚は 商品の青梅縞を保管していたのでしょうかね。

 

 

 

戸棚の上には 彫刻飾りが施された神棚

 

 

 

①の引き戸にも組木細工が施され

 

 

 

 

材木を商っていた商家らしく ②の大黒柱の立派なこと!!

 

天井をスライドさせて 梯子を上り2階に行くと 大黒柱の上部が見えました。

 

 

 

 

2階の中には入れませんが 梯子の上から中を見いせていただけます

 

 

 

土間のテーブルには 青梅宿の家や商家の古い写真で作った双六。

 

 

 

勝手口から外へ

この井戸も有形文化財

 

 

 

復元された3階建ての蔵は

 

 

 

入り口が畳敷きです。

 

 

 

旧稲葉邸の近くには お米とお茶を商う店舗。

 

 

 

 

昔は上の茶箱に茶葉を入れ 量り売りしてのでしょうね 

ガラスのケースは 現在 乾麺や砂糖が並べてありますが 以前から乾物を入れるのに使っていたのかな・・・?

 

 

 

お店の前を見せていただいていると 店内にいらした店主さんから 「奥も見てってよ」と声をかけていただきました

 

中へ入ってびっくり~~~びっくり!!!!!!

 

戸棚の中には お父様が長年集められたという張子や土の郷土人形が・・・・

その数 半端じゃありません。

正しく博物館レベル・・・

中には既に廃絶してしまった人形もあるはずです。

 

 

 

 

中には 背丈が50cmはあろうかと思う大きなものも・・・・!!

 

 

 

あ~~ 一番右の子 我が家にもいますよ~~

 

 

 

古道具のハルさんから連れ帰ってた 会津の三春張子です。

 

 

 

うっかり 写真を撮り損ねてきましたが 我が家にいるこの初辰猫たちのお仲間も並んでいました。

 

 

 

 

街道沿いの民家の軒先には 御嶽神社のお犬様のお札が貼ってあるお宅が多く 中には イワシとヒイラギと一緒にお犬様がいるお宅も・・

これって 節分の名残かな・・・

 

 

 

立派な門のお宅の当主は《武右衛門》さん。

職業は 庭園管理士。

昔から 豪商のお庭を管理する庭師さんで 代々当主がこの名前を継いでいるのでしょうかね~~

 

 

 

古くて伝統的なものが沢山残る青梅街道沿いですが 私たちの年代にとってはとっても懐かしい昭和レトロなものもあふれてます。

 

ツボにはまった花月さんが紹介しているので ご覧くださいね~~