久々の長距離一人ドライブは・・・ | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

伊豆で開催されるイベントや 美味しいお店を紹介しているブロ友さんが 週末に《蓮台寺温泉 しだれ桃の里祭り》の紹介をしていました。

蓮台寺温泉は 下田の奥にある小さな温泉。

下田には何回も行っていましたがここは初めて聞く地名でした。

 

 

 

 

 

お祭りは今週いっぱい。

桃の花はっ終盤を迎えているようですが 日本一のひな飾りのタイトルにも惹かれ行ってきました。

実は 週末からまた軽い頭痛が再発していたので 出かけるのをあきらめたのですが 昨日は真っ青な空が広がる良い天気。

家でじっとしているよりも気分転換になると 片道110km 3時間 久しぶりに長距離一人ドライブでした。

以前は 行きたいな~~と思った瞬間 車に飛び乗っていたかっ飛びオバサンも ヤキガ回り始めたかな・・・?

 

 

出発間もなく 吉田茂邸の前から見るビューティフル富士山に後押しされ 伊豆半島の先端までの海沿いドライブは 間近に伊豆七島もくっきり見え 気分は上々。

 

 

 

蓮台寺温泉街は 下田から車で10分。

山間の道の両側に 小さな温泉が連なるのどかな街でした。

一番奥の臨時駐車場に車を停めようと 受付の方に声をかけると 「今日は お客さんが少ないから 駐車場に入れないで 川の横に車を停めていいからよ」っと・・・。

何と良心的で のんびりしている事か・・・

お言葉に甘えて 路駐させていただきました。

 

 

 

まずは  しだれ桃に会いに・・

30数年前 個人の方が お庭に種を撒き 育て始めたのが始まりだそうです。

 

 

 

 

入り口のテントは 農家の方の手作りの干しシイタケやジャムが並んだ売店です。

赤い大きな屋根は 茅葺屋根にトタンをかけた屋根。

この辺りには こういうお宅が何軒も残っていました。

 

 

 

入り口の花壇の花畑には チューリップや菜の花が花盛り。

 

 

 

花壇の前の手湯

 

 

 

母屋の前のお庭を通って しだれ桃の会場へ。

 

 

 

なまこ壁の蔵も存在感ありますね~~

 

 

 

石垣を積んだ 水路は 温泉の排水を流す水路かな・・・はてなマーク

 

 

 

古民家の庭先にも手湯。

 

 

 

 

手をつけてみると 無色透明で無臭のお湯でしたが 蛇口には 湯の花がいっぱい。

とろみがあって とってもまろやかなお湯でした

 

 

 

開花が早かった今年のしだれ桃は 残念ながら 終盤を過ぎていましたが 満開時は きれいだっただろうな~~

 

 

 

 

 

 

 

会場内は 木道が整備され  とても歩きやすくなっています。

 

 

 

 

 

 

お雛様を見に行く道は この辺りのメイン道路ですが 桃が終盤になってしまった平日なので 歩く人も少なく とてものどかな風景です。

 

 

 

 

この杭は バス停でした。

 

 

 

バスの時刻表を見ると ルートは3つ

1つは 朝に1本 夕方3本 もう一つはお昼に1本 夕方3本

中央の下田中学校行は 朝とお昼に1本ずつ・・・😮

学校からの帰りは どうするんだろう・・・・

 

 

 

1本中に入った路地は 湯の華小径

石垣が積まれた小径をお年寄りが散歩したり 庭に椅子を出し 日向ぼっこしながらよもやま話。

「今日は お湯に入りに行くはてなマーク」「うん 行くよ。あんたは・・・はてなマーク

そんな会話が聞こえてきました。

のどかでいいね~~~

 

 

 

 

 

蓮台寺温泉の歴史は古く1300年の歴史があり 現在も温泉の神様を祀る湯権現があります。

 

 

 

お湯が豊富な蓮台寺温泉ですが 観光客のための温泉街というよりも 地域の人たちの日常に根付いた温泉でした。

泉質は単純泉 疲労回復に効果があるそうです。

 

            

 

 

 

自宅の庭に手湯があるお宅を何軒か見ましたが 各家庭に温泉の大きな温泉タンクが設置されています。

 

 

 

 

このタンクの向かいには 無料のの足湯もありました。

 

 

 

うっかり 足湯の写真を撮ってくるのを忘れたので 画像をネットからお借りしました

 

 

 

 

散策中 お昼を食べようと思ったのですが 何か食べられそうなお店は コーヒーと ところてんが食べられるこのお店だけ・・・。

 

 

 

結局 昨日もランチ難民で彷徨ったのですが ひなびた温泉地の風景 いつまでも残していきたいですね。