鳥居のお召替え | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

大磯は 国道1号線沿いに 小さな神社やお寺がたくさん並んでいます

昨日は 実家の近くの神社巡りをしてきました。

 

最初の目的地に向かう途中 覗いてみたのは 国道沿いにある桶文商店。

ここのショウウインドゥには 季節ごとに トールペイントの作品が展示されていて 通るたびに楽しみにしているんです。

ガラス越しの撮影なので 亡霊の様な姿が映り込んじゃっていますが 今月は吊り草の羽子板飾り。

 

 

 

このお店は 風遊花展の時に 車をいただく停めていただくコインパーキングの向かい側にあるので 春の玉手箱にいらした時には お雛様の作品が飾られているかも・・・

余談になりますが このお店 風呂釜などの設備のお店なのですが 私が子供の頃は 風呂桶屋さんで 作業所では風呂桶を作りる作業が道から見え 店内にいくつもの風呂桶が並べられていました。

今では 普通の浴室設備のお店になってしまいましたが 《桶文》の店名は かつての風呂桶屋さん当時の名前を引き継いでいます。

昔ながらの風呂桶屋さんてまだ残っているのかしら・・・?

 

 

さて 昨日の最初の目的地は 国道1号線の大磯駅煎り入り口近くにある神明神社です。

昨年末 タウンニュースに鳥居が建て替えられた記事が載っていたため 見に行ってきました。

 

 

 

こちらが新しくなった鳥居。

 

 

 

神明神社は 実家から徒歩5分 神社近くに同級生の家があり 小学生の頃 度々 境内で遊んだ記憶がありますが あれか50数年が経緯し 鳥居をくぐったのはそれ以来だったかも・・・

当時は無かった由緒が書かれた立て札が設置され  初めて歴史がある神社だったことを知りました。

 

 

 

神明神社は 江戸中期の享保時代までは 大磯駅裏の紅葉山神明台の法光院(廃寺)内にあり 現在 ふれあい会館がある神明森を経て 現在地に遷座され この辺りの地名(神明町)の発祥となり 氏神様になっているとのこと。

 

 

御祭神は天照大神。

かつては 例大祭時には 神楽も奉納されたそうで 見てみたかったな~~~!!

 

鳥居をくぐると 昭和7年に建立された狛犬がお出迎え。

 

 

 

 

 

手水舎を見て ビックリ~~~

 

 

 

手水が出てくるのは 水道の蛇口からびっくり

 

 

 

天井には 手ぬぐい掛の横に コンセントにつながった LRD電球の照明びっくり

 

 

 

境内には《内待所御羽車》の碑

これは 明治元年に即位した明治天皇が 9月20日に京都を出発 江戸へ向かう途中の10月9日に 大磯の小島本陣(現在の消防署付近)に宿泊した時に 天皇家に伝わる三種の神器の中の一つ八咫鏡(やたかがみ)を神明神社に一時置かれたという記念碑です。

 

 

 

 

昭和5年5月に 総工費2161円(現在の約1億円)で再建された神明造りの社殿

罰当たりにも 子供の頃 階段に座り込んだり 手すりによじ登って遊んだ記憶があります。

 

 

 

扉にはこんな張り紙が・・・

 

 

 

懐かしいい神社で 小学生の頃にタイムスリップしたひとときでした。

 

 

次の目的地に行く途中 三沢川沿いにある小さな祠。

子供の頃 この辺りもよく通っていましたが 当たり前の光景過ぎて 祠があるのも気が付かずにいました。

この鳥居 ソテツに囲まれて通り抜ける事はできませんが ソテツが無くても 腰をかがめなければ通ることはできません。

 

 

 

鳥居の横から回り込んで 祠の前へ

 

 

 

折り鶴が下がった格子戸を覗くと

 

 

 

鳥居の手前に祀られていたのは大黒様。

奥の小さな鳥居の額束(がくつか)に かろうじて見える文字は《正一位○○○○》

これは 稲荷神社の文字でしょうかね。

帰宅後 Googleマップで調べてみたら 狐さんの姿は見えませんでしたが やはり稲荷神社でした。

そういえば 去年 花月さんとここを通りかかった時は 可愛い猫が出迎えてくれました。

 

 

 

この後は 14日に開催される左義長準備を見に行ったので 続きは次回に。