高麗山と山神輿 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

高麗神社の社殿と神輿堂の間を抜け 建物の裏に行くと

 

 

 

高麗山の入口の開けた場所に祀られている平嘉久社

聞き慣れない名前のお社で 何と読むのでしょうね。

帰宅後 調べてみたら 地主神の庚申で 疱瘡神などを祀っているらしい。

疫病の神様だと知っていたら もっときちんと手を合わせてきたのにな・・・

 

 

 

平嘉久社の前に立っている 案内板。

ここは 湘南平を初め 高麗山へ向かう 2つのハイキングコースの入口です。

湘南平へのハイキングコースは 大磯駅周辺や実家の裏山などから いくつものコースがあり 小学生の頃 秋の遠足は毎年湘南平。

低学年から高学年まで なだらかな道から険しい道まで 学年に合わせたコースで登っていました。

中でも 高麗神社から登る 2つのコースは 一番険しい道。

 

 

 

左に行くと 男坂

一見なだらかに見えますが かなり険しいコースだそうで 私は ここから登ったことはありません。

 

 

 

右側に行くと女坂。

 

 

 

ここもそれなりの坂道です。

湘南平に行く時は いつも車で行ってしまうため 女坂を登ったのは 小学校の遠足の時1回だけだけ。

今となっては ほとんど記憶が無いのですが コースの途中にとても眺めの良い場所があるそうです。

ここからの眺めが好きで 気分転換をしたくなると 度々横浜から登りに来るという女性の方に 以前 カフェ暖さんで お会いしました。

 

 

 

ぼやけた地図で見にくいのですが 

 

 

 

男坂の中腹には かつて神輿を安置していた高来神社上宮があります。

 

 

 

高麗神社のお祭りの時に担がれる御神輿は 《高麗の山神輿》として知られる勇壮なお祭りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在 御神輿は 高来神社社殿隣の 神輿堂に安置されています。

 

昭和34年の 茅葺き屋根だった頃の神輿堂。

この写真 私が生まれた年だわ・・・

 

 

 

 

現在の神輿堂

 

 

 

 

軒先に貼られた千社札は 東の池周辺の小さな神社に貼られていた物と同じ物もありました。

 

 

 

 

 

以前 高来神社のイベントに来た時に聴いた 縄文笛のライブは 神輿堂の前で開催され 御神輿もライトアップ

とても幽玄な ライブになりました。

 

 

 

 

古い地図を見ると 高麗山は 高来神社を入口とし 信仰の山だったんですね。

 

 

 

広重の浮世絵にも描かれた高麗山

 

五十三次

 

 

下矢印部分は 高来神社のある場所。

今の時代でも高麗山の姿は変わることなく 地元の人たちの 原風景の一つとなっています。