川匂散歩② 西光寺と 思わぬ発見 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

川匂神社をゆっくり散策した後は 少し国道の方へ歩き 袖切地蔵をお参りして

 

 

 

 

 

 

その奥にある西光寺へ。

 

 

 

入り口に祀られている子育て地蔵様を見ると いつも切ない思いでいっぱいになります

 

 

 

 

今回も是非 会いたかったのが 樹齢500年の巨木 天然記念物のかやの木です

 

 

 

 

 

 

後ろに回ると 切り株からは 前回来たときには見られなかったひこばえが芽を出していました。

春ですね~~。

500年経っても まだまだ成長を続ける力強さに パワーをいただきました。

 

 

 

西光寺は 花の寺。

ちょうど大黒さんがお庭の掃除をされていて お庭に咲く花などの案内もしていただきました。

慈母観音堂の後ろの山には 大きな紅白のシャクナゲが満開です。

 

 

 

鐘楼堂の後ろに 桜が少し見えますが 

 

 

 

駐車場から下った 田んぼの中の入り口周辺には 数種類の桜の木が植えられていて 時期をずらして咲くので とてもきれいですと教えていただきました。

今は既に葉桜でしたが 桜をバックに見る 鐘楼堂きれいでしょうね。

来年の桜のシーズンには 是非 行ってみたいと思います。

 

 

 

そして今回の大発見!

前回この辺りを歩いた時に 下調べで バンバ神と呼ばれるお堂があると知り 探したのですが見つけることができませんでした。

今回 西光寺の駐車場を出て 田んぼや畑が広がる道を歩いていた時に あぜ道の中央に小さな赤いお堂を発見。

何かのお社のようにも見えるけれど 何の案内板も無く 中には 竹の根のようなものが置かれているだけだったので 農機具置き場にでも使っていたのかしら・・・なんて思ったりもしました。

 

 

 

念のため 帰宅後に調べてみたら これが前回探していて見つからなかった バンバ神でした。

バンバ神は 正式には 祖母神と呼ばれるそうで 1月18日のお祭りの時には 幟も立てられるそうです。

風邪の神 咳の神として信仰され かつては 風邪が流行るとお参りに来る人が増えたのだとか・・・・

お堂の中央のお札のようなものと 曲がりくねった竹の根っこのようなものがありましたが お札が本尊かしら・・・はてなマーク

風邪や咳の神様ならば 是非今のコロナ禍にはお参りをしておきたい神様です。

近いうちに 改めてきちんとお参りしてこようっと!

 

 

最後に かつて鉱泉が湧いていたという 川匂の湯場をご案内

 

 

 

 

 

 

今はほんの僅かな水しか湧き出していないと言うことで よどんだ池のように見えますが 今回は 辺りに 硫黄の香りがして ここから流れ差す小川には セリやユキノシタが群生していました。

案内板も朽ち果てて 壊れてしまっている湯場跡ですが きちんと整備したら もしかしたら 効能もある二宮の名所の一つになるかもしれないですね。

 

 

湯場からの帰り道 畑の中で出会ったのは 満開の西洋シャクナゲと牡丹の花

 

 

 

 

 

 

二宮の川匂地区 国道1号線から 車で5分ほど山間に入った場所ですが かつての里山の風景が残る とても良い場所です。

ひっそり自然を楽しむ散歩コースにはおすすめです。