熊澤酒造の okebaの2階スペースは 5年前 古道具のもののめやさんと一緒に 春の筥の展示をさせて頂いた場所。
古布で作ったお雛様と もののめやさんの古道具のコラボは とっても楽しいものになりました。
熊澤酒造の庭や okebaの中には ず~~と昔からそこにあったように 今もたくさんの古道具がディスプレーに使われたり 販売されています。
もののめやさんからは ずいぶんたくさんの古道具を譲っていただいています。
古い重箱は 春の筥のイベントに 縮緬の御馳走を詰め 花見弁当を作りました
使い込まれた外箱の扉には傷があったので 椿の押絵でリメイク
この花見弁当 生まれる前に 娘さんのおなかの中で旅立ってしまったお孫さんの初節句の雛人形代わりに・・・とおっしゃるお客様の所に嫁いで行きました。
ランプのホヤには 吊るし飾りを合わせました。
和裁の裁断台の脚には 押絵を貼り付け 表裏どちらも飾れるように リバーシブルの衝立になりました。
今回も 熊澤酒造に行った日に あちこちで 素敵な古道具に会いました。
okeba入り口に並ぶ焼酎徳利や陶の酒樽。
炭入れて使うアイロン
小さな古時計
古いコーヒーミルと
琺瑯のポット
熊澤酒造に行く度に 欲しいものがいっぱいですが 今回持ち帰ったのは2つ。
ハクション大魔王の顔の形みたいな ガラス瓶 ¥500也
よくよく見たら 胴体に《iichiko》の文字
調べてみたら あの焼酎のいいちこのフラスコボトルでした。
(画像は ネットからお借りしました)。
形も 文字も可愛いね~~。
これ 何に使おうかな~
5年前 春の筥のDM用の写真撮影の時に映り込んでいた 黒光りした大きな竹笊
このざるが 半月前に行った時に売りに出されていたんです。
なかなか売れなかったのか 中央の竹ひごが折れてしまっているためなのか 定価の40%OFFの値札に書き換えられての陳列でした。
欲しいな~~と思いながら連れ帰らなかったのですが その後もとっても気になり もし 今回行ってまだ売れてなかったら連れてこようと思っていました。
やっぱりこのざる 私のことを待っていてくれたようで しっかり壁にかかったまま。
もう連れれ帰るしかないよね~~~。
家に持ってくると 直径80センチの笊は 思った以上に大きい~~。
おまけに煤やら泥やら埃やら 年季が入った汚れがこびりついています。
このままでは部屋の中に入れられないので お風呂場に連れて行き シャワーをかけて ゴシゴシたわしでこすって 入浴タイム。
一晩ベランダで乾燥させたら 埃や泥は大方取れて いい塩梅の色になりました。
中央のひごは折れてている所は それはこのざるの味の一つ。
何かを展示したり 押絵でも貼って大きな作品にすれば 隠れちゃうしね。
さ~~てこのざるで 何作ろう~~
作りたいものは いくつも頭に浮かびますが このところ フラフラ出かけることが多く まだタペストリーが完成せず・・・
只今 こんな人たちを制作中。
予定では 今月中に仕上げるつもりでしたが 暗雲が立ち込め始めています。
お出掛けで 作家さんたちの意欲的な作品に会ってきたのだから しっかり自分も仕事をしなきゃ~~~