週1で 夕刊に掲載される アート系の記事《私のイチオシコレクション》
今週は 青梅にある 澤乃井 櫛かんざし美術館(リンクあり)の館長さん小澤徳郎さんのコレクションが掲載されていました。
澤乃井 櫛かんざし美術館は どうしても行ってみたい美術館の一つだったため 5年前に ドライブがてら 行ってきました。
館長さんのイチオシコレクションとして 紹介されている《鷺文様蒔絵櫛》は 美術館の収蔵品図録の表紙にも掲載されている物。
《桜花文様蒔絵櫛》は 美術館のトレードマークにもなっている櫛。
美術館の中は 撮影できまでんが おそらく日本で一番の櫛や簪の専門の美術館が こんな山深い所にあるなんて驚くばかりの所蔵量と価値のある所蔵品が展示されています。
下記の画像は 図録の中からお借りしています。
《扇 梅 鳥篭飾り 金銀珊瑚 びらびら簪》
《日の出飾り 金銀珊瑚 びらびら簪》
昭和時代の 可愛いセルロイドの簪
《桜樹水禽文様繍筥迫》
筥迫(はこせこ)は 和服の正装の時に使われる装飾品です。
元々は 女性の髪入れの一種で 間に笄(こうがい)や櫛を挟んで懐中しました。
現在は 七五三や婚礼衣装の服飾品として目に停めることが多いかと思います。
澤乃井 櫛かんざし美術館のホールの奥には 山の斜面を利用して作られた日本庭園があり 散策もできます。
現在は 矢立(墨と墨壺がセットになった筆記用具)の展示も行われています
日本古来の装飾品がお好きな方は ぜひぜひ見ていただきたい美術館です。
美術館にに所蔵されている櫛やかんざしの話をした後 どうなのよっ的な所もありますが 私も少しずつ簪を集めています。
決して高価なものではありませんが 私にとっては 大切な宝物です。