自然×てしごと=Natural Art展 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

ギャラリーそらのあいだで 昨日から始まった《自然×しごと=Natural Art展》に行ってきました。

 

 

 

 

 

フェルトおやすみ羊 ピンクバージョン今野恵(リンクあり)さん

 

 

 

 

 

可愛い花花と蝶蝶のブローチ

 

 

 

 

小物入れは アクセサリーを入れたり テーブルでキャンディーキャンディ入れたり 工夫次第で 使い方は様々。

 

 

 

 

はおり方で 使い回しができる 3ウェイストールカーディガン

フェルトおやすみ羊 ピンクバージョンと言えば ぬくぬくモコモコ 冬のイメージが大きいですが 意外にも 夏は涼しく使えるそうです。

冷房クーラー対策によさそうですね。

 

 

 

 

つれづれ窯の寺田早苗さん

 

 

 

 

一緒に並んだ苔玉苔玉・竜のヒゲは 来週ワークショップが行われる 緑庵(リンクあり)さんの作品

 

 

 

 

壁には 小泉信一さんの絵絵画も展示されています。

 

 

 

 

 

そして今回の展示で 一番楽しみにしていたのが 和泉屋さんの 藍染と青竹細工作品。

和泉屋さんは酒匂川のほとりで 自ら藍を育てて染織しているそうです。

 

 

 

今回染められたものは 手ぬぐいとストールが展示されていましたが びっくりするようなお手頃価格えっ

ストールは シルクやレーヨンなど 材質は様々ですが とても軽く これからの季節に大活躍すること間違いなし!!

 

 

 

 

 

私は 手ぬぐいを1枚お持ち帰りです。

 

 

 

何だか 京町家の格子戸みたいな柄 一目惚れでした。

この手ぬぐい 私はスカーフ代わりに使う予定です。

 

 

 

 

藍染作品のそばに置かれていたのは ご自分で紡いだ からむしの糸。

 

 

 

 

からむしは 別名 苧麻(ちょま)と呼ばれる 山大山や林高原の湿った場所に自生するイラクサ科の植物で よく見かける植物です。

今でこそ 雑草としてはびこり 嫌われ者でもありますが 茎の皮から丈夫な繊維が採れるため 古くから紙や糸を作るため 栽培もされていました。

とても丈夫な繊維なのでので 漁網なども作られたそうです。

国の重要無形文化財になっている小千谷縮や越後上布の材料にもなっています。

東北地方の 農閑期の家仕事として からむし織などの技術も生まれました。

収穫から糸にするまで とても手間がかかるのですが 素朴な風合いが魅力の織物になります。

 

和泉屋さんが紡いだからむしの糸 これだけの量を紡ぐだけでも ずいぶん手間暇がかかったことと思いますが いつか この糸をご自分で育てた藍で染めた作品を見せていただけるようになったら良いですね。

 

 

そして 和泉屋さんは 只今 秦野に1人だけいらっしゃる青竹細工の職人さんの所で修行中。

今回 和泉屋さんの師匠の作品を中心に 出展しています。

 

 

 

 

 

秦野もかつては たばこちょっと一服やお茶お茶の葉の栽培を行う農業が盛んな地域。

農家さんで使うかごや日常の家庭道具として たくさんのかご類が作られていたのでしょうね。

 

 

この大きな丸い笊 これから 梅干しを干したりするのにもよさそうですよ。

 

 

 

 

ギャラリー そらのあいだの《自然×しごと=Matural Art展》は 自然の織り成す作品が並んでいます。

一見の価値ありの作品展は7月3日(火)までです。

 

 

次回の展示は 7月27日から始まる 《夏へわざわざ~技芸~》です。

こちらも是非 お出かけください。