かえるのあまがさ ぴちぱたぽん はたけのあめふり ぴちぱたぽん
かえるがおみせを だしたとさ おみせにだしたは なんなのさ
あめふりあめふり ぴちぱたぽん かえるがあまがさ うったとさ・・・・
1977年に童心社から出版された絵本 《かえるのあがさ》の詩の一説です。
ギャラリーそらのあいだがある小田原の富水地区は 町の名前のごとく 水が豊富な地域で 周囲に田んぼが広がり いくつも川が流れている場所です。
周囲の田んぼには まだ水が入っていませんが 間もなく 田植えが始まり カエルの声が賑やかになります。
そんな場所で参加した今回のイベントに 久しぶりにカエルのタペストリーを展示しました。
10年前に作ったものなので 今見ると 満足できる仕上がりではありませんが この季節になると 飾りたくなるタペストリーです。
使いこなれた藍染木綿を繋いで土台にし 絵本の中に登場するリズミカルな言葉を左右にアップリケ。
雨や水滴には しずく型のビーズを付けました。
まだまだ技術はつたないですが おどけた表情のカエルたちの楽し気な姿が伝わるかしら・・・
滝にかかる丸太橋の上では 酔っ払いカエルたちが 葉っぱの傘をさして 千鳥足・・・・。
橋の下にもカエルたち。
滝つぼからは カッパたちが 酒盛りに参加したくて 橋に結び付けたロープでよじ登ります。
周囲を飛び交うとんぼの羽は 脱色した蚊帳を使いましたが ほつれ始めてきたので そろそろ補修しなくちゃね。
本当ならば ギャラリー入り口にある池の上のフェンスに飾りたかったのだけど 日当たりがよく 色焼けしてしまうので やむなく室内展示になりました。
カエルのあまがさのタペストリーは 初夏~夏に展示をしていないので 久しぶりの展示になりました。
今回は 夏向けに 《涼》の字を風鈴に見立てた 額絵も並んでいます。
季節限定展示のタペストリーに会いにいらしてくださいね~~。
ギャラリーそあのあいだのオープニングイベントは 本日最終日(16時まで)です。