明石在住 K 様 担当 富永
平成23年度にお問い合わせ頂き生前墓を検討されていました。
こちらからお勧めさせて頂いた墓地を気に入ってくださり
墓地を確保
ご夫婦共に従来の和風のお墓は嫌
お墓は洋碑希望で明るく、いつでもお参りに来て貰える様なお墓を
考えていたそうです。
新しい形のお墓(未来墓)のパンフレットができ、K様へお届けさせていただいた所、ご夫婦共に自分達のイメージに
ビ・ビ・ビっときたそうです。
石の種類も、2種類の桜みかげ石を使用して頂いたので
とても明るいお墓に仕上がりました。
正面文字を決める時に担当の富永が、とてもいい話をK様より教えて頂きました。
K様 ご結婚されて間がない時、西條八十さんと言う、日本の詩人の方の本を見られた時
われらたのしく ここにねむる
離ればなれに生まれ めぐりあひ
短き時を愛に生きしふたり 悲しく別れたれど
ここにまた心となりて とこしへに寄りそひねむる
と言う詩が心に残っていて、お墓の彫刻文字の時に
ご夫婦共に、すぐ西條さんの詩がでてきたそうです。
次に書体は、お墓と同じで明るい、やわらかい書体をイメージされて
いました。
未来墓のパンフレットに載せている書家の後藤稔さんの書体と
K様のイメージの書体とがピッタリだったそうです。
ご夫婦共にいつでも来て貰える様なお墓
自分達が気に入っている文字も彫刻出来て
大変満足しているとの事でした。
そのお墓がこちら
お墓を考え初めて、故人に対しての想いが言葉になる事が多いが、K様に関しては、20代の頃に出会った詩が、40年位たった今、お墓に残せると言う事は、素敵な事だと思いました。
私事ですが、父が4年前お墓を建立しました。
自分は長男なので、もうお墓の心配はしなくていいと
安心していました。経済的にも助かりますので
しかし、この度の様なエピソードに出会うと<自分のお墓>が
欲しくなりました。
富永より、K様の心あたたまるお話を伺い
改めてK様のお人柄を知る事が出来ました。 佐々木