変身体験の概要

体験日:2018年5月25日

時間:10時30分から13時

京都葵さんのかれんプランの現代花魁

体験料金:5280円(税込)

ネイルチップ追加料金:550円(税込)

全カット入りデータROM追加料金:550円(税込)

変身の内容について

洋髪アレンジの現代花魁姿。

打掛:朱色

中着:白色

帯:赤色

上帯:赤色

実際に衣装を着付けられて

2018年5月25日、京都を含めた近畿地方に旅行に出掛けていましたが、この日は友人と共に京都葵に訪問して花魁の変身体験をしてまいりました。 今回は限られた予算でどれだけの花魁の変身体験が出来るのかと言う事で料金設定が最も安いかれんプランでの現代花魁の変身体験になりますが、髪型は完全に洋髪のアレンジで作って頂く事になりました。

 

当初、この時の京都葵さんへの訪問は舞妓の変身体験でと考えていましたが、野外の気温が高かった事もあって内容を変更しての花魁の変身体験で対応して頂きました。 急な対応の変更になりましたがメイクと着付けのスタッフである山下様には快く対応して頂けました。 京都葵さんの待合室で山下様から花魁の変身体験のプランやオプションの説明がされてから着付けの部屋に案内されて行く事になりました。

 

 

この時には友人は京都葵さんへの訪問は初めてであると言う事で着物も打掛も友人から先に選んで頂く事になりました。 友人は伊達兵庫の髪型の半かつらを追加されていましたが伊達兵庫の髪型の髷は良く見るが伊達兵庫の髪型の半かつらは珍しいと言っていました。

 

友人が着物や打掛を選んでから私も着物や打掛を選ぶ事になりましたが、今までに着た事の無い物でと言う事で白色の縦縞文様の着物を選んでから朱色の打掛を選ぶ事にしました。 友人は舞妓や芸妓の変身体験にも興味を持っていたようで、着物の見本のアルバムを山下様に見せて頂いていました。

 

 

着物や打掛は私が選びましたが、帯や上帯は山下様に任せる形で用意して頂きました。  実際に着る着物や打掛や帯が決まった時点で下着が用意されて、ロッカーの部屋に案内されて下着姿になりました。 下着はチューブトップのような物とフレアパンツのような物でしたが、舞妓の変身体験の場合では襦袢になりますのでこの点が舞妓の変身体験と花魁の変身体験の違いが出ているのかなと思いました。

 

メイクがされる関係で顔を洗っての対応になりましたが、洗顔料も化粧水も市販品ではない物が置かれていましたが、後になって山下様に聞いてみるとエステサロンの専売品の物を使っていると言う事が言われました。 道理で汚れ落ちも良くべたつきが無く潤う物になっているのかなと思いました。

 

 

衣装を決めてからは下着姿に着替えてから顔を洗ってメイクがされて行って、その後、予め決めていた衣装が順番に着付けられて行く事になりました。 着物の衣紋の開き具合も聞かれましたが詰まり過ぎず開き過ぎずと言う感じで着付けられましたが自然な感じの衣紋の開き具合で収まっていてこの点では舞妓の着物の着付けでも慣れられているからではと感じさせられました。 衣紋の開き方の具合は丁度良かったので着物と打掛のバランスも良い感じに仕上げられているのかなと思いました。

 

 

打掛は婚礼衣装でも良く見られているような朱色の地色に色々な織り文様や刺繍がされている物を選びましたが、今時の婚礼衣装の打掛でも良く見られるような物になっていて裾綿がしっかりした物になっています。

 

花魁系の変身体験の場合は打掛の種類の豊富さで決まると言うのがありますが、新作の打掛も不定期的に導入されていたと言う事でメイクや着付けの部屋では所狭しと打掛も置かれていました。 時間に余裕があれば何度でも訪問したいと感じさせられるような内容になっているのかなと思いました。

 

 

着付けの部屋では打掛以外の全ての物が着付けられます。 打掛はどうなるのかと言われると撮影用のスタジオに持って行って頂いて撮影前に着付けて頂く形になります。 この点では他所の変身店でも同じような対応になっていますが、この点ではある程度統一された規格になっているのかなと思いました。

 

打掛は色々とある中から選ぶ形になりましたが、華やかな雰囲気の物を選んでいた感じになります。 華やかでありながらもぎらぎらとしない感じの物ですが、メイクがナチュラルメイクで中着が普通の花嫁衣装であるのならそれらしく仕上がっているのかなと感じさせられました。

 

 

メイクをして頂いている時にネイルチップの有無の希望も山下様に聞かれましたが、体験料金がかなり良心的な物であると言う事でこれでは申し訳ないかなと思ってネイルチップは追加させて頂く事になりました。

 

ネイルチップの追加料金は550円(税込)でしたが、海外の変身写真館と比較してもかなり良心的な料金設定になっていましたので、今覚えば10000円以下の体験料金でここまで派手に対応して頂ける店舗があったと言うのが夢のような出来事であったのかなと思いました。

メイクの設定

 

今回の変身体験では完全に現代花魁の設定と言う事で、前髪を纏め上げて頂いてメイクは白塗りではないメイクになりますが、スタジオ撮影の時に照明で色が白く写るために派手目にメイクがされて行く事になりました。

 

今回は友人が主役と言う事もあってアイシャドウの色は希望を出さずに完全に山下様にお任せしましたが古式花魁の変身体験では存在していない青色のアイシャドウや黄色のアイシャドウも使って頂いています。

 

 

青色のアイシャドウに黄色のアイシャドウと言う感じで古式花魁では使われないであろう色目の物が塗られて行きましたが、実際にアイシャドウや付け睫毛が付けられて行くと想像していたよりはしっくり来ると言いますか綺麗に纏まっている雰囲気に仕上がりました。

 

ベースメイクは白塗りではないファンデーションメイクでしたが、コンシーラーであったりハイライトであったりと言う感じで色々と重ね塗りをして頂けますのでスタジオ撮影の時の照明機材に負けないようなしっかりとしたメイクになっています。

 

 

メイクを仕上げて頂いてからは髪型の仕上げの段階に入って行って前髪のパーツウィッグや付け毛を色々と付けて頂いて造花の花を色々と挿されて派手な雰囲気にして頂いてのメイクとヘアセットの完成になりました。 普段は私は前髪が作っていない状態でこちらの変身体験では前髪が作られていますが前髪のパーツウィッグでの物になっています。

 

付け毛は洋髪アレンジであると言う事以外ではお任せしましたがこの体験料金でここまで付けて頂いても良いのかと思う位に色々と付けて下さりました。 日本髪風アレンジで使われる簪も挿して頂きましたがこれはこれで纏まりがあって良い感じになっています。

小道具の設定

 

小道具は店舗側に色々と置かれていますが、花魁の変身体験では定番である煙管の他には模造刀であったり狐面であったりと言った感じで色々な小道具が存在しています。 この時には持参した舞扇を小道具として使う事にしましたが、小道具に合わせても構図を色々と指導して頂けるので安心して撮影をして頂く事が可能です。

 

過去に京都葵さんに訪問された方で日本舞踊をされている方がいてその方が色々な構図を取って撮影して頂いた物を基としてモデル用の構図の見本になっていましたが、それを見せて頂きながら小道具に合わせての構図を作って頂けます。

 

 

友人は模造刀を使っての構図もされていましたが、私は舞扇を持っての構図が殆どの物になってしまいました。 舞妓の変身体験で使われるような毬や和傘も置かれていましたので、店舗の規模に対して小道具類はかなり豊富にあるのかなと感じられました。

 

胴抜き状態にまで着付けて頂いてスタジオに移動をすると撮影する場所に案内して頂いて山下様が打掛を持っていって下さってその場で着付けて下さって花魁の姿として完成すると言う事になりました。 姿見も用意して頂きましたが着付けられた姿を見て余りの変身振りに凄いと声を上げてしまいました。

プロカメラマン撮影

 

撮影では男性のカメラマンのスタッフの方に全身での構図を多めに希望をして撮影をして頂く事になりました。 基本的には正対の構えでの撮影の写真を希望していますが、友人を連れての訪問であると言う事で趣向を変えての撮影をして頂こうと言う事で斜めに構えて撮影をして頂いたりして今までの京都葵さんでの花魁の変身体験では体験しなかったような構図の写真も色々と撮影して頂きました。

 

背景の設えは花魁の変身体験の時には可動式の壁面が設置されたり敷物が敷かれたりと言う感じでしたが、舞妓の変身体験の店舗の時から設置されていた階段型の和箪笥にも豪華な造花が飾られていて、この点では花魁の変身体験に対応されるのに背景の大道具が追加で設置されたのかなと感じさせられました。

 

 

スタジオ撮影の時に全カットの写真のデータが入っているROMが欲しくなりましたのでROMを購入する旨をカメラマンのスタッフの方に言うと数カット分追加で撮影をして頂きました。(スタジオ撮影の枚数が既定の枚数よりも多くなっていますが、既定の枚数のスタジオ撮影の合間に友人に手持ちのデジカメで撮影を行って頂けたからになります)

 

こちらの京都葵さんの場合は打掛を着ている姿でも撮影の合間で着付けやメイクのスタッフの方に撮影をして頂けますのでROMを購入しなくても打掛を着ている姿の写真を手に入れる事は可能ですが、折角の機会ですのでオプションでROMを購入する事にしました。

 

 

結果的には花魁の変身体験の店舗にありがちな自由撮影は完全に胴抜き姿と言う事ではない良い写真を残す事が出来て良い思い出になる花魁の変身体験になりました。 最後に胴抜き姿になって店舗の待合室での自由撮影も希望をすればして頂けますが、時間の都合上でスタジオ撮影のみでこの時は変身体験が終了する事になりました。

 

かれんプランでのスタジオ撮影は15カット程度の物になりましたが、この時の撮れ高としてはそれよりも枚数の多い20カット前後の写真と友人と一緒に写っている写真が2カット付いての物になりました。 こちらの京都葵さんはサービスがかなり行き届いていますがこちらの記事を再編集している2024年7月では既に閉店されていたと言う事でこの点では寂しさが出ています。

まとめ

 

友人を連れての花魁の変身体験ですが連れて行って友人が好印象を抱いていたのでこの点ではサービスが行き届いていて良いと感じました。 前回、2017年7月に訪問した際の現代風花魁プランでの変身体験から約10か月経っていて、その間に帯の結び方が変化していて前結びの帯の上に薄い布製の帯が結ばれているという形式に変化していました。

 

京都葵さんの花魁の変身体験の最安のプランであるかれんプランでの物でしたが、体験料金以上の満足の行く内容での現代花魁の変身体験を味わえました。 メイクと着付けのスタッフの方である山下様には色々と対応して頂きましたが、友人を連れての体験ではありましたが本当に神対応をして頂いてこの点ではとても良い物がありました。 最安のプランではありましたがオプションを付けても10000円以下に収まったのが2018年の当時であるのかなと感じさせられます。 
 
次回があるともなれば古典風花魁プランで伊達兵庫の髷を付けて頂いての変身体験か、逆に現代風花魁プランで着物の肩の出し方を派手目にして頂いての変身体験して頂くかどちらかで考えています。 次回があると考えていましたが、2020年12月で京都葵さんが閉店されていたと言う事もあって最終的には閉店される直前の時期に訪問する事にしましたが、その時に予定を調整してでも訪問をしておいて良かったのかなと思っています。