衣装体験の概要

体験日:2024年5月15日

時間:12時30分から13時30分

笑顔変身写真館さんのベーシックプランの漢服(漢服は自前の物)

体験料金:5000円(税込)

1構図追加料金:1500円(税込)

ヘアセット追加料金:1000円(税込)

全カット入りデータROM追加料金:7000円(税込)

衣装の内容について

唐朝の女性を意識しての漢服姿。

漢服:緑色の齊胸襦裙の形式の漢服(自前の漢服、XLサイズ)

打掛:緋色

実際に衣装を着付けられて

2024年5月15日、京都では「葵祭」の時代行列が開催されている日ではありませんが、それを意識しての物ではないとは言え久し振りに衣装体験をしたいと思うようになって、2週間程前に横浜にある変身店である笑顔変身写真館さんに電話を掛けて予約をして自前の漢服を持参しての衣装体験をしてまいりました。 今回、持参した漢服は齊胸襦裙と呼ばれる形式の漢服で唐朝の女性の設定の物になっています。 上衣が短く作られていて裙が長い形式の物ですが、色目的にも日本の奈良時代の時代衣装と似たような雰囲気になっている落ち着いた雰囲気の漢服になっています。

 

近年では笑顔変身写真館さんへの訪問は6月頃に行っている場合が多かったのですが、笑顔変身写真館さんの場合ではメイクはセルフメイクの形で予めして行っての物になりますので、気温が高いと汗でメイクが崩れやすくなると言う事もあって気温が高くなる前の時期の訪問に切り替える事にしましたがこの選択が良かったと思っています。

 

 

衣装は2023年の秋に購入をした新品の物で検品が済んでいなかったのか実際に着てみようと思うと裙の部分にタグが付けられたままになっていたと言う事で、笑顔変身写真館さんの店舗で着替えている時にリンダ店長にハサミを貸して頂きましたがタグを切ってからは改めて着替えをして衣装の着付けとしては完成する事になりました。

 

通常では構図数の多い桃花プランでの衣装体験になりますが、この時は予算の都合上でベーシックプランに1構図を追加しての3構図分の撮影して頂く事になりました。 2024年は年末に計画している旅行の費用を捻出する絡みで他の趣味に関しての出費が限られてしまってこの点ではもう少し頑張れたら良かったかなと思いました。

 

 

笑顔変身写真館さんへの訪問は2023年6月以来、約11か月振りの訪問になりましたが、前回の訪問の時に寄贈した男性用の黒色の羽織付きの漢服の人気が高くて、笑顔変身写真館さんのインスタグラムでも良く登場していますが、男性が着用出来るサイズであると言う事で男性の方に人気のある衣装になっているとリンダ店長に教えて頂きました。

 

カップル向けのプランでも人気があるようで、女性が赤色の羽織付きの漢服を着て、男性がその黒色の羽織付きの漢服を着ての撮影をされる事があって、中国風の婚礼写真風の構図を撮影されている方もおられたと言う事でした。 笑顔変身写真館さんの店舗内に飾られているお客様の写真ではカップル向けのプランでそれらの衣装を着られた方の写真も飾られていてその衣装を選んで正解であったと感じさせられました。

 

 

笑顔変身写真館さんでの漢服ブームは私が寄贈した衣装が笑顔変身写真館さんのインスタグラムで取り上げられたと言う事も流行の一因ですが、他のリピーターの方も善意の寄贈をされていると言う話をリンダ店長から聞く事になりました。 昔は漢服やそれに準じた物の衣装の値段は高かったのですが、今では気軽に手が届く値段になっている所が嬉しい物になっています。
 
この時は衣装は自前の持ち込みの扱いでしたが、プランとしてはベーシックプランと言う1着の衣装にオプションとしてヘアセットと1構図追加と写真のデータ入りのROMをお願いしました。 ベーシックプランの写真の撮影の枚数では桃花プランと比較してどのようになるのかなと思いましたが想像していたよりも充実した内容になっています。

 

 

今回着ている衣装は楽天市場のような通販サイトでも販売されている物ですが、上衣と裙の配色が違う物も購入する事が可能ですので、興味がありましたらそう言った物を購入される事をお勧めしたいでしょうか。 こちらの形式の衣装は唐朝の時代設定である齊胸襦裙と呼ばれる形式の衣装ですが基本的には女性向けに作られている物でモデルも女性の方になっています。

 

笑顔変身写真館さんでは男性の女装も寛容的ですので笑顔変身写真館さんに置かれている同じ形式の衣装は男性の方の女装の形でも体験する事は可能です。 私が今までに寄贈した漢服はサイズの設定としては大きめの物になっている事が多いので女装での利用も寛容的ですが笑顔変身写真館さんのインスタグラムでは男性のお客様の女性用の漢服の衣装体験をされる方は少数派ですのでそう言った方の写真も見てみたいと思っています。

 

 

近年では中国歴史ドラマに嵌った女性の方が訪問される事が増えていて、それで漢服での撮影を希望される方が増えていると言う事をリンダ店長に言われましたが、漢服の再現は中国の国策であるとは言え、日本からでも輸入する事が出来るようになって望めばその衣装を着る事が出来るようになった時代が来たのかなと思うと感慨深い物になっています。

 

私が中国の時代衣装に興味を持って着てみたいようになったのが2010年頃でその後しばらくして日本でも漢服やそれを意識されての衣装が購入出来るようになりましたが、私が漢服での活動を始めて約12年でこれだけ衣装の再現度も上がるようになって購入しやすい物になったと言うのが嬉しいです。 干支で1周りですがそれだけの年月が経過しているのかなと感じさせられました。

 

 

ヘアセットが終わると中国屏風の背景がある所で撮影が開始されていきました。 構図はリンダ店長に細かく指導して頂きましたが写真の構図はほぼお任せにしました。

 

ベーシックプランの場合は原則的には2構図分に表情違いの写真が含まれての物でしたが、この時の撮影では構図の追加で3構図分に表情違いの写真が含まれての対応をして頂きました。 実際には小道具が使い分けての物でしたが、表情違いの写真を多く撮影して頂けたのでこの点では嬉しい衣装体験になりました。

 

私の場合は身長は156cmと現在の成人女性の身長としては低い方ですが、こちらの衣装はサイズも大きめで裙の丈が長めに作られていたのか撮影用の物としての長さとしては十分に長い物になっているのかなと感じさせられました。 既製品の漢服のサイズとしては私の場合はXLサイズが多いのですが、こちらの漢服に関しては1サイズ小さい物を購入していた方が良いのかなと思いました。

メイクの設定

 

こちらの店舗の場合はメイクは予めして行くと言うセルフメイクの形式になっています。 店舗への入店時と着替えの部屋を使用する時のみマスクの着用が求められますので、口紅以外のメイクをしての訪問になりました。 着替えが終了してヘアセットの為のドレッサーに案内された時点でマスクを外す事が出来る状態になってその時に口紅を塗る事になりました。

 

口紅の色では候補になる色が2色あって迷いましたが、オレンジ系の艶のある口紅を付ける事になりました。 撮影用の照明の機材との相性ではマット系の口紅よりも艶のある口紅の方が唇に立体感が出て写真映えすると笑顔変身写真館さんのインスタグラムにありましたがそれを狙っての物になりました。 アイシャドウは年齢的に涙袋の所が影やクマになりやすいと言う事もあって下瞼のメイクが出来る物を選びましたがそう言った物を使うと涙袋の部分の影やクマが消せるのでかなり使えます。

 

 

Amebaブログのコスメレビュー系のブログでもファッション系のブログでも近年のメイクの主流としてはナチュラルカラーやそれに近い色目の物になっていますが、下瞼のメイクこそは赤味のある色の付いている物を使いましたが、上瞼のメイクは落ち着いたグラデーションカラーに仕上げられているアイシャドウを使いました。 アイブロウも黒色の物では無く茶色系の物を使うようにしましたがそれが今時な雰囲気が出ていて良い感じになりました。

 

変身写真の現場ではメイクの主流がどのようになっているのかは分かりませんが、婚礼写真の店舗の場合では優しい色味のナチュラルメイクにカバー力を付けたような仕上がりが主流になっていると言う事を聞きましたがそのような感じの仕上がりになったのかなと思っています。

 

 

髪飾りはこの時は自前の簪を持参しましたが、それをリンダ店長に見せると簪の土台になるような髪型を作る為に左右と真ん中に三つ編みを編んで頂いてそれを頭頂部で纏めてから簪が固定出来るかなと言う事で簪を乗せてピンで固定をして頂きましたが想像していた以上に自然な感じで簪を固定して頂く事が出来ました。

 

髪の毛の長さの面で編み上げの形になって髷にはなりませんでしたが、編み上げた髪の毛の上に簪が綺麗に乗せられていて唐朝の貴族の女性のような雰囲気にして頂きました。 衣装の色目が落ち着いている事もあって漢服であると言う事を説明しなければ日本の奈良時代の女官の衣装にも見えるような感じにもなっています。

小道具の設定

 

小道具として貸し出された物はさしはと牡丹の花のランタンになります。 この時は荷姿を小型のスーツケースで纏められる量にしたかったと言う事で衣装体験では良く登場する琵琶も持参せずに私が持参した小道具も造花の花束のみになりましたが、それ以外の小道具は店舗側にある物を貸して頂く事にしました。

 

牡丹の花のランタンは他の店舗では余り見られない小道具ですが、リンダ店長の手作りの物になっていて柄の部分は樹脂製の菜箸を基にしていると言われていました。 さしはは私も欲しいとは思っていますがどのような店舗で購入出来るのかが分からないので私の手持ちの小道具には無い物になっています。

 

 

牡丹の花のランタンの基の物として使われている牡丹の花の造花は存在感があって良いと思っていましたが、これをランタンの形にしたと言うリンダ店長の感性は凄いと思いました。 こちらの小道具を見て影響された訳ではありませんでしたが、2023年の秋になって正月の時期の設定の造花が欲しくなって牡丹の造花を入れての造花の花束を作るようになった所があります。

 

牡丹の花のランタンも作ってみたい小道具の一つでリンダ店長には100円均一の店舗でもかなりの材料が揃うと言われました。 自宅アパートの近くにはダイソーがありますので材料費があればダイソーに行って小道具を作ろうかなと思いました。

カメラマンのスタッフによる撮影

 

現在の笑顔変身写真館での衣装体験は基本的には1着の衣装を着て撮影して頂く形ですが、撮影はベーシックプランの場合はプロカメラマンを兼任されているスタッフの方に撮影して頂けます。 私が訪問する時には基本的にはリンダ店長がおられる日程ですので、リンダ店長の撮影で色々と撮影をして頂きました。

 

リンダ店長のデジカメはニコンの一眼レフデジカメであると言う事は分かりましたが詳細の型番までは分からずでした。 私がスレッズに時々風景写真の作品を投稿していますが、その作品をリンダ店長も見て下さっていると言う事でカメラの話ではかなり盛り上がりました。

 

 

この時には1構図分の追加で3構図分の撮影をお願いしましたが、店舗側のご厚意で表情違いの写真も色々と撮影をして頂いて約45カット撮影して頂きました。 通常の場合ではベーシックプランでは約20カットの写真、1構図追加するごとに約10カット追加になると言う事でしたので約30カットの写真になりましたが、それよりも多くの枚数の写真を撮影して頂きました。

 

私の場合は限られた時間内での構図の作りが早いからなのか、表情が重複する写真が少なくて目つぶりしている写真のデータ以外は頂ける事もあって多めになっているようです。

 

撮影は手早くして頂けますが、スタッフの方は顔が綺麗に見える角度が分かるからなのか補整をしなくても綺麗な写真を撮影して頂けます。(こちらの記事で掲載している写真は少しだけ補整していますが、笑顔変身写真館さんのインスタグラムで掲載されている私の写真は補整していない状態の写真です)

 

 

座りでの構図の時には持参した造花の花束を持っての撮影をして頂きました。 こちらの造花の花束は過去には他の店舗での平安装束の衣装体験で使った事がありましたが、花の種類が洋花であったのか平安装束との相性で言えばどうかなと思う物がありましたが、この場で再登場する事が出来て良かったと思っています。

 

4月の時期に作った造花の花束で洋花に綿花と言う感じの組み合わせでしたが、こちらの衣装にはそれなりに合う雰囲気に仕上がりました。 こちらの造花の花束は当初は自宅に持ち帰ろうと思いましたが、荷物になると言う事もあって迷いましたが店舗側に寄贈をする事にしました。 店舗側には造花の小道具はありましたが造花の花束の小道具は少なかったからなのか有難く受け取って頂きました。

 

実際に撮影をして頂いた写真をデジカメの画面越しに見せて頂きましたが、どの写真も生き生きとした表情になっていて良い感じで仕上がっていると感じさせられました。 立ちでの構図も座りでの構図も全身の構図や上半身のみの構図等色々と撮影して頂いて撮れ高としても十分にありました。

まとめ

 

今年、2024年に入ってから変身店に行っての衣装体験と言う事は初めてになりましたが、実際に体験をしてスタッフの方と会話をする事が出来てこの点では大きな収穫がありました。 掲載している写真は上半身のみの構図や座りでの構図の物がありますが、全身の構図でも撮影して頂く事が出来ると言うのがこの点は自宅をスタジオ化しての背景布を取り付けた感じの衣装撮影と店舗に行って本格的に撮影をして頂く事との背景の大きさの違いや機材の違いが出ているのであるかなと感じました。

 

2023年6月以来の11か月振りの訪問になりましたが行って本当に良かったです。 近年では6月に笑顔変身写真館さん訪問月間として枠を取っていましたが、気温の上昇の絡みで1か月前倒しにしましたがそれで良かったと思っています。 笑顔変身写真館さんでの漢服の衣装体験は衣装が持ち込みの場合でも京都に出掛けて平安装束系の衣装体験をする事に比べると交通費等の諸費用がかなり安いのでこの点がお財布に優しいです。

 

今回の訪問でも自宅の整理を兼ねて衣装を数着寄贈しましたが、その寄贈した衣装が笑顔変身写真館さんで第二のキャリアを歩んで頂けたら良いかなと思っています。 日本の変身写真館の場合は男性の変身体験は女性の変身体験のカップルプランでの添え物的な印象が強いだけに個人的には男性の変身体験が充実したら良いのかなと思っています。