衣装体験の概要

体験日:2013年5月29日

時間:13時から15時

時代やさんのリクエストオーダーの戦国姫の腰巻姿

体験料金:15120円(税込)

衣装の内容について

戦国時代の姫を意識しての垂髪の髪型の腰巻姿。

小袖:薄黄色

打掛:紺色

実際に衣装を着付けられて

2013年5月29日、時代やさんにて戦国姫の腰巻姿の衣装体験をしてまいりました。 そもそも、何故に打掛の腰巻姿の衣装体験をしたかったと言う理由は、2013年5月3日に京都府亀岡市で開催された亀岡光秀まつりに正室熙子役で参加した際に用意された衣装があったのですが、この年の正室煕子役の衣装が打掛の腰巻姿では無くて通常の打掛姿として用意された事になります。
 
せめて衣装体験の世界だけでもその戦国姫の腰巻姿になりたかったと言うのがありますので、亀岡光秀まつりが終わって数日後に時代やさんに電話を掛けてその衣装の設定が存在するのかどうかを聞いてみた所、2013年の当時ではリクエストオーダーの形ではありましたが、その形で対応をされていると言う事を知ってそのまま予約をして衣装体験をする事になりました。

 

 

打掛は染め柄の物や織り柄の物等数種類から選ぶ事になりましたが、柄付け的にも雰囲気的にも大人っぽい雰囲気の白色と紺色の地色の物を選ぶ事になりました。 その事もあって戦国時代の姫絵巻と言うよりは奥方と言う感じです。

 

流石に念願の設定の衣装が体験出来たと言う事だけあってかなり満足しましたが、この時はキャンペーンの扱いではなくて通常の戦国時代の姫絵巻のプランの料金を支払っての衣装体験と言う事になります。 こちらの記事を再編集している2024年5月の現在では通常の戦国姫と腰巻姿との料金設定が異なりますが、2013年の当時では追加料金の設定ではない対応になっていました。

 

 

時代やさんの店舗の中に入るとゆか様が出迎えて下さって2階にある受付の部屋に案内されてから、プランの確認と打掛の設定を決めてから、1階のメイクの部屋に案内されてからメイクをして頂く事になりました。

 

メイクはゆか様にして頂きましたが、メイクをして頂いている時にはゆか様と亀岡光秀まつりの話題で色々と盛り上がったり京都とその周辺の地域の時代行列の情報の交換をしたりとしましたが、ゆか様を含めた時代やさんのスタッフの方には時代行列の現場で用意されている衣装との微妙な仕様の違いに関しても話が盛り上がる事になりました。

 

 

最初に下着が用意されて下着姿に着替えてからメイクをして頂いて、その後打掛の腰巻姿の着付けをして頂く形になりました。 打掛の詳細の仕様は白色と紺色の地色に贅沢な文様が施されていますが、後年になって時代やさんのインスタグラムに書かれていたので知る事になりましたが、慶長小袖と呼ばれる形式の小袖の文様で描かれている物が打掛として仕立てられた物になっています。

 

まずは襦袢が着付けられてから重ね襟が付けられて小袖が着付けられて腰紐で結ばれてから帯が結ばれていきました。 帯は橙色の物ですが、帯の種類は他の色の物があったのかは余り覚えていない状態でしたのでこの点の情報はまた戦国時代の姫絵巻の衣装体験をした際に調べたいと思っています。

 

 

この時は腰巻姿であると言う事で着付けはオーナーの方である中川先生と貴之様にして頂きました。 小袖を着付けて頂いて帯で結んでから、それを腰巻姿の基となる枕が付けられて打掛をその枕の部分に両袖を通してから腰の位置で打掛を腰紐で留められて行って細い帯で結ばれて仕上げられて短刀が差されてから着付けとしては完成する事になります。

 

打掛は紺色と白色の染め文様の物ですが、私がその時まで知らなかったとは言え、その打掛は比較的前の時代から存在していた物で良い雰囲気の物になっています。 打掛はこの時点で5、6枚存在していた記憶があります。

 

 

打掛、時代やさんでは戦国姫用と大奥用とお姫様用と吉野太夫用と花魁用と色々とありますが全部合わせると相当な枚数が存在するであろうと思います。 お姫様用の打掛と花魁用の打掛は汎用出来ないのですが、それ以外の打掛は一部で汎用されている事を後年になって知りましたので何らかの機会にそう言ったアレンジでも対応して頂こうかなと思っています。

 

髪型は通常の肩垂れや鬢削ぎが付けられている垂髪の物を用意して頂きましたが、こちらの記事を再編集している2024年5月の現在では結い変えや詳細の仕様の変更にも事前予約の形で対応して頂けますので機会があればそう言ったリクエストもして頂こうかなと思っています。

 

 

こちらの衣装体験をした2013年の当時ではリクエストオーダーをされる方は少なかったですが、幸運にも同時期に複数名の方が戦国姫の腰巻姿の衣装体験を希望されたのか、その数年後には戦国姫の腰巻姿が基本プランとして採用される事になって、通年で体験出来るようになりました。

 

こちらの記事を再編集している2024年の現在では過去のキャンペーンのリクエストオーダーをされる方も増えていてそう言った方の写真も時代やさんのインスタグラムにも掲載されている事があります。 時代やさんの場合ではインスタグラムの機能を活かす事が上手であると思いましたが、この点では時代衣装の着付けや結髪の技術力が高さを見せる事が出来ているのかなと感じました。

衣装の組み合わせのお勧めは

 

時代やさんの戦国時代の姫絵巻や腰巻姿の衣装体験の場合は構成される物で選べる物としては小袖と打掛になります。 小袖はこちらの記事を再編集している2024年5月の現在では白色の物と桜色の物の2枚が存在していますが、すっきりと見せたいのであれば白色の方を、着物着物している物が良いのであれば桜色の物を予約時に希望をして選ばれる事をお勧めします。

 

2013年の当時では薄黄色に箔の文様の付いている小袖が通常の戦国時代の姫絵巻の小袖の設定の扱いになっていましたが、近年ではその衣装を見る事が無いので現在では退役された衣装になっているのかなと思いました。

 

 

小袖はキャンペーンの時に限定の物が出される事もありますが、その時には限定の物を選ばれる事をお勧めします。 平安装束と比較すると組み合わせる物は少ないですが戦国時代の姫絵巻の場合でも大奥の場合でも選べる物は存在しています。

 

打掛も複数の物から選ぶ事が出来ますが、戦国時代の姫絵巻がキャンペーンとして発表された場合は高い確率で限定の打掛が用意されています。 選ばれる場合であるのなら限定の物がお勧めではありますが、通常時から置かれている物であるのならこの時に選んだ打掛や赤色の絞りの打掛がお勧めでしょうか。

 

どの打掛も豪華な物になっていて良いですが、平安装束で言う所の十二単の唐衣のような感じで戦国時代の姫絵巻の場合でも打掛は色々な物が存在しています。

メイクの設定

 

時代やさんの戦国時代の姫絵巻の衣装体験の時のメイクの設定は複数ありますが、ベースメイクの色としては白塗り、白めナチュラル、ナチュラルの3色存在しています。 ベースメイクの色の指定が無い場合は白塗りになります。 メイクに関しては目鼻立ちを派手な感じにお願いしますと希望しましたがそれ以外の設定に関しては完全にゆか様にお任せにして頂きました。

 

戦国時代の姫絵巻や腰巻姿の場合では基本的には白塗りのメイクの設定になると言う事をこの時に知りました。 戦国姫のメイクは時代行列の現場の場合では白めナチュラル系の色の設定が多いのですが、時代やさんの場合では白塗りが基本の設定になっているようでこの点では新鮮味がありました。

 

 

メイクはゆか様にして頂きました。 描き込みを派手にして頂く事のみを行ってその他の物に関しては完全にお任せでして頂きましたが、白塗りのベースメイクにアイメイクが派手めに施されて、口紅も明るめの赤色の物が塗られました。

 

アイメイクが派手めになっているのは私が過去に数回それを希望しての影響ですが、口紅は完全にゆか様の感性で描かれたと言う感じになります。 眉毛に関しては2013年の当時での流行を意識されているのか現在の時代やさんのメイクで描かれる眉毛と比較するとかなり細い眉毛の仕上がりになっています。 眉毛に関しては時代時代で描き方が変えられていっているのかなと思った次第です。

小道具の設定

 

時代やさんの戦国時代の姫絵巻や戦国姫の腰巻姿の衣装体験で店舗側の小道具で自由撮影の際に貸して頂けるのは六骨扇になります。 2013年5月の当時では小道具を意識して持参する考えがありませんでしたので小道具はその貸し出された六骨扇のみを使用して撮影をする事になりました。 嵩張る嵩張らないは別にしても何らかの小道具を持参した方が良いのかなと感じました。

 

2013年5月の当時では背景用の設えが無かった時代でしたが、もし、この時代に畳や几帳と言った背景用の設えがあれば写真の出来栄えもまた違って雰囲気的にも違った物があったのかなと思いました。

自由撮影

 

リクエストオーダープランでの衣装体験でしたのでスタジオ撮影は4構図分されますが、写真の見本を見せられてその中から4構図選んで撮影がされる形になりました。 店舗側の機材での撮影がされて写真の確認が終わってから手持ちのデジカメで撮影をして頂けるようになります。

 

スタジオ撮影として選んだ構図は立ちの構図が2構図、座りの構図が2構図になりましたが、仕上がりとしてはどれも良くなっています。 4構図分の写真が頂けるのですが紙媒体の写真のアルバムとして後日に自宅に送付して頂きました。

 

 

スタジオ撮影の構図の指導はゆか様にして頂きました。 その後は自由撮影になってその時間の時にも色々と構図を作っての撮影をして頂きましたので満足の行く戦国姫の腰巻姿の衣装体験の内容になりました。
 

自由撮影の時には手持ちのデジカメをその当時のスタッフの方であるともこ様に色々と撮影をして頂きました。 2013年5月の当時では畳が無かったので座りでの構図で撮影をして頂く時には壁紙の上にそのまま座る形になりましたが、後年になると毛氈や畳が追加されましたのでこの点では後年になって大道具も追加された事もあって再度の衣装体験をしてみたいと思うようになりました。

 

 

紺色と白色の織り柄の打掛と言う事で引き締まった感じの物になっていますが、垂髪の髪型に合っているであろう大人っぽい打掛を選んだのかなと思わせられる感じであります。

 

2013年5月の当時では体型的にも細かったのか重ね襟の閉じ方もきちんとしまっていましたが、この時の体型に戻そうと思ってこちらの記事を再編集している2024年5月の現在では緩くではありますが徒歩距離を増やす事での基礎運動をして身体を引き締めている状態です。 胸や腰の大きさや幅が出やすいのが戦国時代の姫絵巻の衣装ですがこの点は小袖と平安装束の単との身幅の違いに絡めての面が大きいですね。

まとめ

 

時代行列の世界で体験をしようと思ってその当時では体験出来なかった戦国姫の腰巻姿をこのような感じで衣装体験をしましたが、同時期に複数名の方が戦国姫の腰巻姿をリクエストオーダーされてその当時の時代やさんのブログでも紹介されていたのが現在でも記憶に残っています。
 
2013年5月の当時としては腰巻姿がリクエストオーダーのプランの扱いでしたが、現在は通常の基本プランとして対応されています。 以前から気になっていて念願であった打掛の腰巻姿の衣装体験が出来て一種の感動を覚えました。 色々な時代衣装が体験出来ると言う事で時代やさんは魅力的な所であると言う事を再認識した感じの衣装体験になりましたでしょうか。

 

時代やさんの場合は平安装束の衣装体験の印象が強いのですが、他の時代設定の衣装も豊富にあるので機会があればこの時の衣装体験のような感じで平安時代以外の時代設定の衣装体験もしていきたいです。

 

この当時では実家に住んでいた事もあって時代やさんまでは約2時間の距離でしたので気軽に行く事が出来ましたが、こちらの記事を再編集している2024年の現在では旅行の計画を作るか実家への用事のついで訪問でしか行く事が出来なくなっているだけに身近な形で時代やさんに行く事が出来ていた時代にもっと行けば良かったのかなと思いました。