夜分に失礼いたします、香澄真樹那です。 先日、2024年4月19日の話ですが、八重桜の撮影をする為に浜離宮恩賜庭園に行ってまいりました。 昨年も八重桜の時期に高級コンデジを持参して撮影に行きましたが、今年はミラーレス一眼デジカメと高級コンデジではないコンデジとの2台持ちでの行動になりました。

 

現在はミラーレス一眼デジカメで撮影した写真の編集の作業をしていますが、明らかに画質的にも良い物なのに私自身としてはコンデジで撮影した写真の方が好みであったりします。 コンデジ、高級コンデジではない普及モデルのコンデジですが、こちらの機材での不器用ながら撮影されて行く画が好みで写真の撮影の活動で時間に余裕がある時にはこちらの機材で撮影をする事もあります。

 

高級コンデジではないコンデジですので被写体ブレを起こす事も多々あるのですが、記録される画に味気があって独特の世界観の出ている物になっています。 一応、光学ズームも搭載されていますが、ズームを使うとピントが合わなくなりますので実質的には単焦点のカメラとして機能している状態です。

 

単純にピントが合って綺麗な写真を撮影したいのであれば高級コンデジやミラーレス一眼デジカメで撮影すれば良いのですが、不器用ながらも可愛いコンデジの魅力は改めて良い物であると感じさせられます。

 

コンデジは通常の撮影モードでの撮影は面白くないですのでトイカメラモードで撮影していますが、フィルムカメラで撮影をしたような手作り感のある画に仕上がってこの点が魅力です。 不器用で失敗写真も出るのですが綺麗に写ると本当に芸術的な写真に仕上がる所が魅力です。 数枚ではありますがそのコンデジで撮影した浜離宮恩賜庭園の八重桜の写真を掲載させて頂きたいと思います。

 

 

八重桜の花の球体が見えるような構図で撮影をしました。 背景にビルと言った現代的な物を入れていない、敢えて入れていない事で東京都内の風景に見えない雰囲気が出ていますが、八重桜の花の球体の距離の近さが浜離宮恩賜庭園の八重桜の魅力であるのかなと感じさせられます。 写真の微妙な色合いやトイカメラモードでの影の入り方が最新機種では作り出せない画になっているのかなと思います。

 

 

八重桜の花に近付いての撮影をしました。 トイカメラモードであるからなのかカメラ側の不具合であるのか光学ズームを使うとピントが合わないので実質的に単焦点のカメラになっていますが、前後の距離感が出ていて独特の仕上がりになっています。 最初にトイカメラモードで撮影した時には遊び感覚ではありましたが今時のミラーレス一眼デジカメでは表現出来ない物になっているのでこれがまた良いです。 被写体との距離が近いので都会の中の公園と言う雰囲気が出ていない所があります。

 

 

こちらの写真もお気に入りでしょうか。 八重桜の花びらが少し萎れていてバラの花びらのような雰囲気になっていますが、八重桜である事を書かなければ違う花に見えて来るだけに良い意味でだまし絵的な雰囲気のある写真に仕上がりました。

 

これらの写真を撮影したコンデジはキヤノンのIXY160と言う2016年に発売された機材ですが、同時期に発売された物で機能が似ている物で現在でも販売されている物はIXY650ですので恐らくはその機種でもこのような画で撮影出来るのかなと思いましたね。 後者の機材ではWi-Fi転送が出来るようになっていますのでSNSに撮って出しで掲載出来るのが魅力に感じました。

 

単純に芸術写真を撮影するのであればミラーレス一眼デジカメで撮影しますが、カメラ遊び的に面白いのはこのような良い意味で古くて不器用な機材でしょうか。 この時には持参していませんでしたが、デジタル一眼レフカメラのニコンD40も独特の色目の画が表現出来ますのでカメラ遊びをするのであれば古いデジカメが魅力的であるのかなと思います。

 

今時の機材で自由に表現出来る事も面白いのですが、限られた機能を活かして味のある写真を撮影する事もまた面白い物に感じました。 最も普及率が高くて短時間で綺麗に撮影出来るiPhoneのカメラ機能には無い物があるだけに、この点ではとてもカメラ遊びが面白いです。