近年、結婚式を挙げられる方が披露宴の場で黒色のウェディングドレスを着られる場合が増えて来ているようです。 良くある物としてはお色直しで黒色のカラードレスを着られる場合がありますが、中には挙式の場で黒色のウェディングドレスを着られる場合もあるそうです。

 

黒色のウェディングドレス、見た目としてはインパクトが強いように感じますが、日本の花嫁衣装としては伝統的な物としては黒引振袖が存在しているので日本の場合では黒色の花嫁衣装が馴染んでいる文化ですのでそれが洋装になったと言う感じに思えました。

 

黒引振袖は貞淑を表す衣装であると言われていて、黒色のウェディングドレスやカラードレスが持つ私は誰の色にも染まらないと言う意味合いにも通じているのかなと思いました。 和装では伝統的に黒色の花嫁衣装が存在していたと言う事で洋装がそれに追い付いて来たような印象でしょうか。

 

黒色のウェディングドレスは花嫁衣装として用いる場合はメイクの仕上げが難しいようですが、濃いメイクになると平成時代のゴスファッションのような威圧感のある雰囲気に見えて来て、かと言って薄いメイクになると顔の印象が弱くなると言う事でメイクの技術的な面で課題が出ているようです。 アイシャドウの色の選定が難しいかなと感じさせられます。

 

洋装のドレスの衣装体験を今後どれだけするのかは未定ですが、何らかの機会でソロフォトウェディングのような雰囲気のきちんとした店舗で撮影をして頂きたいですね。 それよりも撮影して頂きたいと思うのは少し触れている黒引振袖の着物での撮影になります。

 

 

写真は2012年に彦根城のお姫様変身体験で着付けて頂いた黒色の振袖ですが、これを婚礼用の黒引振袖で髪型を高島田の地毛結いで着る事が出来たら嬉しいと思っています。  何年後になるのかは分かりませんが華陽さんに行ってそのようなお仕度をして頂いてプロカメラマンの方に撮影をして頂きたいです。

 

黒色のウェディングドレスの話に戻しますが、令和時代の強い女性像と合った衣装であるのかなと言うのは感じさせられました。 私の周りで結婚式、披露宴をされる年齢の方がいないので近いうちに結婚式に招待される予定はありませんがそう言った衣装を着た花嫁の姿を何らかの機会で見る事が出来たら良いのかなと思っている状態です。

 

洋装の方が進んでいると言う印象がファッションの世界ではありますが、黒色の婚礼衣装に関しては和装の方が進んでいるのかなと言うのがありました。 思えば、白無垢が成立した武家社会の時代も洋装では白色のウェディングドレスが成立していなかったので婚礼衣装の文化に関しては和装の方が進んでいるのかもしれません。