変身体験の概要

体験日:2023年12月29日

時間:11時から14時

STUDIO心さんの椿雪姫の創作花魁

体験料金:23650円(税込)

全カット入りデータ追加料金:5500円(税込)

変身の内容について

雪の季節に咲いている椿を意識しての創作花魁姿で、髪型はウィッグで椿の花の簪を挿しての物。

実際に衣装を着付けられて

2023年12月29日、2023年の衣装体験や変身体験に絡めての活動の締めとして15年以上の付き合いがある友人と一緒にSTUDIO心さんに行って椿雪姫の創作花魁の変身体験をする事にしました。

 

この時にはSTUDIO心さんで期間限定で椿雪姫のキャンペーンが開催されていましたが、当初はその情報を知らなかったと言う事で狐の嫁入りプランの変身体験を計画していましたが、キャンペーンの情報を知って椿雪姫の創作花魁の変身体験をする事になりました。

 

心グループさんの店舗は関東地方ではエスペラント心南青山スタジオさんがありますが、今回の変身体験は京都にあるSTUDIO心さんで店舗が現在の嵐電嵐山駅の駅ビルの中に移転されてからは初めての訪問になりました。

 

STUDIO心さんは初代の一軒家の店舗の時代や2代目のビルの地下の店舗の時代から知っていますが、これにて初代から3代目の店舗まで全て訪問した形です。

 

 

STUDIO心さんの店舗の中に入るとスタッフの方が出て来られてプランの確認がされてから店舗の廊下を渡った所にあるロッカーの部屋に案内されてから襦袢が渡されて襦袢に着替えて、メイクの部屋に案内される形になりました。

 

STUDIO心さんでは入口のレジの近くに財布用のダイヤル式のロッカーが置かれていてそこに財布を入れてからロッカーの部屋で着替える形になっています。 貴重品の扱いに関してはしっかりとされている店舗であると言う印象が感じさせられました。

 

 

メイクが終わってから着付けがされますが、メイクの部屋で打掛を含めた全ての衣装が着付けられる事になりました。 通常の花魁変身のプランでは打掛はスタジオ撮影の時に着付けられる形式になっていますが、姫シリーズの打掛に関してはメイクの部屋にいる段階で着付けて頂けるのでこの点では美味しい変身体験であるのかなと感じさせられました。

 

帯と上帯は数種類ある中から自由に選ぶ事が出来ましたが、中着の薄黄色に合わせての上品な柄の帯を選んでその帯に合わせた桜色の上帯も一緒に選ばせて頂きました。

 

 

薄黄色の中着の基になっている着物は掛下でしょうか、生地もしっかりとしていて良くある花魁の変身体験にある小紋の着物や浴衣とは違った雰囲気の物になっています。 襟はこちらの椿雪姫用に作られた物であるのか掛下に付け襟が縫い付けられていてあたかも着物を重ねて着ているような雰囲気に着付けられました。

 

中着の着物の着付けは肩が出るような着付けも可能ではありますが、肩幅の事を考慮して肩が出ない着付けで着付けて頂く事にしました。 帯はまな板帯ではない物ですが地紋のしっかりとした帯ですので存在感のある物になっています。

 

 

帯の結び方は創作和装の結び方になっているのでしょうか、今時の新成人の振袖の帯の結び方のような個性的な結ばれ方になっています。 私のようなアラフォーの年齢では創作和装系の着付けでもない限りでは体験出来ない物になっているのかなと思いました。

 

2021年6月に体重が余りにも重くなっていて無理をしない程度に緩く体型を絞って来ましたが、約2年半で14kg痩せる事が出来たので我ながら良く頑張ったと思いました。 その事もあって帯を結ぶのに長さが足りないと言う事も起らなかった所が良かったです。

 

こちらの記事を書いている2024年3月の現在では2023年の12月の時点よりもさらに2kg痩せていますが、2024年の目標体重と言う事では後3kg痩せて洋装のドレスの衣装体験をしたいと思っています。

 

 

椿雪姫ですので椿を意識してなのかウィッグが付けられてからは椿の簪が挿される形になりました。 頭に椿の簪を挿されると本当に豪華な髪型になりましたが椿の花の姫になったような気分になりますね。 メイクのスタッフの方が言われるには姫シリーズの簪では最も重い物であるそうですが、私の場合は重さよりも椿の簪の横幅感で壁にぶつけないように気を付けるような感覚になりました。

 

こちらの椿雪姫のキャンペーンが最初に発表されたのは2018年で店舗もエスペラント心京都岡崎スタジオさんでしたが、エスペラント心京都岡崎スタジオさんとSTUDIO心さんとの店舗の違いがあるとは言え5年の月日が経過してそれが体験出来ると言う事で個人的には嬉しかったです。

 

 

打掛はオーガンジーの物になっていますが、婚礼用のオーガンジー打掛そのままではなく、レースの生地の飾りが付けられていたりで衣装のデザインでかなりこだわりを持たれている物になっているのかなと思いました。 オーガンジー打掛、少し前の時代の花嫁衣装では存在していましたが、私が挙式した時代には余り見られなくなってそれが久しい状態になっています。

 

創作花魁系の作品は心グループさんのスタッフの方が衣装を着ている姿のイラストが描かれて実現出来そうな物を絞り込んで採用をして衣装もスタッフの方によって作られていると言う事を教えて頂きました。

 

近年では着物警察と言う言葉があって礼装の和装の着付け方とはかなり異なりますが、変身写真や創作和装と言う意味ではこのような着付け方でも十分に作品として通じるのかなと思いましたね。 これはこれで可愛い物に仕上がっていると感じました。

メイクの設定

 

襦袢への着替えが済むと最初にメイクがされると言う事でメイクの部屋に案内される事になりました。 メイクを担当して頂いたスタッフの方は富田様になります。 富田様にiPadで椿雪姫の見本のモデルの写真を見せて頂いた時に丁度、黒色のウィッグを付けている椿雪姫の写真がありましたのでその写真と同じような感じでメイクをして頂く事になりました。

 

椿の姫が設定であると言う事でしたが、メイクの仕上がりとして目元がつり目の方が良いのかたれ目の方が良いのかの希望を聞かれる事になりましたが、私の場合はどちらかと言われるとつり目になりやすいので可愛くして頂きたいと言う事でたれ目を意識してメイクして頂く事になりました。

 

 

最初にベースメイクとしての白塗りがされて行きますが、鬢漬け油の下地の白粉の白塗りとは異なって洋メイクの白塗りでしたので手早くされて行きました。 鬢漬け油や歌舞伎油を引く伝統的な白塗りメイクとは異なっていて仕上がるまでの時間が早い物になっています。

 

下地クリームで皮膚の色の微調整をして頂いてのその上からの白塗りでしたが、5分程度の時間で塗られたと言う事で現代のメイクの進化も感じさせられたのかなと思いましたね。 その後はチークカラーも塗られて行きましたが、ベースメイクは手早く仕上げられてその後はアイメイクをして頂く事になりました。

 

 

アイメイクはベースメイクとは逆に時間を掛けて仕上げられる形になりました。 最初のアイシャドウやアイブロウの時は手早く塗って頂きましたが、その後の付け睫毛の重なり方等で何度も調整されて、合わせると3枚重ねの付け睫毛になりましたが、左右で均等に重ねられているのか何度も確認がされてから目元の仕上げのメイクの入って行く事になりました。

 

アイブロウは赤色と茶色と黒色のパウダーで塗られて行きましたが地の眉毛とも綺麗に馴染んでいてこの点では良かったです。 付け睫毛を付けられてからはアイメイクの仕上げをされて行って、心グループさんの店舗が得意とされているダブルラインの仕上げになりました。 赤色のアイラインやダブルラインの所は口紅をならして紅筆で描かれて行きましたが丁寧に仕上げられました。

 

口紅は最初に色の付いていないリップグロスが塗られて、その上に赤色のアイシャドウが塗られてから複数の色の口紅を透明の板で混ぜて理想の色に仕上げて行って塗られて行きました。 柔らかな口紅の描き方の技法がこの場で学べましたが今後のメイクの技術で参考になったらと言う思いがありました。

 

メイクが仕上げられるとウィッグが付けられましたが、髪型や雰囲気を見て最初から黒色のウィッグにしようと思っていましたがそれを選んで大正解の内容になりました。 ウィッグが付けられてから簪が付けられての感性になります。 原形を留めない変わり映えに流石は心グループさんの店舗での変身体験かなと感じさせられました。 その後は着付けがされて、打掛を含めた全ての物を着付けて頂いてからスタジオ撮影をして頂く事になりました。

小道具の設定

 

小道具として用意されたのは椿の造花と和傘と能面風の面になります。 心グループさんの店舗の通常の変身体験のプランの場合は小道具の持参は可能ですが、この時はキャンペーンでの対応でしたので小道具の持ち込みは不可能になっています。

 

花魁系の変身体験ではありましたが、定番とされている煙管はこちらの猫又花魁の変身体験の場合では用いられなかった形になります。 能面風の面は姫シリーズの作品によっては違う物が使われていたりでこの点ではそれぞれの衣装に合わせての物になっているのかなと思いました。

 

 

和傘の仕様は2018年のエスペラント心京都岡崎スタジオさんで使われた物とは異なる物が用意されていましたがこちらの物も味があって良いと思いました。 和傘の見た目から考えると舞妓変身のプランの小道具で使われている物と汎用されているように見えましたが、店舗が異なると小道具の設定も若干違って来ているように感じさせられました。

 

能面風の面の絵や文字は心グループさんのメイクスタッフの方が描かれたと言うオリジナリティーの高い物になっているだけに他の店舗では真似出来ないような仕上がりになっていました。

プロカメラマン撮影

 

撮影はカメラマンのスタッフの方の機材でして下さります。 一眼レフのデジカメで照明も当てながら丁寧に撮影をして頂きました。 照明機材が良いのか複数の機材を細かく動かしながら理想の角度を作って頂いての撮影をして頂けます。 椿雪姫の創作花魁の撮影の場合は一眼レフのデジカメのレンズに梅の造花が掛けられての前景のぼかしがされての物でしたので丁寧に同じ構図を何度も撮影して頂けました。

カメラマンのスタッフの方は以前、2015年にSTUDIO心さんに訪問した際に対応して下さった崎枝様で約8年振りの再会でも私の事を覚えて下さっていたのか嬉しい再会になりました。

 

 

構図は色々と組まれて行きましたが、一眼レフのデジカメのレンズに梅の造花を掛けての撮影でしたので技術的に難しいのか被写体ぶれが発生しないように丁寧に何度もシャッターを切って頂けました。

 

前後の距離感を出す為のピントの合わせ方が難しいのか前景の梅の造花をぼかして赤い色のフィルターを掛けたような効果を出す技術力の高さが出ているのかなと思いました。 このような造花の花をレンズに掛けるような撮影技術は台湾の変身写真館でも見られますが現在では日本国内でもそのような撮影技術が体感出来るのかなと思うと時代の進化を感じさせられました。

 

 

スタジオ撮影の写真では打掛を着てますが、メイクが終了してから着付けて頂いてスタジオ撮影の構図ごとに裾を動かして頂いての撮影になりました。 打掛はオーガンジーの物が使われていますがオーガンジー打掛の飾りになっているレースの生地も綺麗に出ていてこの点ではデジカメの解像度の高さの賜物であるのかなと感じさせられました。

 

立ちでの構図であったり座りでの構図であったり上半身のみの構図であったりと色々な構図を作って頂いて撮影して頂きましたが、崎枝様との撮影の時間は色々な構図で撮影をして頂いて楽しい時間を過ごす事が出来ました。 心グループさんの変身体験の写真の撮影時間としては長めに感じられましたが、椿雪姫の創作花魁の作品作りの面で高い撮影技術が必要とされているのかなと言うのがありました。

 

今回は椿雪姫の変身体験でしたが、機会が出来た際には別の変身体験もしたいと思いました。 個人的には姫シリーズの後に発表された妃シリーズが復活されて頂きたいです。 彼花妃や菊宮妃の創作花魁には高い興味を持っています。

まとめ

 

2023年では最後の衣装体験や変身体験に絡めての活動になりましたが、最後を締め括ると言う意味では派手に化けた椿雪姫の創作花魁の変身体験を選んで良かったです。

 

心グループさんの店舗での姫シリーズと言われている変身体験でしたが、以前に発表されていた時に体験したかったのですが、2023年になって季節ごとに復刻されていて私が京都に出掛ける時に丁度、冬の時期になって椿雪姫の創作花魁が限定復刻されていましたのでそれを体験する事になりましたが、想像していた以上に派手に仕上がって流石は心グループさんの創作花魁の作品であるのかなと感じさせられました。

 

心グループさんの店舗での変身体験は2022年9月のエスペラント心南青山スタジオさんでの猫又花魁以来で1年3か月振りでしたが、久し振りに変身体験が出来て良かったと思います。

 

写真の枚数としては明らかに30カット以上撮影して頂いていますが、カメラマンのスタッフの崎枝様に30カットに編集されてダウンロードのURLが書かれたメールが送付されてのお渡しになりました。 URLの送付はLINEでも可能ですがどちらの場合でも写真の解像度が下げられる形もなくで良い状態の写真をその日のうちに頂く事が出来ました。

 

椿雪姫の創作花魁の変わり映えと言いメイクや衣装の雰囲気と言いとても素晴らしかったので変身体験の体験記の記事に留まらずフォトブックの形にしたいと思っていますが、資金的に余裕が出て来たらその時には外注で椿雪姫の創作花魁の変身体験のフォトブックを作ってみたいです。