衣装体験の概要

体験日:2018年1月4日

時間:12時から12時30分

スタジオ丹青楼さんのタンウィチョゴリ

体験料金:2160円(税込)

衣装の内容について

韓国の伝統衣装のタンウィチョゴリ。

上衣:緑色

裙:桃色

実際に衣装を着付けられて

2018年1月4日、スタジオ丹青楼さんでのタンウィチョゴリの衣装体験での2着目の物になります。 1着目のタンウィチョゴリの衣装体験はその当時の新作の衣装である青色のタンウィと呼ばれる上衣と赤色の裙が合わさった物を選びましたが、2着目のタンウィチョゴリは韓流時代劇のトンイの主役を意識した緑色のタンウィと桃色の裙が合わさった物を選びました。
 
こちらのタンウィチョゴリは2017年の後半から2018年の前半にかけてのその当時のスタジオ丹青楼さんのウェブサイトで派手に取り上げられていた衣装になりますが、店長の方が言われるにはその衣装を発注された際にどのような体型の方でも着られるように大きめのサイズの設定で作って頂いたとの事でした。

 

 

衣装体験の料金が韓服1着につき2160円(税込)であると言う事でお財布に優しい衣装体験ですので店舗を営業して頂いたのに1着のみ体験するのはどうかなと思って、最初から複数の衣装を体験する予定でしたが、まずは実際に衣装体験をする為の韓服を決める事にしました。
 
2015年8月に訪問をしてから入荷した新作の衣装から選ぶ予定ではありましたが、店長の方に色々と新作の韓服を教えて頂きました。 約2年半の時間が開いていましたがその間にも色々な衣装が入荷されていてそう言った物を見ていても楽しかったです。

 

 

ノリゲと呼ばれる腰飾りは特別に意識した訳ではありませんが、店長の方に勧められるがままにタンウィチョゴリ向けの長い物を用意して頂きました。
 
店長の方が言われるには長いノリゲはタンウィチョゴリ向け、短いノリゲはチマチョゴリや子供用の衣装向けになっているとの事です。
 
こちらの衣装が2018年での2着目の衣装体験になりますが、2018年の上半期での衣装体験の中では印象の強い内容に感じました。

 

 

こちらの衣装の元々の題材になっている韓流時代劇のトンイは触り程度に見ただけでしたが時代設定としては正祖(イ・サン)の祖父の英祖の幼少期の時代であると言う事を後日談で知ってその時代の設定であると言う事でそれとなく日本の歴史に置き換えるとどの時代の物であるのかなと分かった次第になります。
 
前回の記事にもありますが、衣装体験の料金が韓服1着につき2160円であると言う事でお財布に優しい衣装体験になっています。 こちらの記事を再編集している2024年の現在では衣装体験で2000円前後の内容の物は店舗系の場所では殆ど無いだけに2018年の当時の物価が安かったのかなと感じさせられました。

 

 

トンイが英祖の母親であると言う事で王の側室と言う設定もありましたので、髪飾りとして既婚者の設定のピニョと呼ばれるかぎ針のような簪を青色の上衣のタンウィチョゴリの時に引き続けられるような感じで使わせて頂く事にしました。
 
3着選んだと言う事で3着分の韓服の衣装体験の記事を書く形になりますが、2着目の衣装としてその当時に存在していたスタジオ丹青楼さんのウェブサイトを見て私自身が気になっていて選んだ物になります。

 

 

上衣が緑色の物になっていますが、韓流時代劇の衣装を参考にされて作られた物であると言う事で良くあるタンウィチョゴリの上衣にあるような胸元の丸紋の刺繍が入っていない物になっています。 裙は桃色の物が合わせられていて全体的な感じで見ても韓流時代劇で登場するような雰囲気の物になっています。
 
韓流時代劇の衣装と言われると良くある尚宮風の派手なカチェと呼ばれるかつらが用意されたタンウィチョゴリが連想されますが、それに負けず劣らず良い雰囲気が出ていると感じました。

 

 

1着目の衣装を脱いでソッチマと呼ばれるチマチョゴリやタンウィチョゴリに合わせる下着の状態になってから、その上に裙を着てノリゲを付けて最後にタンウィを着て完成になります。
 
撮影が開始される前に店長の方にタンウィのオッコルム(結び目)を整えられましたが、着付けとして完成したら撮影をして頂くスタジオに案内されました。 こちらの店舗の場合では着付けは案内のボードを見ながら自力で着替える形式になっていますが、最後のオッコルムの結びの所は店長の方に結んで頂けますのでチマチョゴリやタンウィチョゴリの結び目はきちんとした仕上がりになります。

メイクの設定

 

こちらの店舗ではメイクの設定はありませんので、予め自宅でメイクしてからの訪問になりました。 通常の洋服の時のメイクより濃いめのメイクに仕上げましたが、自力でのメイクですのでその時その時の流行に左右されるような感じになっています。 眉毛は意識的に濃いめに描きましたが、それでも眉毛の幅が細くて曲線的な物になっていると言うのが2018年の当時のメイクの特徴であるのかなと感じさせられます。

 

2018年の当時では韓国風のメイクが流行するとは思わずでしたが、こちらの記事を再編集している2024年の現在では韓国風のメイクであるオルチャンメイクも定番化しているのでそれも再現したいと思っています。

 

 

メイクは自力でする設定ですが、ヘアセットも自力でする設定になっています。 ヘアアクセサリーはスタジオ丹青楼さんの店舗に色々と置かれていて、簡単な机と椅子と鏡が置かれていてその場所で髪型を整えてヘアアクセサリーを付けてヘアセットもする形になりました。

 

机には資料としての韓服のモデルの写真集も置かれていてそれを見ながら髪型を整える形になりました。 ヘアアクセサリーはピニョと呼ばれる簪の他ペシテンギと呼ばれる額当てや纏め髪のヘアピースと言った物もあって髪の毛が短い方でも楽しめるような物の取り揃えになっています。

 

 

かつらこそはありませんがヘアアクセサリーが色々と揃えられていると言う事で韓服の持つ雰囲気に合う髪型にする事が出来ましたでしょうか。 こちらのスタジオ丹青楼さんは鶴橋コリアタウンに観光で来られた方向けに営業されている店舗でしたが、衣装体験や変身体験で繋がっている友人や知人の方も来られている店舗で充実した内容での衣装体験が楽しめた事が良い経験になりました。 体験料金が良心的ですが衣装とヘアアクセサリーが付いて2160円なら上出来に感じさせられました。 衣装と装飾品が全て付けられたと言う事でこれで完成した見た目になります。

小道具の設定 

 

小道具としては韓国扇子も用意される事になりました。 韓国扇子は時代行列の世界で言えば四天王寺ワッソinなにわの宮での舞の舞台で使われているような雰囲気の物ですが、殆どそれと同じ仕様の物が用意されたのではと思いました。 扇子は国によって細かい部分の装飾が違いますが基になっている構造では日本の扇と共通する所があるのかなと思いました。

 

私は過去には2011年に韓国に旅行した事がありますがその時には韓国の現地の方からお土産として韓国団扇を頂いた事がありましたのでその韓国団扇と造花の花束を小道具として持参する事になりました。

 

 

持参して来た韓国団扇や造花の花束を使って色々な構図を作って撮影をした形になっています。 店舗側の小道具としては韓国扇子がありましたので何も持参していない時にはそう言った物を貸して頂けるのでこの点では安心して衣装体験をする事が出来る店舗でしょうか。

 

体験料金に対して背景の設えが充実している、少し前の時期に背景の設えが改装されたと言う事でどのような背景になっているのかが気になりましたが、背景が本格的な韓国の屋敷を意識された物になったのに対して衣装体験の料金は2160円と据え置きでしたので、この点がとても良心的な店舗であると思います。

自由撮影 

 

撮影用のスタジオはスタジオ丹青楼さんの建物の3階にありますが、この時には改装されていたのか撮影用の背景としては韓国屏風が壁面に合わせて置かれていて、座りでの構図の撮影用として韓国から取り寄せられた家具や椅子が用意されていました。
 
設えを見ていて本場韓国の雰囲気を出そうとしているのかなと感じさせられましたが、日本国内でお手軽に韓国旅行の気分が味わえるような雰囲気を一生懸命に作っているのかなと言うのが伝わって来ました。

 

 

この時は撮影用の小道具を持参していたと言う事で、正月の時期らしい造花の花束や韓国団扇を持参して立ちでの構図や座りでの構図と言う感じで思い思いに構図を作っては店長の方に撮影して頂きました。

 

手持ちのデジカメはコンデジで店舗側に補助照明的な物はありませんが、それなりに綺麗に写真を撮影する事が可能です。 デジカメやスマートフォンと言う感じで店長の方に渡すと色々と撮影をして頂けるのでこの点ではサービスが行き届いている店舗であると言うのが感じさせられました。

 

 

立ちでの構図向けの設えと座りでの構図の設えと言う感じで2種類の背景の設えが設定されてのスタジオではありましたが、どちらの背景でも満足の行く撮影が出来るのではと思いました。 こちらの衣装の場合は立ちでの構図よりも座りでの構図で威厳を持っているような雰囲気で撮影した方が良いのかもしれませんが、雰囲気が少しでも伝わると良いかなと思っています。
  
私自身は韓流時代劇も好きなのですが、私の周囲の方でそのような題材の映像作品に興味を持つ方が少ないのか情報が得られないので、近年ではインスタグラムに投稿されている写真を見ながら参考にしている状態です。

まとめ

 

韓服の衣装体験ではありますが、体験用の衣装の質としては良い意味で日本品質になっているのかなと感じさせられました。 こちらのスタジオ丹青楼さんは京都ではなくて大阪にある店舗ですが、衣装体験や変身体験の場での衣装の質の評価としては日本品質や京都品質と呼ばれる物が最も良い評価であるのかなと長年の経験でそう思うようになりました。

 

こちらの店舗の場合ではメイクやかつらこそありませんが衣装とアクセサリーが含められて2160円であるのならかなり割安な料金で韓服が体験出来ると感じました。 体験用のプランですのでメイクはありませんが、メイクの設定がされていない所でもこれだけしっかりとした設定の衣装が体験出来るのであれば有難い店舗であったと感じさせられましたでしょうか。

 

こちらの記事を再編集している2024年3月の現在では韓服の衣装体験は形の上では卒業していますが、久し振りにこのような写真を見ていたら韓服の衣装体験も良いのかなと思わせられる物になりました。

 
2着目の緑色の上衣のタンウィチョゴリでの撮影が終了してからはスタジオ丹青楼さんの2階の着付けの部屋に行ってスタッフの方に用意して頂いた3着目の衣装に着替える事になりました。