夜分に失礼いたします、香澄真樹那です。 本来、2024年5月の黄金週間の時期に京都府への旅行に出掛けてその際には時代やさんに訪問をする予定でありました。 少し前の記事にもあります通り、その時期の旅行を夫に猛反対されたと言う事で関東地方の日帰り圏内の場所で何らかの衣装体験や変身体験をしようと思うようになりました。

 

関東地方の変身店は花魁系の変身体験はあるのですが、平安装束系の衣装体験が出来る所でと考えていると店舗数も少なくて、関東地方の平安装束の衣装体験の趣味の方の個人のウェブサイトやブログを見ていても、例に挙げると埼玉県立歴史と民俗の博物館さんや早稲田大学装束研究会さんと言った学術施設系のかつらやウィッグの設定の無い衣装体験の情報を掲載されている方が大半で、店舗系の場所に行って体験される方はやはりと言いますか京都の変身店や装束店に行かれる傾向があります。

 

メイクとかつらが付いている本格的な衣装体験をしたいのであればどうしても京都の変身店や装束店に行く必要があるのかなと思っていて、折角、今年のNHK大河ドラマが平安時代を題材にした「光る君へ」なのにその時に京都に出掛けての衣装体験が出来ない状態になっていると言う事で無い知恵を絞ってどのようにすれば良いのかと考えていました。

 

以前に複数回訪問をした兵庫県にある女人舞楽原笙会さんのウェブサイトを過去に見た時に、「不定期ではありますが、東京都内での衣装体験も可能です。」と書かれていたのを思い出して料金体系に関しての問い合わせのメールを送る事になりました。

 

メールを送信してから1日程で返信を頂けましたが、女人舞楽原笙会さんの先生の方が東京に出張されている時に日程を合わせる事で衣装体験が可能で、背景の設えに関しては公民館の和室をそのまま使用されていると言う事ですが、茶道教室で良く使われているような床の間の付いている和室になっていて、良くある学術施設系の衣装体験のような雑多とした背景にはなっていないと言う事でそれなら東京都内での衣装体験をしても十分な仕上がりになると言う事が分かりました。

 

衣装体験の体験費用に衣装の宅配便での運搬費、駐車場代、ガソリン代、スタッフの方の交通費(基本的には2名分)が上乗せになると言う事でしたが体験費用本体に関しては兵庫県にある女人舞楽原笙会さんに事務局での物と変化が無い形になっています。

 

宅配便での運搬費に関しては箱の単位での物になりますので、1個口なら1個口分、2個口なら2個口分になって来るとの事でした。 衣装の設定で太刀と言ったスーツケースに入らないような物が加わるとその個口分が追加になるようです。

 

運搬費やスタッフの方の交通費の事を考慮すると一度に複数の衣装を体験する方が1着当たりの料金が安くなる料金体系になっていますね。 1日で時間が許される範囲で多くの衣装を体験したら料金の割増率も少なくなって来るようです。

 

そもそも思い立ったように女人舞楽原笙会さんの存在を思い出したのかと言われると、時代やさんが2023年の特別衣装で闕腋の袍キャンペーンを開催されていたのですが、その衣装と似ている物が女人舞楽原笙会さんで体験出来る青海波の衣装で頭飾りを冠にすれば仕様が近い物になるのでそれを体験したいと言う事もあって女人舞楽原笙会さんの存在を頭の片隅に置いていた事になります。

 

 

写真は2015年10月に女人舞楽原笙会さんで衣装体験をした青海波の物ですが、頭に被っている物が鳥兜では無く冠になると時代やさんの2023年の特別衣装の闕腋の袍キャンペーンの時とほぼ同じ仕様の衣装になります。 時代やさんでそれが発表された時には日程の都合で体験出来なかったと言う事で良く似た仕様の衣装が存在している女人舞楽原笙会さんの青海波の衣装を再度体験したくなったと言いますかそのような感じになります。

 

平安装束、主に舞楽装束になりますが、私がまだ体験していなかった迦陵頻の存在もあってさらに五節舞の衣装も体験してみたいと思っていた事があったのですがそう言った物が東京都内で体験出来るのであればこれだけ有難い事は無い形になります。

 

京都に行く為の交通費や宿泊費が掛からなくなった事もありますが、その時に舞妓の変身体験も予約していてその分の費用も掛からなくなったと言う事もあってそれなら、女人舞楽原笙会さんの東京都内で衣装体験をする費用の調整が出来るのかなと思いました。

 

女人舞楽原笙会さんの先生の方のスケジュールに合わせる必要が出て来ますが、それでも東京都内で体験出来る事だけでも嬉しい情報ですので、今後はその形での衣装体験も検討をしてみようと思っています。