衣装体験の概要

体験日:2013年12月21日

時間:13時30分から15時30分

時代やさんの袿姿キャンペーン

体験料金:10500円(税込)

写真追加料金:1050円(税込)

衣装の内容について

平安時代の女性の常装を設定しての袿姿。

小袖:白色

袴:濃色の長袴

単:赤色

袿:紫色

実際に衣装を着付けられて

2013年12月21日、時代やさんにて袿姿キャンペーンが開催されていましたので袿の衣装体験をする事になりました。 この時は2013年の源氏物語シリーズ第三弾と題してのキャンペーンとしての企画で行われた関係もあって、袿以外には小直衣も用意される事になりました。
 

思えばこの時に訪問が後に夫になる人との初訪問になりましたでしょうか。 まずは受付のある2階に上がってから個人情報等の必要事項を記入する紙が用意されてそれに

書き込んでからスタジオ写真の構図を選ぶ事になりました。 この時はキャンペーンでの衣装体験でしたので1構図分のスタジオ写真の構図を選ぶのですが、後に夫になる人との記念の4枚台紙のアルバムにしようと思ってそれぞれ1構図分の追加をしての物になりました。

 

 

袿の色目は紫色の物でしたが、以前は静御前プランの鎌倉時代の設定の袿で使われていた物になります。 鎌倉時代の設定の袿として使われる場合は中着が小袖になって短刀が腰帯の位置に付けられて、単や長袴が無い設定になりますが、平安時代の設定の袿ですので小袖に長袴が着付けられて単が着付けられてから袿が着付けられる形になります。 この時はキャンペーンの料金の設定で袿の衣装体験をする事が出来ました。

 

 

受付が終わると下着類が渡されてから1階のメイクの部屋に案内されて下着姿になってからメイクがされる事になりました。 この時には私がゆか様に後に夫になる人がともこ様にメイクをして頂いていました。 後に夫になる人はドーランと言った塗り物を含めてのフルメイクは初めての体験になりましたがこれはこれで面白いと言っていました。 後に夫になる人はメイクでの変わり映えが凄かったのですがこの点では流石は時代やさんのメイクの造りであると感じさせられました。

 

 

下着姿に着替えてからメイクをして頂いて、その後袿の着付けをして頂く形になりました。 袿の詳細の仕様は白小袖が着付けられてから濃色の長袴を穿かせて頂いて、単が用意されましたので着付けて頂く事になりました。 単は赤色の物になっています。 単を着付けてからはおめりと中陪のある袿を着付けて頂きましたが、袿はおめりと二枚の中陪で三枚仕立ての重ね合わせの仕立てになっていました。

 

 

袿が着付けられた時点で衣装の着付けとしては完成になります。 気持ち的には若いのですが、こちらの衣装を着付けて頂いた時はまだ35歳でしたが、アラサーの年齢からアラフォーの年齢に上がると言う事を考慮すると年齢相応の平安装束ともなるとこのような感じで落ち着いた色目の方が良いのかなと感じるようになりました。 平安装束と言われると十二単の印象が強いですが袿は袿で着ていて肩に負担が掛からないのでこれはこれでかなり良い物になっています。

 

 

衣装が着付けられると最後にかつらを付けて頂きましたが、今回のかつらは後で結われている通常の垂髪のかつらが用意されました。 かつらの垂髪の具合が何ともなく良い物になっていて結髪の状態も良いのかなと感じさせられました。 結髪のスタッフの方に出会うのはこの時よりも先の時期になりますが、結髪の技術に対してのこだわりが時代やさんのSNSに書かれていてこの点では流石であると感じました。

 

 

檜扇は平安時代式の房紐の地味な物が用意されましたが上品な絵が描かれている檜扇になっています。 袿を着付けて頂いてからは衣装の付属品である檜扇を使いながら色々な構図で撮影をして頂きました。 着付けに掛かった時間としては約15分でしょうか、紫色の落ち着いた感じで纏められた袿姿になる事が出来ました。 今回の衣装体験では設えとしては脇息と茵(しとね)を用意して頂きました。 こちらの記事を再編集している2023年11月の時点ではこれらの設えの追加料金は掛からない設定になっていますが、藤の背景や紅葉の背景等一部の背景に関しては追加料金の掛かる物もあります。

衣装の組み合わせのお勧めは

 

時代やさんの袿は一部の仕様の物以外に関しては事前に予約する必要がありませんが、基本的な物は通常時に置かれています。 この時のキャンペーンでは通常時に用意されている衣装でしたので事前の予約は必要ありませんが、一部の長袴はキャンペーンやリクエストオーダーでのみ対応されている物が置かれています。 袿は通常時では平安時代の設定と鎌倉時代の両方の設定が選べるので予約時に希望を伝える事をお勧めします。

 

 

お勧めの衣装としてはこちらの紫色の袿や青色の袿になります。 後年になって新作の袿が何枚も入っているので、こちらの記事を再編集している2023年の時点では選べる物も増えましたが、こちらの紫色の袿は有職文様が比翼紋になっている所が特徴であるのかなと思いました。

 

比翼紋の袿であると言うのがこちらの袿は当初は鎌倉時代の設定の袿として使われていた物であったのかなと感じさせられました。 袿の枚数は後年になって増えましたが平安時代らしい有職文様の物もありますので何度も訪問して体験されても楽しむ事が出来るのではと感じます。

メイクの設定

 

時代やさんの平安装束の衣装体験の時のメイクの設定は複数ありますが、ベースメイクの色としては白塗り、白めナチュラル、ナチュラルの3色存在しています。 ベースメイクの色の指定が無い場合は白塗りになります。

 

鬢漬け油を引いてのメイクで濃厚な白塗りが塗られてアイラインや眉毛をくっきりと描いて頂いてのしっかりとしたメイクになっています。 通常の大人の女性の設定のメイクではアイラインが強めに描かれる傾向があるようですが、その当時では強めの顔立ちが好きだったのですがこちらの記事を再編集している2023年の現在では優しい顔立ちの方が好みになっています。

 

 

この時のメイクは私はゆか様に後に夫になる人はともこ様にメイクをして頂きました。 ゆか様のメイクはお客様の顔立ちを理解して頂いての誰にでも似合うような感じに仕上げられるので安心してメイクをして頂けます。

 

時代やさんのメイクですのでがっちりとしたメイクになりますが衣装体験と言う意味で考えるとこれだけ本格的なメイクをして頂けると顔が衣装に負けないのでこの点ではメイクの力は凄いと思いました。 メイクされている状態の後に夫となる人の写真を後年になって掲載する事になりましたがともこ様のメイクもしっかりとしていて仕上げとしても良い物になっています。

小道具の設定

 

小道具はこの時は特に持参していませんでしたが、時代やさんの店舗側から撮影用の小道具として檜扇と鼓を用意して頂きました。 檜扇は平安時代式の房紐が派手に付いていない形式の物ですが、白塗りの地色の上に松の絵が描かれていて女性神職の方が持たれているような檜扇と似ている雰囲気が出ている物になっています。 こちらの記事を再編集している2023年の現在では時代やさんに訪問する時には檜扇は自前の物を持参していますので、現在の時代やさんの檜扇はどのような物が用意されるのかと言われると余り分からない所があります。

自由撮影

 

着付けが完成するとスタジオ写真の撮影をする為に照明等の機材が用意されてその時にゆか様が来られて構図を作って一眼レフのデジカメで撮影をして頂きました。 キャンペーンの時は通常はスタジオ写真は1枚撮影されますが、この時には1構図追加しましたので2構図分撮影して頂きましたが、その後は自由撮影になってその時間の時にも檜扇を使って色々と構図を作っての撮影をして頂く事になりました。 スタジオ写真の時には座りでの構図の時に鼓を小道具として用意して頂けました。

 

 

スタジオ写真の構図としては2構図ですが座りでの構図の写真の時には表情違いの写真も1枚撮影して頂けました。 照明器具を付けている状態と室内の照明に切り替えた時の違いと言う感じなのでしょうか、その点は余り良く分かりませんでしたがスタジオ写真と表情違いの写真を1枚撮影をして頂けてこの点の収穫としては大きな物がありました。

 

 

時代やさんは後年になってからは背景用の設えが用意される事もありますが、2013年の当時では無地のスクリーンの背景での撮影になっています。 スタジオ撮影は立ちでの構図が1構図、座りでの構図が1構図で2構図分の撮影で立ちでの構図の場合は檜扇を持っている状態の構図で座りでの構図の場合は鼓を持って撮影をして頂きました。 自由撮影に関しての小道具は檜扇のみになりますが、私が持ち込んでいるコンデジをともこ様が操作して撮影をして下さりました。

まとめ

 

2013年の最後の平安装束の衣装体験としての袿姿になりますが、その時に時代やさんに後に夫になる人と一緒に訪問して良かったと思います。 こちらの記事を再編集している2023年の現在では袿の値段もかなり上がる事になりましたが、この時のキャンペーンの料金としては10500円(税込)の設定になっていました。

 

スタジオ写真は後日に発送して頂く事になりましたが、仕上がりの良さが流石は時代やさんでの物であるかなと満足の行く内容になりました。 どのような設定であってもやはり平安装束の衣装体験は良いですね。 頂いた写真が4枚であると言う事でアルバムの台紙に入れられている状態で送られてまいりました。

 

近年では時代やさんで基本プランには無い設定の時代衣装の衣装体験をリクエストオーダー出来るようになって他所の店舗には無い時代衣装を着る事も可能になりましたが、時代やさんのSNSのアカウントではそう言った物も紹介されているので作品が掲載された際には参考資料として楽しませて頂いています。