こんにちは、香澄真樹那です。 こちらに関してはFacebookのタイムラインに投稿をされていた事で知った物になります。 タイムラインへの投稿とありますが、一個人が投稿をしていたのではなく店舗側のアカウントで投稿をされていたと言う事でブログの記事の題材として取り上げる事になりましたでしょうか。

 

私が2018年5月の台湾への旅行の際に訪問をした変身写真館であるRUNA CAT STUDIOさんのタイムラインの投稿であったのですが、私が訪問をした時には和装系の物はあって花魁や花嫁こそありましたが、平安装束のような物はまだその当時には導入されていなかったです。 平安装束、またはそれに準じた物が導入された時期としては2023年に入ってからであると思われます。

 

Facebookのタイムラインに投稿されていた写真は十二単と重ね袿を混ぜたような衣装になっていましたが、小袖に緋色の袴、単に三衣、三衣を裳を意識された帯で止められていてその上に表着が着付けられている姿になっていました。

 

平安装束、厳密に言うのであれば平安装束風の衣装になるのですが見た目としては優しい色目になっていて着てみたい物に感じさせられました。

 

個人的には重ね袿姿であるのなら帯は不要ではと思いますが、十二単の裳を意識されていたと言う事で帯が加えられているのかなと思いました。

 

背景は何処かで見たような物かなと言うのがありましたが、時代やさんの藤の背景を参考にされているのかなと思う所があります。 照明器具の設えも時代やさんを意識されての物であるのかなと思いました。

 

髪型はウィッグで再現されていますが垂髪の物になっていて、檜扇もそれなりに良い物が出されていると言う事で台湾の変身写真館である事を考慮してもかなりの再現力になっているのかなと感じさせられました。

 

 

写真はそのRUNA CAT STUDIOさんの物では無く時代やさんの物ですが、平安装束としてはこちらの物を意識されているのかなと感じました。 こちらの衣装を意識された物に藤の背景が付いている物と似ているのかなと感じさせられましたね。

 

RUNA CAT STUDIOさんのタイムラインでは繁体字の中国語で十二単衣や輝夜姫と書かれていましたが、外国の方の場合は十二単姿と言われると実在の歴史人物よりも日本の文学作品に登場するかぐや姫の印象が強いのかなと思いました。 台湾の変身写真館ですので当然の事ながら補整の作業も含まれていますががっちり補整されての平安装束風の衣装の姿がどのように仕上がるのかと言うのに興味が湧いています。

 

RUNA CAT STUDIOさんの店舗は以前は台北市内にありましたが、現在は移転されて別の場所で営業されています。 日本語の通訳のスタッフの方はおられると言う事で興味はありますが、何らかの機会で台湾に行く事があればその衣装を体験して日本の本物の平安装束との相違点を見付けて紹介したいかなと思っています。