衣装体験の概要

体験日:2023年3月24日

時間:13時から16時

レンタル着物ローズさんの振袖レンタルロケ撮影

体験料金:54650円

振袖レンタルロケ撮影料金:39800円(ヘアセット込・税込・体験料金に含む)

メイク追加料金:2200円(税込・体験料金に含む)

円山公園撮影利用料金:3300円(税込・体験料金に含む)

撮影追加料金:9350円(税込・体験料金に含む)

衣装の内容について

洋髪での振袖姿。

着物:黒地に白色と茶色と橙色の染め柄

帯:白色(福良雀)

髪型:編みおろし(洋髪)

実際に衣装を着付けられて

2023年3月24日、この日はレンタル着物ローズさんの振袖をレンタルしての記念撮影をしてまいりました。 この時の京都府への旅行はと言われると京都に宿泊すると言う2泊3日での訪問でしたが、1日目の旅程としてレンタル着物ローズさんにて洋髪での振袖姿の記念撮影をする事になりました。 レンタル着物ローズさんの訪問は店舗名がスタジオローズさんであった2014年1月以来で2回目の訪問になります。 前回に訪問をした時には古式花魁の変身体験でしたが記念撮影系での訪問は初めての機会になります。

 

この時は午前中に伊丹空港に到着して四条河原町周辺で昼食を食べてから京都市営バスで東山安井に行ってそこから徒歩で2分程度でしょうか、約9年振りの訪問になりますがレンタル着物ローズさんの白色の建物にトルソーに着付けられた着物が飾られているのが確認出来ましたので店舗の中に入る事になりました。

 

 

レンタル着物ローズさんの店舗に到着したのが3分程度遅れてしまいましたが、店舗に到着をした時にはスタッフの方に予約をしている旨を伝える事になりました。 スタッフの方には対応して頂きましたが年齢の確認がされて、振袖姿の撮影で本当に宜しいのでしょうかと再度の確認がされましたが、確認をして頂いてからはレンタル着物ローズさんの店舗の2階に案内されてからメイクとヘアセットがされて事前にメールで予約をしていた黒地に白色と茶色と橙色の染め柄の振袖が用意されました。

 

 

振袖の場合は標準的な仕立ての場合は身幅が細いとスタッフの方に言われていましたが、どうしてもこちらの振袖が着たかったと言う事で胸周りを伊達締めを長くしたような帯で押さえて頂いて身体を細く補正しての着付けで立ちの構図のみしか撮影が出来ないと言われましたがそれで着付けて頂く事になりました。 身幅の広い振袖のある店舗は限られているのかなとこの時に知りましたが、この点では華陽さんと提携されているアトリエ・イロさんの場合はアンティーク着物なのに身幅の広い着物も対応されていたのかなと感じさせられました。

 

 

こちらも振袖の着付けの時に知りましたが、振袖は胸の位置が若年層の方に合わせられているのでアラフォーの女性が着ると胸の位置が下がってしまって着付けをするのに技術が異なって来る事も言われてしまいました。 レンタル着物の店舗であると言う事で長襦袢の袖の部分と言った着物の下着類の一部で略されましたが、着付けをする際には着物の下着が着付けられてから胸を上の位置で押さえるようにしてコーリンベルトや腰紐で固定して着物が着付けられる形になりました。

 

 

通常の礼装用の着物の着付けの場合はタオルと補整用のパッドを使用して体型を補正して頂くのですが、私がこちらの振袖を着るには幅が一杯一杯になっていましたので身体を伊達締めを長くしたような帯できつく締めて頂いての体型の補正になりました。 着物の身幅の事もあってかなり細くして頂いての補正になりましたが、着付けられた姿の写真を見ていると身体が細く仕上がったと言う事でこのような形の補正も悪くないのかなと思いました。 記念撮影系の店舗の場合では長襦袢の袖の設定が略されている店舗もありますが、こちらの店舗の場合ではそう言った形式の長襦袢が用意されていました。

 

 

略式の長襦袢が着付けられて伊達襟が付けられてから振袖が着付けられて行きました。 振袖は正絹の上質な絵柄の文様の物になっていてしかも黒色の地色であると言う事で引き締まった柄になっている印象がありました。 振袖の身幅に合わせて頂いたと言う事で胸周りが締め付けられていますが、伊達襟等が入るとまた違った雰囲気に仕上がる事になりました。 かなり無理矢理感がありますが、今時の新成人のような若い雰囲気で仕上げて欲しいとスタッフの方にお願いしていただけの物になっていてこの点では2度目の成人式の着付けになったのかなと感じさせられました。

 

 

帯の結び方としては私がアラフォーの年齢であると言う事や黒色の振袖である事を考慮されて今時の振袖の帯の結び方としては古風な設定である福良雀の結び方でしたが、そう言った結ばれ方がしっくりと来たと言いますか帯の形としては自然な雰囲気に仕上がりました。 平成時代以降に主流になった立て矢系の結び方や創作系の結び方にする場合は帯の長さもかなり必要になるだけに身幅がある私の場合では帯の長さが短くても結ぶ事が出来る福良雀が合っているのかなと思いました。 実際に着付けられた姿を見ると令和時代の新成人の着付けになっているのかなと感じさせられました。

メイクの設定

 

メイクがされる以前にヘアセットがされてどのような髪型が希望ですかと聞かれましたが、今時のダウンスタイルの洋髪のアレンジを希望する事にしました。 髪の毛が軽く整えられた後に編みおろしの髪型を作って頂いてヘアスプレーがされて髪型が完成しました。 髪飾りも今時の新成人の方に人気があるような物を選んで頂きましたが、45歳にもなって若い雰囲気にして頂きたいとお願いして色々と用意をして頂きました。 洋髪の編みおろしは手早く作られて頂きましたが、こちらのレンタル着物ローズさんの変身写真部門であるスタジオモニカさんの洋装のドレスの衣装体験の時のヘアセットでも似た感じの髪型が存在していたと言う事でこちらの店舗の場合では洋髪の編みおろしの髪型は慣れておられるのかなと思いました。

 

 

メイクは追加料金での扱いになりましたが店舗に入店する時にマスクを着用しなければならなかったので追加料金を払ってメイクをして頂きました。 メイクはファンデーションベースのメイクですが、記念撮影のメイクであるのか肌の微妙な色味の調整でコンシーラーを丁寧に付けて頂いたりしてのベースメイクになります。 メイクの仕上がりの好みで派手目が良いのか地味目が良いのかを聞かれましたが派手目に仕上げて欲しいとお願いしてアイシャドウは派手目に入れて下さりました。 こちらの店舗のメイクの場合は派手目でも通常時の2割増しの派手さを意識されてなのか不自然にならない程度の派手さに仕上げて頂きました。

 

 

メイクの仕上がりとしてはかなり良かったです。 肌の面も綺麗になっていて、実年齢よりも若く仕上げられました。 流石に肌の凹凸の部分は本物の若年層の方と違って出て来ますが無理矢理感の無い程度に若く仕上げて頂く事になりました。

 

2023年3月、それも桜が満開になっている時期を読んで日時を選んで体験をしたと言う事でこの時の私の年齢はと言われると45歳でありますが、私が実際に20歳の時には予算的な面で前撮りをする事が出来なくて成人式の当日に6切りの写真が1枚しか残っていなかったと言う事で、40歳を過ぎた辺りから2度目の成人式として振袖姿の写真をきちんと残したいと思うようになって満足の行く状態での記念撮影をしようと思っての行動になりました。

 

年齢的にも45歳となっていて、衣装体験や変身体験の世界からの卒業の時期から逆算しての行動が良いのかなと思っていましたが以前に日本髪での振袖姿の写真を撮影して頂きましたが、きちんとしたプロフィール写真を兼ねての物が欲しいと言う事で洋髪の振袖姿の記念撮影をしようと思っていましたがそれが叶って嬉しかったです。

小道具の設定

 

基本的な小道具としては貴重品を入れる為のバッグが用意されました。 時期的にお客様の数が多くて着付けのスタッフの方も複数名おられたので店舗内で貴重品の管理が難しいと判断されてのバッグの貸し出しをして頂く事になりました。 交通手段が飛行機であったと言う事で荷姿の事情で和傘を持参する事が出来ませんでしたが、カメラマンのスタッフの方が撮影用の小道具で和傘を用意して頂けたと言う事でその点では対応して頂けた所が嬉しかったです。

 

 

この時の訪問では荷物の都合で和傘を持参する事が出来ませんでしたが、店舗側で赤色の和傘を貸して頂けましたのでそれを使わせて頂く事になりました。 和傘を撮影の時の構図で使う時は私が持っての物になっていましたが、和傘を使わない構図の場合は小道具を使わずに身振り手振りでカメラマンのスタッフの方に構図や角度の設定をして頂きましたので、小道具を使わなくとも綺麗な構図での撮影が可能になっています。 着物の色が渋い雰囲気の物であったのか和傘との色の合わせ方としても良かったのか出来上がった写真を見ている今時の新成人と言う雰囲気が出ていた所がありました。

カメラマンのスタッフによる撮影

 

撮影は男性のカメラマンのスタッフの方に2台のミラーレス一眼のデジカメを使っての撮影をして下さります。 デジカメのメーカーを失念してしまいましたが今時の画質の良い高解像度の写真を撮影して頂けます。 カメラマンのスタッフの方に移動中の時にミラーレス一眼デジカメに関しての物事を色々と話しましたが、カメラ談議で色々と盛り上がって楽しかったです。 ミラーレス一眼のデジカメが2台あると言う事ですが、広角レンズと望遠レンズと言う感じでレンズの違いでデジカメを持ち替えられていました。

 

 

この時は桜の咲く時期の中でも一番良い時期を選んでいたのか、ここまで綺麗に咲いている桜の背景での撮影が出来たと言う事で2022年の夏頃から洋髪の振袖姿の撮影を計画していましたが、桜の時期が読めたと言う事での収穫はとても大きい物がありました。 桜の時期の円山公園は初めて行く事になりましたが、2023年4月以降では入場料金が掛かると言う事でそれまでに行く事が出来て良かったと感じさせられました。

 マスクの着用義務が無くなったと言う事もあって円山公園にも多くの観光客の方が来られていました。

 

 

円山公園で撮影をして頂きましたがこれだけ綺麗な桜の風景になっているとは思わずでこの点は流石は京都品質であると感じました。 新型コロナウイルスが流行っていた時代以降、京都で婚礼写真を撮影されるカップルの方が増えたと言われていますが京都の寺院や公園で撮影をするのは特別な物であるのかなと思いました。

 

45歳になって振袖姿の撮影ともなると無理があるのかもしれないですが、良い意味で演歌歌手風に仕上がらずに今時の新成人やソロフォトウェディングの撮影のような雰囲気になったと言う事でこの点では髪型やメイクの希望は伝えた方が良いのかなと感じさせられました。 本物の成人式の写真は満足の行く内容の写真では無かったのですが、25年の年月が経過して2度目の成人式と題して洋髪の振袖姿の記念撮影が出来て良かったです。 私が20歳の年齢であった1998年からの25年分の思い出を取り返す事が出来ました。

まとめ

 

実年齢が40歳になった2018年頃から2度目の成人式の事を頭の片隅に入れてそれで振袖のレンタルも用意されている店舗を探していた所、京都の店舗で複数存在している事を知って、その中でも料金設定が良心的でしたのでレンタル着物ローズさんの店舗にメールで問い合わせをしましたが、スタッフの方に快く対応して下さって詳細の料金に付いても解説して頂きました。 振袖のレンタルが含まれているプランの設定がある店舗は少ないのでその点では嬉しかったです。

 

京都以外の場所でメイクとヘアセットと振袖のレンタルとカメラマンのスタッフのロケーション撮影が全部含まれている内容になると体験料金が倍以上になるだけに京都までの交通費と宿泊費を負担してでも京都まで行く価値のある内容に感じました。

 

着物の身幅の問題で着崩れの対策で座る事が出来ない為にレンタル着物ローズさんの店舗から円山公園への移動は徒歩での物になりました。 円山公園での撮影時間は45分であると言う事でまだまだ続いて行く事になりますが、写真の数が多い為に撮影時間の後半の写真は次回の記事で書かせて頂きます。