夏季休暇の時期の旅行としてはほぼ隔年で北海道への旅行に出掛けていましたが、昨年、2022年の夏季休暇では資金的な面で北海道への旅行に出掛けられなかったと言う事で今年、2023年に満を持して北海道への旅行に出掛けようと思って資金を貯める事になりました。 日程的には3泊4日の内容になりましたが、オプショナルツアーとしては登別地獄谷や地球岬と言った観光スポットを巡る内容の物を選んで普段、公共交通機関のみでは巡る事が出来ないような場所にも出掛ける物になりましたので今回の旅行では久しぶりに観光を重視した内容の物で旅程を組む事にしました。

 

3泊4日での久しぶりに規模の大きな旅行になりましたがその行程の一つとして北海道開拓の村を見物したと言う事でその事を書かせて頂こうと思います。 今回の旅行は夫との旅行ですが、レンタカー無しでの旅行ですので参考になればと言う思いがあります。

 

前回の記事はこちらになります。

 

 

観光スポットの概要

スポット名:北海道開拓の村

訪問日:2023年8月14日

時間:10:15→12:30

入場料金:800円(不課税)

 

2023年8月の北海道への旅行も3日目の旅程に入る事になりましたが、この日の観光場所は2022年に計画していた北海道への旅行の時の観光場所として候補に入れていた北海道開拓の村になります。

 

2022年、2022年8月に北海道への旅行に出掛けようと思っていたのですが資金的な面で行けなくなってそれで2度目の正直と言わんばかりに計画をしてそれでこちらの場所に行く事になりました。 札幌の市街地からでは地下鉄東西線で新さっぽろ駅にまで移動してから路線バスに乗って北海道開拓の村に行く事が出来ます。

 

この日は朝から晴天になっていて暑いと感じさせられるような天候になっていました。 この晴天の天候が1日前であれば良かったのにと思わせられるような感じの内容になっています。

 

 

北海道開拓の村の入口にある旧札幌停車場の建物になります。 札幌停車場、昔の札幌駅の駅舎がこちらの場所に移築、復元されているようになっています。 今時の駅ビルもお洒落ですが昔の駅舎は昔の駅舎で味のある建物で良いですね。

 

 

こちらの旧札幌停車場の建物が北海道開拓の村の入口になっていますので建物の中に入って入場券を購入して入る事にしました。 良くある昔の街並みの再現したテーマパークかなと思っていましたが想像していたよりも規模が大きい事に後々になって驚かされる事になります。

 

 

こちらの建物は旧開拓使札幌本庁舎の外観を再現した物になります。 建物の内装は現代の物でしたが、外観は開拓使が置かれていた時代の物になっています。 城郭建築で言う所の復興天守のような感じでしょうか。

 

 

こちらの建物は旧近藤染舗の建物を移築された物になっています。 染物の店舗ですが着物の染物と言った物をされていた店舗であったのかなと思います。 昭和時代の初期の頃、私が生きている時代の建物ではありませんが私が幼少の頃にはまだこのような感じの建物が少しだけ残っていたので懐かしい感じがしました。

 

 

こちらの建物は旧浦河支庁庁舎になります。 北海道の場合は支庁が複数ある事は知っていましたがその時代の庁舎の建物が移築されていると言うのが凄い事かなと思いました。 ただ、昔の北海道の建物であるのかエアコンが付いていないので、この日は野外の気温が31度と暑かったので日陰にしかならない状態になっています。

 

 

こちらの建物は旧手宮駅長官舎になります。 旧手宮駅、北海道小樽市にあった駅の長官舎になりますが、旧手宮駅であった所は2021年8月の北海道への旅行の時に見物しているのでその場所に立てられていた建物が移築されているだけにこの点では以前の旅行で訪問した所の建物が見られると言うのが嬉しいです。

 

 

こちらの建物は旧開拓使爾志通洋造家になります。 開拓使の建物が移築保存されていると言うのが見ていて嬉しいですね。 北海道開拓の村が開拓使時代の建物を移築保存しているテーマパークである事は知っていましたが、子供よりも大人が楽しめる内容のテーマパークになっているとは思わずでした。

 

 

こちらの建物は旧福士家住宅になります。 北海道の開拓使時代の住宅ですが、西洋の影響を受けた色遣いの建物になっているのがその当時の日本が西洋文化に見習っての建築物を作られていたと言うのが感じさせられます。 北海道の青々とした草地に合っていて良い雰囲気が出されていますね。

 

 

こちらの建物は旧松橋家住宅になります。 木の質感を生かした作りですが屋根が板葺きになっている所が北海道の厳しい冬の時期を意識されての物であるのかなと感じさせられました。 屋根の勾配も本州と比較したら急な物になっている印象があります。

 

 

こちらの建物は旧有島家住宅になります。 旧有島家、文学作家の有島武郎と何らかの縁がある建物でしょうかね。 文学作家の住宅らしい落ち着いた雰囲気になっています。 説明が無ければ避暑地の別荘のような雰囲気の建物にも見えました。 電球を意識された照明が良い雰囲気を出しています。

 

 

こちらの建物は旧北海中学校の建物になります。 高校野球に出場した経験のある北海高校と関係のある建物でしょうか。 昔の校舎の建物もモノクロの写真では無くて実際に移築されている建物であると存在感が違って来ますね。 私が通っていた中学校と高校もこの時代から存在していましたが当時の校舎は残っていないので残っている所が羨ましいです。

 

 

こちらの建物は旧開拓使工業局庁舎になります。 白色の壁に緑色の柱や窓と言うのが本当にお洒落な建物になっています。 西洋文化の影響が多く出ている色遣いの建物に現代では無くて開拓使時代の建物であるのかなと感じさせられました。 昔の建物を移築しているのですがそう言った建物を残す事が出来る土地があるのが流石は北海道であるのかなと思いました。

 

 

こちらの建物は旧小樽新聞社になります。 こちらの建物は内部も見る事が出来ますが、明治時代から大正時代頃の新聞社の建物であるのかなと感じさせられました。 北海道小樽市は現在でもお洒落な建物が残されていますが、移築されている建物も多いのかなと思いました。

 

 

こちらの建物は旧島歌郵便局になります。 沖縄民謡を意識されたJ-POPの曲の島唄では無くて北海道の地名の島歌なのですが、この点は北海道であるのかなと感じさせられました。 昔の郵便局ってこのような感じの建物なのですね、現役ではありませんが円筒型のポストも置かれていました。

 

 

こちらの建物は旧廣瀬写真館になります。 写真館と言われると平成時代以降では変身写真館や子供向け写真館の印象が強いですが、昔の写真館ですので記念写真を撮影する為の写真館でしょうか。 写真館の文字を見ているだけで気持ちが高揚するのは衣装体験や変身体験の趣味の人間ならではですかね。 写真の撮影技術は少しずつ磨いていますがこれからも磨いていきたいです。

 

北海道開拓の村はすぐに全ての建物を廻る事が出来る規模かなと思っていましたが、想像していたよりもかなり広いです。 そして一部の建物は内部に入って撮影する事が出来ます。 これだけ色々な建物を見ていますが敷地の全体からすると2割程度なのです。 そしてとても暑いです、2023年の北海道の暑さは本当に異常気象になっていますね。 次回の記事からはしばらくの間ですが北海道開拓の村の建物の内部も含めての紹介をさせて頂こうと思っています。

 

次回の記事はこちらになります。