夏季休暇の時期の旅行としてはほぼ隔年で北海道への旅行に出掛けていましたが、昨年、2022年の夏季休暇では資金的な面で北海道への旅行に出掛けられなかったと言う事で今年、2023年に満を持して北海道への旅行に出掛けようと思って資金を貯める事になりました。 日程的には3泊4日の内容になりましたが、オプショナルツアーとしては登別地獄谷や地球岬と言った観光スポットを巡る内容の物を選んで普段、公共交通機関のみでは巡る事が出来ないような場所にも出掛ける物になりましたので今回の旅行では久しぶりに観光を重視した内容の物で旅程を組む事にしました。

 

3泊4日での久しぶりに規模の大きな旅行になりましたがその行程の一つとして新千歳空港駅から南小樽駅まで列車に乗って移動をしたと言う事でその事を書かせて頂こうと思います。 今回の旅行は夫との旅行ですが、レンタカー無しでの旅行ですので参考になればと言う思いがあります。

 

前回の記事はこちらになります。

 

 

 

乗車した列車の概要

乗車日:2023年8月12日
時間:10:30→11:49
列車名:JR北海道快速エアポート
発着駅:新千歳空港発小樽行き

乗車区間:新千歳空港→南小樽
運賃:1910円(Suica)

 

新千歳空港駅から南小樽駅までの移動になりますが、毎度お馴染みの快速エアポートを利用しての移動になります。 列車に乗って1時間20分ですがJR西日本の新快速に例えると大阪駅から彦根駅までと言う感じのかなりの距離の列車での移動になっています。

 

 

新千歳空港には札幌・小樽方面の列車の案内がされていました。 私は南小樽駅まで乗る為に小樽行きになっている10時30分の列車に乗る事になります。 小樽行きの列車は2本に1本しか出ないのか1本逃してしまうと時間が長く感じさせられました。 JR北海道は快速エアポート以外では赤字垂れ流し状態の列車が多いのでこの点では厳しいのかなと思わせられました。

 

 

新千歳空港駅の入口になります。 この時には駅のみどりの窓口に立ち寄る必要が無かったと言う事でそのまま改札口に向かう形になりました。 新千歳空港駅には色々な企業の広告が掲げられていますが、それだけ広告を掲げられていても赤字路線が多いと言うのがJR北海道の経営状態が良くないのかなと感じさせられました。 飛行機利用客向けに企画切符をもっと色々と出して頂きたいかなと思ったのは私のみでしょうか。

 

 

新千歳空港駅の駅名標になります。 複数回撮影していますが、今回も資料的な意味合いを兼ねて撮影しました。 新千歳空港から市街地まで列車で接続出来ていると言うのがレンタカーを使わない人には嬉しい設備になっています。 小樽行きの列車に乗る為に少し待つ事になりましたがそれに乗る事が出来てこの点では良かったです。

 

 

快速エアポートの車両が入線してまいりました。 今回の車両は新型車両ですのでロングシートの車両になっています。 稀に来る旧型車両の場合は全席クロスシートですのでそれが来ると得した気分になるのですが、走行距離が長いので小樽行きの車両のみでもクロスシートの車両で運用して頂きたいと思うのは私だけではないはずです。

 

 

こちらの列車の車両はロングシートの仕様になっています。 始発駅からの乗車ですので端の席を確保して網棚にミニミニスーツケースを乗せて席に座る事にしました。 乗車時間が長いので有料の指定席であるuシートにすれば良かったのかなと思いましたね。 uシートも指定席券も値上がりしていて以前では500円で乗る事が出来たのに現在では800円以上もかかるのでこの点が物価高であるのかなと感じさせられました。

  

 

列車に乗って手稲を過ぎた辺りからは海が見えている場所もあります。 車窓で海が見えている所は開放感があって良いですね。 こちらの場所では外国人の観光客の方もスマートフォンで動画を撮影されていていましたが、動画を撮影したい気持ちは何となく分かって来ます。

 

 

海と言われると私の場合は北海道の海よりは沖縄県の海の印象が強いですが、北海道の海の風景も深みがあってこれはこれで良いですね。 指定席であるuシートであればクロスシートですので車窓ももっと綺麗に見えて来るのかなと感じさせられました。

 

 

朝里駅周辺の車窓ですが、この辺りが北海道の温泉地で言えば朝里川温泉の周辺でしょうか。 小樽の周辺で宿泊した事が無いので一度は宿泊してみたいですが、温泉旅館はビジネスホテルと比較すると高いのでなかなか宿泊したくても値段の高さの面で難しい所があります。

 

 

列車に乗って約1時間20分でしたが南小樽駅に到着しました。 快速エアポートの車両ともこれにてしばしのお別れになります。 快速エアポートは指定席であるuシートに乗らない限りでは基本的にはロングシートですが長時間乗る事もある私の場合では旧車両のような全席クロスシートの車両の方が嬉しいです。

 

 

南小樽駅の駅名標になります。 こちらの物はJR北海道になってから作られた物ですが、傷んで来ているのか色が薄くなっていてこの点ではJR北海道が設備の投資が出来ない位に経営状態が良くないのかなと思いました。 函館本線も小樽までは北海道新幹線の開業後も残りますが小樽よりも先の地域は北海道新幹線の開業後は列車に乗っての移動が出来なくなりますのでこの点では寂しさを感じるようになりました。

 

 

今回の荷姿はミニミニスーツケースになります。 3泊4日でこの荷物の大きさは小さいかなと思いましたが、衣装体験や変身体験で使用する小道具で持参をしていたのは洋扇のみでしたので残りは着替えと傘とメイク道具とゲーム機でしたのでこの大きさに纏める事が出来ました。 真夏の旅行の場合は背中が蒸れてしまうのでリュックサックを背負う事が出来ないので小さくてもスーツケースやキャリーバッグのような物が必要になって来ます。

 

 

南小樽駅の駅名標になります。 紺色の背景に平仮名で書かれているのが一種の昭和レトロ感を出していると言われるとそのような感じの物であるのかなと思いました。 昭和時代の前景に平成時代から令和時代の背景が広がっているのが何処と無く味があります。

 

 

南小樽駅の駅舎は昭和時代の駅舎であるのかかなり古い建物になっています。 建物の全体を撮影しようと思っていましたが、観光客の方が駅舎の入口で待ち合わせをしているのか5分程待ちましたが動く気配が無いので入口の扉の上の方を撮影する事にしました。

 

小樽駅からこの日の目的地である北一ヴェネツィア美術館さんまでは徒歩でも移動出来る距離でしたが、余りにも暑かったと言う事で丁度駅の駐車場に入って来たタクシーに乗って移動する事にしました。 タクシーは初乗りの料金である630円のみ掛かりましたがお金を払って安全を買う感じでしょうか。 タクシーに乗って5分掛かるか掛からないかの時間でしたが、北一ヴェネツィア美術館さんの近くの道路に停めて頂いてこの日の昼食を食べる為に店舗を探す事にしました。

 

次回の記事はこちらになります。