衣装体験の概要

体験日:2023年6月22日

時間:13時から13時30分

笑顔変身写真館さんの桃花プランの漢服(漢服は自前の物)

体験料金:10000円(税込)

全カット入りデータROM追加料金:7000円(税込)

割引券:1000円

衣装の内容について

唐朝の女性を意識しての漢服姿。

漢服:黒色の齊胸襦裙の形式の漢服(自前の漢服、XLサイズ)

打掛:黒色

実際に衣装を着付けられて

2023年6月22日、笑顔変身写真館さんにて自前の漢服を持参しての衣装体験をしてまいりました。 今回、持参した漢服は齊胸襦裙と呼ばれる形式の漢服で唐朝の女性の設定の物になっています。 上衣が短く作られていて裙が長い形式の物ですが、良く言われる所の女性向けの漢服の見た目の物になっています。

 

実際に衣装を着て撮影をして頂く時に最後の最後まで打掛を着るか着ないのかで迷っていると折角ですのでどちらの写真も撮影しましょうと言われてリンダ店長のご厚意で打掛を着ていない状態の姿の写真と打掛を着ている状態の写真と3構図ずつ、合計して6構図撮影して頂くと言う神対応をして頂きました。

 

 

後述でも書いていますが、メイクは自力でする形式でヘアセットのみを店舗側でして頂けるので自宅で予めメイクをしている状態で店舗に入ってから衣装を着て、その後、マスクを外して口紅を塗ると言ったメイクの手直しとヘアセットをして頂く事になります。 ヘアセットは簡単な物と言われていますが、意外にも写真映えする髪型にして頂けます。 こちらの店舗の場合はヘアセット用の物ではありますがドレッサーが置かれているので来店時のマスク着用が求められても口紅を塗る程度のメイク直しが出来るのでこの点では嬉しいです。

 

 

笑顔変身写真館さんへの訪問は2021年6月以来、約2年振りの訪問になりましたが過去に複数回、自宅の整理の為に寄贈した衣装が他のお客様に利用されていたのか、私の持っていた衣装のコレクションが派手に第二のキャリアを歩んでいると言う事を笑顔変身写真館さんのインスタグラムで知る事になりました。 私が店舗に到着する前に接客されていたお客様も漢服で撮影をして頂きたかったと言われていたのか使用後の衣装のハンガーパイプには私が過去に寄贈した漢服が掛けられていました。

 

 

笑顔変身写真館さんでの漢服ブームは私が寄贈した衣装が笑顔変身写真館さんのインスタグラムで取り上げられたと言う事も流行の一因ですが、他のリピーターの方も善意の寄贈をされていると言う話をリンダ店長から聞く事になりました。
 
この時は衣装は自前の持ち込みの扱いでしたが、プランとしては桃花プランと言う1着の衣装にヘアセットが付いている物でオプションとして写真のデータ入りのROMをお願いしました。 衣装としては1着でしたが、撮影用に打掛を持参していたのでそれを着ての写真も撮影して頂けると言われての神対応をして頂きました。

 

 

こちらの衣装を購入したのは2018年の冬頃で、2019年3月の台湾への旅行の際にも台湾の変身写真館に訪問した際にも使用して、自宅をスタジオ化しての衣装撮影でも使用したと言う事で実質的にはかなりの回数登場していますが、こちらの打掛を羽織として使用するのは初めての機会になります。 黒色の地色に金属糸のラメが入っていますが写真で撮影するとその部分が適度に着映えして良い物になっています。 元々は自前の衣装で戦国時代の姫や奥方、江戸時代の花魁等の設定用で持っている物でしたが、意外にも漢服にも合わせられるのかなと感じた次第です。

 

 

今回着ている衣装は通販サイトでは販売が終了されている物ですが、上衣と裙の配色が違う物は通販サイトでも購入する事が可能ですので、興味がありましたらそう言った物を購入される事をお勧めしたいでしょうか。 こちらの形式の衣装は唐朝の時代設定である齊胸襦裙と呼ばれる形式の衣装ですが基本的には女性向けに作られている物でモデルも女性の方になっています。 黒色の打掛を羽織として着ていますが、有名な映像作品の衣装に例えると中国ドラマの武則天の黒色の羽織を着ている物と似ている雰囲気に仕上がりました。

 

 

ヘアセットが終わると中国屏風の背景がある所で撮影が開始されていきました。 構図はリンダ店長に細かく指導して頂きましたが写真の構図はほぼお任せにしました。

 

桃花プランの場合は原則的には4構図分に表情違いの写真が含まれての物でしたが、この時の撮影ではこちらの衣装での撮影を3構図分、打掛を着ている構図での撮影を3構図分と言う感じで6構図分に表情違いの写真が含まれての対応をして頂きました。 本当に神対応をして頂いたのですが実質的には1着分の衣装体験の料金で2着分の内容になったのでこの点では嬉しい衣装体験になりました。

 

私の場合は身長は156cmと現在の成人女性の身長としては低い方ですが、こちらの衣装は裙の丈が短めに作られていたのか撮影用の物としての長さとしては少し物足りないかなと感じさせられました。

メイクの設定

 

こちらの店舗の場合はメイクは自力でする形式ではありますが、店舗に入る時と着替えの時はマスクの着用が求められますので、ファンデーション等のベースメイクとアイメイクは事前に自宅でして行って口紅は付けない状態で店舗に入店して、着替えが終了してヘアセットの為のドレッサーに案内された時点で口紅を塗る事になりました。 アイシャドウは年齢的に涙袋の所が影やクマになりやすいと言う事もあって下瞼のメイクが出来る物を選びましたがそう言った物を使うと涙袋の部分の影やクマが消せるのでかなり使えます。

 

 

髪の毛は少し前に美容室で切って頂いたと言う事で長さが短くなっていましたが、頭頂部に髷を作って頂いて、そこにワンポイントの花飾りと簪を挿して頂く事になりました。 簪は笑顔変身写真館さんのスタッフの方が中国か台湾に旅行をされた時に購入された物で衣装のイメージと合う時に用意されるとリンダ店長が言っておられましたが、唐朝風の衣装とその髪飾りが合っていてこの点ではかなり良い感じに仕上がっています。 髪飾りはこちらの髪飾りと似た物を持参していましたが着替える時に出し忘れてしまって後々になってそう言えば持って来ていたようなと思い出してしまう事になりました。

 

 

髪の毛が以前とは違ってブラウンヘアになっていますので毛並みが分かりやすくなっていますが、頭頂部の髷の所以外では流れるような感じで肩に垂れるような形で仕上げて頂きました。 個人的には前回、2021年6月の訪問と比較して毛量が少なくなっていたのが悩みでした。 ヘアセットは桃花プランで対応されているのはワンポイントの飾りのみですが、昔はヘアセットのオプションを付けると派手に花盛りをして頂いていたりしていました。 花盛りにして頂くには追加料金の設定のヘアアクセサリーの追加をする必要が出て来ると言う事でした。

小道具の設定

 

小道具として貸し出された物は中国扇子と牡丹の造花になります。 中国扇子は近年になって導入された小道具でしょうか、まだ新しい物になっていて状態が良い物になっているのかなと思いました。 牡丹の造花は昔から使用されている物であるのか使用感はありましたが、花の大きさが大きいと言う事で存在感があって中国系の衣装には合う雰囲気になっています。

 

 

中国扇子と牡丹の造花に加えて私が持参した撮影用の民族楽器の琵琶の3つの小道具を使用して撮影をして頂く事になりました。 笑顔変身写真館さんに店舗の中には他にも鳥籠や剣等の撮影用の小道具がありましたが、今回はそう言った小道具は使わずに戦術に書いた通りの小道具を使っての撮影をして頂く事になりました。

 

リンダ店長が言われるには楽器系の小道具があれば良いかなと言う事でしたが、前回、2021年6月に訪問した際に寄贈をした物では衣装以外には京劇用の二胡がありましたが、その後の笑顔変身写真館さんではその京劇用の二胡も小道具として採用されていて、笑顔変身写真館さんのインスタグラムでは時々その京劇用の二胡も撮影用の小道具として登場しています。

カメラマンのスタッフによる撮影

 

現在の笑顔変身写真館での衣装体験は基本的には1着の衣装を着て撮影して頂く形ですが、撮影は桃花プランの場合はプロカメラマンを兼任されているスタッフの方に撮影して頂けます。 私が訪問する時には基本的にはリンダ店長がおられる日程ですので、リンダ店長の撮影で色々と撮影をして頂きました。 リンダ店長のデジカメはニコンの一眼レフデジカメであると言う事は分かりましたが詳細の型番までは分からずでした。 最近はカメラに対しての趣味が出ていてカメラマンのスタッフの方が持たれているデジカメのメーカーを確認してしまいます。

 

 

この時には店舗側のご厚意で打掛を着ていない状態での写真も撮影して頂いたと言う事で実質的には2着分の写真を撮影して頂けましたが、打掛を着ている姿でも約50カット撮影して頂きました。

 

私の場合は時間内での構図の作りが早いからなのか、表情が重複する写真が少なくて目つぶりしている写真のデータ以外は頂ける事もあって多めになっているようです。

 

撮影は手早くして頂けますが、スタッフの方は顔が綺麗に見える角度が分かるからなのか補整をしなくても綺麗な写真を撮影して頂けます。(こちらの記事で掲載している写真は少しだけ補整していますが、笑顔変身写真館さんのインスタグラムで掲載されている私の写真は補整していない状態の写真です)

 

 

椅子に座って琵琶を弾いているような感じの構図で撮影をして頂きました。 小道具として愛用している撮影用の民族楽器の琵琶はハードケースに入っている物ではないので自宅をスタジオ化しての衣装撮影や近場の店舗での撮影、遠方でもFSCの航空会社を利用して預け入れが無料で付いている所に限られますが、使える場所の場合では出来る限り使用して小道具として生かしている形になっています。 流石に弦楽器系の小道具だけあって見映えの良い物になっているのか嵩張っても使えますね。

 

打掛を着ている漢服姿での撮影は立ちでの構図が2構図分で座りでの構図が1構図分でしたが、実際に撮影をして頂いた写真をデジカメの画面越しに見せて頂きましたが、どの写真も生き生きとした表情になっていて良い感じで仕上がっていると感じさせられました。 立ちでの構図も座りでの構図も全身の構図や上半身のみの構図等色々と撮影して頂いて撮れ高としても十分にありました。

まとめ

 

衣装体験の前日までは衣装を着る事に対しての高揚感が湧きにくくなりつつあると言う事を書いていましたが、実際に体験をしてスタッフの方と会話をする事が出来てこの点では大きな収穫がありました。 掲載している写真は上半身のみの構図や座りでの構図の物がありますが、全身の構図でも撮影して頂く事が出来ると言うのがこの点は自宅をスタジオ化しての衣装撮影と店舗に行って撮影をして頂く事との違いであるのかなと実感しました。

 

2021年6月以来の2年振りの訪問になりましたが行って本当に良かったです。 毎年、6月は笑顔変身写真館さん訪問月間として枠を取った方が良いかもしれないですね。 漢服の衣装体験は衣装が持ち込みの場合でも京都に出掛けて平安装束系の衣装体験をする事に比べると諸費用が安いのでこの点がお財布に優しいです。

 

前回、2021年6月の時に笑顔変身写真館さんに訪問した際に着た漢服はサイズが大きい物であると言う事でこの時に寄贈しましたが、男性向けの漢服はまだまだ少数派であったと言う事で早速と言わんばかりに採用されていました。 今回の訪問でも自宅の整理を兼ねて数着寄贈しましたが、その寄贈した衣装が笑顔変身写真館さんで第二のキャリアを歩んで頂けたら良いかなと思っています。

 

今回の衣装体験では打掛の有無の違いで実質的に2着分の衣装が体験出来て、それでいて平日限定で1000円の割引がされたと言う事で収穫も大きかったですが、実際の撮れ高でも100カット近い内容になりました。 自宅をスタジオ化しての衣装撮影では何度も撮影していますが、漢服姿での本格的な撮影は約2年振りでしたので久しぶりに笑顔変身写真館さんに行って良かったと感じさせられました。