夜分に失礼いたします、香澄真樹那です。 2022年の衣装体験や変身体験の全ての活動が終了したと言う事で総括してみる事にしますが、2022年では記念撮影系の物を除外すると23着分の体験になりました。

 

2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出する時期を少なくしたのと、衣装体験や変身体験の料金が上がっていると言う事もあって減少傾向にありますが、それでも何とか目標としていた12着を大幅に超える体験数まで行きました。 今年、2022年からは自宅をスタジオ化しての衣装撮影が入っていますのでその分の数字がかなり加算されているのかなと思っています。

 

今年、2023年はこちらの記事を書いている2023年1月7日の時点では衣装体験や変身体験に絡めての活動はまだしていませんが、目標としている12着に向けて少しでも頑張って行く事が出来たら良いかなと思っています。(記事の性質上、記事の制作日の設定は2022年12月31日とさせて頂きます)

 

昨年、2022年の衣装体験や変身体験を振り返ってみたいと思います。 要するに衣装体験や変身体験の体験記の記事のダイジェスト版のような物になりますね。

 

2022年1月1日、時代やさんにて義経の直垂の衣装体験。

 

 

2022年の時代やさんのお正月スペシャルの企画で基本プランが半額で体験出来るキャンペーンがありましたが、それで2022年の衣装体験や変身体験に向けての活動の始まりをさせて頂きました。 この時の衣装体験は数年振りとなった男装になりますが、義経の直垂の衣装体験になります。 時代やさんでの男装は2回目ですが、流石は京都品質の衣装体験だからでしょうか、衣装の状態も良くてメイクやかつらもきちんと設定されているので男装の衣装体験でも非日常を味わう事が出来ました。

 

2022年1月1日、時代やさんにて鎌倉時代の設定の袿の衣装体験。

 

 

こちらも2022年の時代やさんのお正月スペシャルの企画での衣装体験になります。 時代やさんの袿の衣装体験と言われると平安時代を意識しての物と鎌倉時代を意識しての物と大きく分けて2種類ありますが、お正月スペシャルの企画で対応されていた物は鎌倉時代を意識しての袿になります。 2022年は丁度この年のNHK大河ドラマが「鎌倉殿の13人」と言う鎌倉時代を題材にした物でしたのでそれを意識しての衣装体験がしたかったですがそれもこの機会に出来たと言う事で満足度の高い内容になりました。

 

2022年1月1日、時代やさんにて白拍子装束の衣装体験。

 

 

こちらも2022年の時代やさんのお正月スペシャルの企画での衣装体験になります。 こちらの衣装もNHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」を意識しての物ですが白拍子装束を選んでの物になりました。 NHK大河ドラマも平安時代や鎌倉時代を題材にされるとそれに絡めた衣装体験をされたい方が増えるのか時代やさんの店舗の側にも体験出来る衣装についての問い合わせが増えるようでこの年は衣装体験の世界での大河ドラマ特需があったようでした。

 

2022年3月10日、ゆめみる夢さんにて舞妓の変身体験。

 

 

51回目の舞妓の変身体験にして2021年5月以来の久し振りの舞妓の変身体験はゆめみる夢さんでの舞妓の変身体験になります。 この時には本職の舞妓の衣装を店長の方にお勧めされてそれを選ぶ事になりました。 流石に本職の舞妓の衣装は質感から何から何まで本当に良いです。 リピーターや地毛結いプランの特権のようですが、着物の生地がしっとりとしていて如何にも変身舞妓と言う雰囲気の見た目にならない所が本職の舞妓の着物であるのかなと感じました。

 

2022年3月10日、花姿さんにて太夫の変身体験。(黒色打掛編)

 

 

2019年7月の訪問以来久し振りの訪問する事になった花姿さんでの太夫の変身体験になります。 半かつらの髪型は立て兵庫と迷いましたが以前に選んでいて構図の作り方の面で課題が残った下げ髪を選ぶ事にしました。 花姿さんは7度目の訪問であると言う事で店舗に置かれている打掛もほぼ半数は着ているのですが、新作の物や花姿さんのウェブサイトでは未発表の物を選んでの衣装体験になりました。 この時は黒色の地色に金色やその他色々な色が織り込まれた柄の打掛を選ばせて頂いての撮影をして頂きました。

 

2022年3月10日、花姿さんにて太夫の変身体験。(桃色打掛編)

 

 

花姿さんでの太夫の変身体験の2枚目の打掛は桃色の物を選ばせて頂く事にしました。 地色が桃色から黒色にぼかされたような物でしたが、想像していたよりも重厚な雰囲気になってこの点は流石は京都品質の変身体験であるのかなと感じさせられました。 衣装は太夫の設定ですが、髪型が垂髪で中着が小袖であれば時代やさんで体験出来るような戦国時代の姫や奥方の設定でも通じそうな雰囲気になっているのかなと思います。

 

2022年3月10日、花姿さんにて太夫の変身体験。(深緑色打掛編)

 

 

花姿さんでの太夫の変身体験の3枚目の打掛は深緑色の物を選ばせて頂く事にしました。 実物はかなり光沢感がありましたが、写真の形にすると意外にも落ち着いた輝きの打掛になっていると言うのが不思議な感じでしょうか。 こちらの打掛も以前から気になっていた物ですのでこの機会に選ぶ事が出来たのでこの点では大きな収穫になったのかなと思いました。 こちらの店舗の場合は小道具類がかなり充実していて撮影して頂いている側でも色々な構図を選ぶ事が出来てこの点では楽しい体験が出来ました。

 

2022年4月28日、ぎをん彩さんにて舞妓の変身体験。

 

 

52回目の舞妓の変身体験はぎをん彩さんでの物になります。 この頃から少しずつ舞妓の変身体験からの卒業を意識するようになりましたが、回数の面で中途半端な数字となっている事もあって次の節目の時期であると言う事で60回目の舞妓の変身体験を実現した時点での卒業を考える事にしました。 ぎをん彩さんでの舞妓の変身体験はこれで4回目でしたが、舞妓の変身体験全体を通しても今までに選ばなかったであろう赤色の着物を選ぶ事になりました。 仕上がりとしては舞妓と言うよりは江戸時代のお姫様に近い雰囲気になったと言う感じでしょうか。 でも、とても可愛く仕上げて頂いたので嬉しかったです。

 

2022年4月29日、時代やさんにてお雛様の十二単の衣装体験。

 

 

時代やさんでの雛祭りの時期のキャンペーンは何時も魅力的な物を用意されるのですが、2022年はお雛様がキャンペーンとして用意される事になりました。 衣装は通常の十二単と同じですが、垂髪のかつらが釵子付きになっていてこの点は通常の十二単とは違う設定になっているのかなと思った次第です。 今回は表着を2021年の新作の袿を汎用させて頂く事になりましたが、色目が上品な雰囲気になっていてこの点は流石は時代やさんの平安装束と言うのが感じさせられました。

 

2022年4月30日、高津商会さんにて巴御前の大鎧の着用体験。

 

 

2022年の衣装体験や変身体験では最も体験料金が高かった物がこちらの高津商会さんの巴御前を意識しての大鎧の着用体験になります。 巴御前を意識しての大鎧姿になりたかったのはこれまたNHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」の影響からになります。 メイクが白塗りの設定ですので大河ドラマ風と言うよりは時代祭風になりましたが、過去に武者行列系の祭に出ていた身としては憧れの役柄であった巴御前の姿になる事が出来て嬉しかったです。 2023年の年賀状の写真でも採用しましたが、古くから交流のある方には久しぶりに甲冑姿の私が見られて懐かしいとメッセージを頂きました。

 

2022年4月30日、時代やさんにて江戸時代前期の設定の十二単の衣装体験。

 

 

こちらは時代やさんのお雛様キャンペーンの釵子付きの垂髪のかつらを利用してのリクエストオーダーの形での実現になりました。 釵子付きの垂髪のかつらがあったと言う事で懸け帯を付けて頂いての江戸時代前期風の十二単の衣装体験が実現しました。 懸け帯は紫色と朱色の2種類がありますが、唐衣を赤色にしたかったと言う事で朱色の懸け帯をお願いしました。 赤色の唐衣は時代やさんで何度も十二単の衣装体験をしていましたが初めての登場になります。 普段、着慣れていない色目の物でしたがこの点でも上手く纏まるのは流石は時代やさんの衣装だからでしょうか。 時代やさんの十二単はこの後に体験料金が改定されたのでこの時に体験する事が出来て良かったです。

 

2022年5月12日、自宅をスタジオ化しての鎌倉時代の設定の袿の衣装撮影。

 

 

変身店の体験料金の値上げが相次いでいると言う事で自宅に置いている衣装を生かしての衣装撮影が出来ないかなと思って背景布とスマートフォン用の三脚を購入して一通りの機材を揃えて自宅をスタジオ化しての衣装撮影をする方向に行こうと思って試行錯誤をしながら衣装を着ての撮影をする事にしました。 この時の衣装は鎌倉時代を意識した袿姿になります。 髪型の設定も自力での対応、メイクも着付けも自力での対応で初めての経験でしたが、iPhoneのインカメラの画質は意外にも良かったです。

 

2022年5月14日、自宅をスタジオ化しての袿の衣装撮影。

 

 

自宅をスタジオ化しての衣装撮影を充実させようと思っての2度目の袿姿でしたが、この時には平安時代の設定の袿姿の衣装撮影をする事になりました。 頭には数年前に購入した銀色の納曽利天冠を付けています。 平安時代の袿姿の舞姫を意識して限られた広さの撮影場所で出来るだけの物での衣装撮影をしましたが、流石に背景布があれば自宅での撮影に見えない所が背景布の魔力かなと感じました。 平安装束の設定に合わせて神楽鈴も五色布を付けましたがそれで雰囲気が出ていて良かったです。

 

2022年5月23日、自宅をスタジオ化しての漢服の衣装撮影。

 

 

この時も自宅をスタジオ化しての衣装撮影をする事になりました。 漢服系の衣装でまだ撮影で使用していなかった組み合わせの物から選んでの物になります。 唐傘は少し前に購入した物を使って、造花の花は自宅から徒歩で行くことが出来るダイソーで購入しての物になります。 漢服の着付けは久し振りでしたが、胸元の露出が少し大きかったような感じがしました。 構図としては悪い物ではなかったので着付けを綺麗にしての再度の撮影をしたいかなと思いました。

 

2022年7月1日、自宅をスタジオ化しての漢服の衣装撮影。

 

 

この時も自宅をスタジオ化しての衣装撮影をする事になりました。 漢服系の衣装でまだ撮影で使用していなかった組み合わせの物から選んでの物になります。 こちらの漢服は引っ越しの時にしまい込んでしまって無くしていた物でしたが、自宅を整理していると出て来たと言う事で思わぬ収穫に嬉しい気分になりました。 構図は琵琶を持っての物ですがこちらの琵琶は玩具の物でヤフーショッピングで1700円で購入した物でしたが写真では適度に見映えする物になっています。 自宅を整理していて漢服が2着出て来たので嬉しい発見になりました。

 

2022年8月19日、エスペラント心南青山スタジオさんにて猫又花魁の変身体験。

 

 

2018年1月以来、久し振りともなる心グループさんでの変身体験はエスペラント心南青山スタジオさんでの猫又花魁の変身体験になります。 心グループさんの変身体験は一部の物を除いては関東地方でも体験する事が出来るのでこの点では良いですね。 エスペラント心南青山スタジオさんは京都に出掛けられない時の変身体験の場所として今後は利用価値が上がって来るのかなと思いました。

 

2022年10月18日、自宅をスタジオ化しての漢服系の創作花魁の衣装撮影。

 

 

2022年7月以来、背景布を秋の設定の物に変えて久し振りに自宅をスタジオ化しての衣装撮影をする事になりました。 漢服系の衣装でまだ撮影で使用していなかった組み合わせの物から選んでの物になります。 今回は漢服系の創作花魁を意識しての漢服に打掛を羽織る形での衣装撮影をしました。 こちらの打掛は2018年2月以来の登場でしたが傷んでいる所も無くてこの点では良かったです。 小道具は色々と使いましたが個人的に気に入った物はこちらの琵琶になります。

 

2022年10月18日、自宅をスタジオ化しての漢服の衣装撮影。

 

 

先程の漢服系の創作花魁の衣装撮影に引き続いての物で漢服単体で着ている姿での衣装撮影をする事になりました。 漢服系の衣装でまだ撮影で使用していなかった組み合わせの物から選んでの物になります。 小道具の菊は例によって自宅から徒歩で徒歩で行くことが出来るダイソーで購入しての物になります。 漢服姿の場合は髪型の設定で悩みますが、自力での地毛のヘアアレンジがもっと色々と出来るようにしたいです。 メイクももっと色々な雰囲気の物に仕上げられるようになりたいと思っています。

 

2022年10月20日、自宅をスタジオ化しての鎌倉時代の設定の女武者の衣装撮影。

 

 

自宅をスタジオ化しての衣装撮影では初めてとなる甲冑姿での物になります。 この時は甲冑のメンテナンスを兼ねての着用になりました。 自力で甲冑を着る事が2018年以来4年振りになりますが、想像していたよりはきちんと着用する事が出来て良かったです。 撮影の場所的な問題で太刀を佩く事が出来ずに刀は短刀と脇差を差すのみになっていますが、この点は撮影用の短い太刀拵えを作る必要が出て来ているでしょうか。 丁度、この頃には時代やさんで巴御前の特別キャンペーンが開催されていましたがそれと少しでも似ているような雰囲気を楽しみたくて甲冑に天冠を付けての撮影になりました。

 

2022年10月20日、自宅をスタジオ化しての戦国時代の設定の女武者の衣装撮影。

 

 

鎌倉時代風の甲冑の撮影の後には甲冑の袖の部分を変えて、さらに陣羽織を着て戦国時代風の甲冑姿になっての撮影をする事にしました。 自宅をスタジオ化しての衣装撮影は陣羽織の有無等の衣装の仕様の変更でも追加料金の概念が発生しないのでこの点は嬉しいです。 陣羽織は2010年頃に打掛を解体しての手作りの物で私がとても気に入っている物でしたが、久し振りに着用する事が出来てこの点では嬉しかったです。

 

2022年11月18日、花水木さんにて舞妓の変身体験。

 

 

53回目の舞妓の変身体験は花水木さんでの物になります。 久し振りに京都以外の変身店での舞妓の変身体験でしたがメイクの質やスタジオ写真の質が良かったです。 髪型は地毛結いでの割れしのぶでしたが、男性の結髪のスタッフの方と懐かしの紅先笄さんの石原先生の話で盛り上がって本当に嬉しい気分になりました。 着物は今までに選んだ事のないような物を選びましたが雰囲気もかなり変わり映えがあって良い物になりました。

 

2022年12月30日、ぎをん彩さんにて舞妓の変身体験。

 

 

54回目の舞妓の変身体験はぎをん彩さんでの物になります。 この時は実際に着ていたいと思っている着物の候補を複数考えて行きましたが、舞妓の変身体験の初心に戻っての紫色の着物を選ぶ事になりました。 着物の柄が可愛くて全体的に可愛い雰囲気に仕上げて頂きましたが手ぬぐいを使用した構図は今までに無かったので新鮮味のある構図で撮影をして頂けてこの点では収穫がありました。

 

2022年12月30日、ゆめみる夢さんにて舞妓の変身体験。

 

 

2022年の衣装体験納めにして、55回目の舞妓の変身体験はゆめみる夢さんでの物になります。 この時も店長の方に本職の舞妓の衣装をお勧めして頂いてそれを選ぶ事になりました。 本職の舞妓の着物は二枚富貴綿の仕上がりになっていてずっしりと重たかったです。 思えば2022年の舞妓の衣装体験の着物は良い物が当たっていたような感じがしていましたね。 2022年12月30日のみに関して言えば紫色の着物に縁がありました。 2010年頃の私であればこのような色の平安装束を発注していたのかもしれないくらいに好きな色目の物に当たりました。

 

衣装体験や変身体験に絡めての活動は今後も続けて行きますが、今後は予算が少なくて撮影出来る自宅をスタジオ化しての衣装撮影の割合を少しずつ増やして行く事が出来たら良いのかなと思っています。

 

以上、23着が2022年の衣装体験や変身体験になりますでしょうか。 来年、2023年も色々と題材を考えていますが、少しでも良い内容になればと思う所があります。