変身体験の概要

体験日:2022年8月19日

時間:14時から16時30分

エスペラント心南青山スタジオさんの猫又花魁の創作花魁(紅(コウ)バージョン)

体験料金:28050円(税込)

全カット入りデータ追加料金:11000円(税込)

変身の内容について

猫を意識しての創作花魁姿で、髪型はウィッグで腰に猫の尻尾を意識した尻尾を加えての物。

実際に衣装を着付けられて

2022年8月19日、自宅から日帰りで行く事が出来る店舗であるエスペラント心南青山スタジオさんでの猫又花魁の創作花魁の変身体験をする事にしました。 この時にはエスペラント心南青山スタジオさんで期間限定で猫又花魁のキャンペーンが開催されていましたが、当初は2022年7月31日までの期間で金銭的な準備の面で行く事が難しいと思っていましたが、2022年8月31日まで期間延長されたと言う事で晴れて予約をする事が出来て変身体験をする事になりました。
 
日帰りで行く事が出来る店舗ですので休みの概念が無く訪問する事が出来るのが良いですね。 自宅をスタジオ化しての衣装撮影を除けば2022年4月30日以来、約4か月振りでの変身店への訪問ですので非日常を味わうのに丁度良い時期であろうと思いました。

 

 

猫又花魁は中着の色の違いで紅(コウ)バージョンと白(ハク)バージョンの2種類の物がありましたが、私が選んだのは紅(コウ)バージョンになります。 エスペラント心南青山スタジオさんの店舗で受付をして頂いてから、店舗の3階にあるロッカーの部屋に案内されてから襦袢が渡されて襦袢に着替えて、メイクの部屋に案内される形になりました。

 

エスペラント心南青山スタジオさんでは入口のレジの近くに財布用のダイヤル式のロッカーが置かれていてそこに財布を入れてからロッカーの部屋で着替える形になっています。

 

 

メイクが終わってから着付けがされますが、メイクの部屋では打掛以外の物、中着と猫の尻尾を意識した尻尾、まな板帯が着付けられました。

 

猫又花魁の場合では紅(コウ)バージョンと白(ハク)バージョンで中着の色やまな板帯の仕様が異なって来ますが、この時は紅(コウ)バージョンの設定でしたので赤色の中着と赤色のまな板帯が用意されました。

 

赤色の中着は掛下であったのか豪華な着物になっていて染め柄の派手な着物になっています。 襟はこちらの猫又花魁用に作られた物であるのか掛下に付け襟が縫い付けられていてあたかも着物を重ねて着ていますよ的な雰囲気に着付けられました。

 

 

掛下は肩出しの着付けではありませんが襟元を大きく開けて着付けられます。 古典的な太夫の着付けと比較するとかなり襟の開きの面積は大きかったです。

 

まな板帯は元々は花魁変身用の打掛として使われていた物であろうと思いますが、帯としてリメイクされていてそれが着付けられました。 流石に元が打掛であるのかまな板帯としてはかなり豪華な物になっています。 まな板帯の色は赤色と黒色で構成されていますが、元々は赤色と黒色の打掛であったのかなと考えさせられました。

 

 

まな板帯が結ばれる前には猫の尻尾を意識した尻尾が付けられる事になります。 尻尾は左右の両側にあると思いきや左側に2本付けられる形になっています。 尻尾の色はウィッグの色で設定が異なるようで、白色の尻尾は白のウィッグかシルバーのウィッグを選ぶ事で選べるようになっています。

 

基本的には私は黒髪の方が好きでしたが黒のウィッグを選ぶと黒色の尻尾が付けられる事になってしまい、白色の尻尾が可愛かったのでウィッグはシルバーのウィッグを選ぶ事にしました。

 

 

猫又花魁ですので猫を意識してなのか首にも鈴が付けられる形になりました。 首に鈴を付けられると本当に猫に変身したような気分になりますね。 動いている時にも鈴がリンリン鳴って可愛い雰囲気になりました。

 

こちらの猫又花魁のキャンペーンが最初に発表されたのは数年前(確か2019年)で店舗も京都の嵐山にあるSTUDIO心さんでしたが、STUDIO心さんとエスペラント心南青山スタジオさんとの店舗の違いがあるとは言え東京でそれが体験出来ると言う事で個人的には嬉しかったです。

 

 

打掛はスタジオ撮影の直前に着付けて頂く事になりました。 打掛は一見すると白無垢に見えましたが、心グループさんの店舗で言えば狐の嫁入りが白無垢を使う変身体験になっていますがその時の打掛が汎用されているのでしょうか。

 

中着の仕様の違いで狐の嫁入りにも猫又にも見えると言うのが技術力の賜物ですね。 腰に猫の尻尾を意識した尻尾を付けていますので打掛はゆるっとした羽織り方になっています。

 

礼装の和装の着付け方とはかなり異なりますが、創作和装と言う意味ではこのような着付け方でも十分に作品として通じるのかなと思いましたね。 これはこれで可愛い物に仕上がっています。

メイクの設定

 

襦袢への着替えが済むと最初にメイクがされると言う事でメイクの部屋に案内される事になりました。 メイクを担当して頂いたスタッフの方は石井様になります。 石井様にiPadで猫又花魁の見本のモデルの写真を見せて頂いた時に丁度、シルバーのウィッグを付けている猫又花魁の写真がありましたのでその写真と同じような感じでメイクをして頂く事になりました。

 

猫が設定であると言う事で目元がつり目の方が良いのかたれ目のどちらが希望ですかと言われて、私の場合はどちらかと言われるとつり目になりやすいのでたれ目を意識してメイクして頂く事になりました。

 

 

最初にベースメイクとしての白塗りがされて行きますが、鬢漬け油の下地の白粉の白塗りとは異なって洋メイクの白塗りでしたので手早くされて行きました。 今時の白塗りメイクってこれだけ手早く出来るのかと言うので良い意味でカルチャーショックを味わいました。

 

下地クリームで皮膚の色の微調整をして頂いてのその上からの白塗りでしたが、5分程度の時間で塗られたと言う事で現代のメイクの進化も感じさせられたのかなと思いましたね。 その後はチークカラーも塗られて行きましたが、ベースメイクは手早く仕上げられてその後はアイメイクをして頂く事になりました。

 

 

アイメイクはベースメイクとは逆に時間を掛けて仕上げられる形になりました。 最初のアイシャドウやアイブロウの時は手早く塗って頂きましたが、その後の付け睫毛の重なり方等で何度も調整されて、合わせると3枚重ねの付け睫毛になりましたが、左右で均等に重ねられているのか何度も確認がされてから目元の仕上げのメイクの入って行く事になりました。 アイブロウは赤色のパウダーのみで塗られて行きましたが意外にも地の眉毛と馴染んでいてこの点では良かったです。

 

付け睫毛を付けられてからはアイメイクの仕上げをされて行って、心グループさんの店舗が得意とされているダブルラインの仕上げになりました。 赤色のアイラインやダブルラインの所は口紅をならして紅筆で描かれて行きましたが丁寧に仕上げられました。

 

アイメイクが終わると口紅の部分が塗られて行きましたが、複数の色の口紅を透明の板で混ぜて理想の色に仕上げて行って塗られて行きます。 唇の全面が塗られるのかと思いきやパウダーを混ぜての仕上がりで口元は意外にもマットな仕上がりになっています。

 

メイクが仕上げられるとウィッグが付けられましたが、この時には白色の尻尾が付けられたかったのでシルバーのウィッグを選んで付けて頂きました。 ウィッグはウィッグの本体と猫耳の部分と分かれていて、本体が付けられてから猫耳の部分が付けられて簪が付けられての完成になります。

 

花魁の変身体験でカラーウィッグを使う事はほぼ初めての経験ですが、原形を留めない変わり映えに流石は心グループさんの店舗での変身体験かなと感じさせられました。

 

その後は着付けがされて、打掛以外の物を全て着付けて頂いてからスタジオ撮影をして頂く事になりました。

小道具の設定

 

小道具として用意されたのは舞扇と狐面と三味線と横笛と彼岸花の造花になります。 心グループさんの店舗の通常の変身体験のプランの場合は小道具の持参は可能ですが、この時はキャンペーンでの対応でしたので小道具の持ち込みは不可能になっています。

 

花魁系の変身体験ではありましたが、定番とされている煙管はこちらの猫又花魁の変身体験の場合では用いられなかった形になりますね。

 

猫又花魁の変身体験が登場したSTUDIO心さんの場合では小道具として神楽鈴が使われていましたが、エスペラント心南青山スタジオさんの場合では神楽鈴は小道具としては用意されていない状態になっています。

 

 

個人的には神楽鈴を使った構図の猫又花魁の写真を撮影して頂きたかったですが、それが無かったと言う事で代わりに三味線を持たせて頂いての撮影をして頂きました。

 

2022年の現在では心グループさんの店舗に衣装や小道具等の寄贈は出来なくなりましたが、昔は小道具の寄贈も行われていて三味線はその時代に寄贈された物であるそうです。

 

こちらの猫又花魁の変身体験では三味線が小道具として登場していますが、弦楽器系の小道具は写真映えが良いので小道具の持ち込みが出来る衣装体験や変身体験の際には嵩張りますが持参したい物になっています。

プロカメラマンによる撮影

 

撮影はカメラマンのスタッフの方の機材でして下さります。 一眼レフのデジカメで照明も当てながら丁寧に撮影をして頂きました。 照明機材が良いのか複数の機材を細かく動かしながら理想の角度を作って頂いての撮影をして頂けます。

スタジオ撮影が開始されて行くと、打掛が着付けられて撮影が開始されて行きました。 カメラマンのスタッフの方は以前、2017年に心-花雫-さんに訪問した際に対応して下さった當房(とうぼう)様で約5年振りの再会でも私の事を覚えて下さっていたのか嬉しい再会になりました。

 

 

構図は色々と組まれて行きましたが、構図作りになれているのか手早く作る事が出来て撮影は順調に進んで行きました。 立ちでの構図であったり座りでの構図であったり上半身のみの構図であったりと色々な構図を作って頂いて撮影して頂きましたが、當房様との撮影の時間はあっと言う間に撮影が終わって楽しい時間を過ごす事が出来ました。

 

こちらの店舗の機材は富士フイルムの一眼レフ(ミラーレス一眼かも)でしたが、最近の変身店で多く使われているようなソニーのミラーレス一眼とはまた違った仕上がりの写真になっていました。 デジカメはメーカーによって個性が出ていますが久しぶりの富士フイルムの機材でしたので色の出方やシャープネスの出方の違いを楽しむ事が出来て良かったです。

 

 

スタジオ撮影の写真では打掛を着てますが、スタジオ撮影が開始する直前に着付けて頂いて構図ごとに裾を動かして頂いての撮影になりました。 打掛は白無垢の物が使われていますが白無垢の地紋も綺麗に出ていてこの点ではデジカメの解像度の高さの賜物であるのかなと感じさせられました。

 

今回は猫又花魁の変身体験でしたが、機会が出来た際には別の変身体験もしたいと思いましたね。 彼岸花の造花は狐の嫁入りと言った他のプランでも使われているのか使用感がありましたが、彼岸花がこれだけ綺麗な花であるとは今まで思いもせずで造花の花を持っているだけの物事でしたが、衣装体験や変身体験の絡みの活動とは別に彼岸花の花の撮影をしたくなりました。

まとめ

 

2019年以来、3年越しの夢が実現して良かったです。 猫を意識した創作花魁であると言う事で猫耳を意識したウィッグがあったり、シルバーのウィッグの髪の毛であったりと個性的な創作花魁の変身体験が出来ました。

 

変身店での衣装体験や変身体験は2022年4月以来で4か月振り、心グループさんの店舗での変身体験は2018年1月以来で4年振りでしたが、久し振りに変身体験が出来て良かったと思います。

 

写真の枚数としては明らかに30カット以上撮影して頂いていますが、カメラマンのスタッフの當房様に30カットに編集されてダウンロードのURLが書かれたメールが送付されてのお渡しになりました。 URLの送付はLINEでも可能ですがどちらの場合でも写真の解像度が下げられる形もなくで良い状態の写真をその日のうちに頂く事が出来ました。

 

猫又花魁の変わり映えが素晴らしかったので変身体験の体験記の記事に留まらずフォトブックの形にしたいと思っていて現状ではデータのみを持っている状態ですが資金的に余裕が出て来たらその時には外注で猫又花魁の創作花魁の変身体験のフォトブックを作ってみようと思っています。