変身体験の概要

体験日:2021年5月2日

時間:12時30分から15時

STUDIO夢工房京都駅前本店さんの夢工房コレクションの令和美景花鶴の創作花魁

体験料金:16500円(税込)

地毛結い追加料金:5500円(税込)

白塗りメイク追加料金:3300円(税込)

全カット入り補正済みデータUSBメモリー追加料金:33000円(税込)

変身の内容について

鶴を意識しての創作花魁姿で、髪型は地毛結いに伊達兵庫の髷を加えての物。

実際に衣装を着付けられて

2021年5月2日、2021年5月の京都府への旅行を計画した際の当初の最大の目的としてはSTUDIO夢工房京都駅前店さんでの令和美景花鶴の創作花魁の変身体験をする事になっていました。 後になって時代やさんでの享保雛の衣装体験も加わりましたが、あくまでも最初はSTUDIO夢工房京都駅前本店さんでの令和美景花鶴の変身体験が主体的な目的になっていました。
 
2021年5月の黄金週間に休みを得られる事が分かったと言う事で交通手段や宿泊施設の手配をしましたが、それが出来た時点でSTUDIO夢工房京都駅前本店さんに電話して令和美景花鶴の変身体験の予約をしました。
 
 
令和美景花鶴は当初は平成時代末期に京都コレクションの美景花鶴として導入されて、その時期に一度、予約をしていましたが、その時には別の用事が入ってしまって泣く泣く諦める事になりました。
 
その後、令和時代に入ってから2020年に夢工房コレクションとして令和美景花鶴としてリニューアルされて再度の導入がされましたが、体験する機会を得ようとしてようやく2021年5月に休みが得られた絡みで2度目の正直として体験する事が出来た変身体験になります。
 
 
STUDIO夢工房さんは2021年6月から無期限で休業されてから閉店されたと言う事で、何とかこちらの変身体験は営業されていた時期に間に合ったと言いますかそのような感じになります。 本当に奇跡的に変身体験をするのに間に合ったと言う感じでしょうか。
 
 
衣装は襦袢が着付けられてから襟が付けられて行って、その後、中着としての振袖が着付けられました。 さらに花魁系の変身体験であると言う事で前結びになっている帯が結び付けられます。
 
写真では打掛と飾り帯が着付けられていますが、打掛は着付けとメイクのスタッフの方にスタジオに持って行って頂いて、飾り帯も同様にして運ばれました。
 
 
打掛は本当に豪華な物になっていて、袖口と裾には鶴の羽を意識しての羽飾りが付けられています。 さらに仕上げられた写真では鶴の羽が意識された白色の羽の加工が施されています。
 
 
令和美景花鶴は基本的には全かつらでメイクも通常のファンデーションのメイクになりますが、追加でのオプションとして白塗りのメイクと伊達兵庫の髷を用いる半かつらがあって、それらのオプションを用いると平成時代末期に導入された当時の美景花鶴としての変身体験が可能になります。
 
 
STUDIO夢工房京都駅前本店さんに到着してからはメイクの絡みで先に卒業袴の衣装体験をしましたが、卒業袴の衣装体験が終わってから水分の補給をして令和美景花鶴の変身体験をする事になりました。
 
令和美景花鶴の変身体験をするのに最初は下着姿になって防寒用の襦袢を羽織っている状態で膝掛けを乗せて頂いている状態で髪型が結い上げられていきました。
 
令和美景花鶴の髪型は良くある花魁の髪型の伊達兵庫の髪型ですが、伊達兵庫の髷を固定する為の土台の髪型を地毛を用いて結い上げて頂く事にしました。
 
地毛で鬢の張りを作ってから伊達兵庫の髷を付けて頂くのですが、メイクのスタッフの方が言われるには、STUDIO夢工房京都駅前本店さんの歴代の創作花魁の地毛結いの中でも最も豪華で重い髪型になるとの事でしたが、重さ的な面で言えば、2017年に体験した関西コレクションの百花繚乱と同じ位の髪型の重さに感じました。 伊達兵庫の髷が重いと言うよりはメイクと着付けの後に付けられていく簪が重いと言いますかそのような感じですね。

メイクの設定

 
髪型が作られると、その後はメイクがされる事になりました。 令和美景花鶴では通常の場合はファンデーションをベースとしたメイクになりますが、オプションの扱いでの白塗りメイクになっていますので、ベースメイクが白塗りになります。
 
白塗りはSTUDIO夢工房での舞妓や芸妓の変身体験で使われている物とほぼ同じ白塗りのメイクがされていって、ポイントメイクの部分は令和美景花鶴のメイクである赤色と黄色のアイシャドウを使用したメイクになっています。 口紅の所では仕上げの段階として金箔が使われていて豪華な仕上がりになっていました。 白塗りのメイクではありますが影付けの部分が舞妓や芸妓の変身体験の時よりも派手目に付けられています。

 

 

メイクが仕上げられてからは衣装が着付けられていきましたが豪華な襟が付けられて柄の華やかな中着が着付けられてから前結びの帯が結ばれていきました。 中着は振袖を改造された物になっているのか袖の振りの部分が綺麗な着物になっています。
 
中着が着付けられると結い上げられた髪形に簪が挿されていきましたが簪がとても重い物になっています。 衿摺りと呼ばれる簪もありますが、他にも色々と付けられていって、最終的にはとてつもない位の重さの髪型に仕上げられていきます。

 

 

メイクのスタッフの方が言われるには全かつらの場合と比べて簪の数が多くなっていて、地毛を引っ張る場合もあるので全ての構図の撮影が出来るまでの途中の構図で終わられる方もおられるとか。(データの枚数としては50カットとして仕上げられるので全ての構図の撮影が出来た方でも途中の構図で終了される方でもきちんと50カットとして編集されるとの事です。)

小道具の設定

 
小道具としては煙管の他には和傘、鶴のあや取りを意識した鶴の飾りの付いた紐、文が貸し出されました。 構図の数としてはかなりありますが、令和美景花鶴の創作花魁の変身体験の場合は髪型の重さで途中で撮影が終了される方もおられるようで、私の場合は最後の文の場面まで出来たと言う感じになっています。
 

 

小道具以外にも花魁座敷が意識された部屋では椿の花の造花や雪洞、行灯、桜の木の造花等でとても豪華な空間になっています。 この空間を令和美景花鶴の創作花魁の姿で長時間占領出来たと言う事でとてつもない優越感を味わう事が出来ました。

プロカメラマン撮影

 
撮影はカメラマンのスタッフの方の機材でして下さります。 一眼レフのデジカメで照明も当てながら丁寧に撮影をして頂きました。
 
スタジオ撮影が開始されて行くと、打掛が着付けられて私とカメラマンのスタッフの方と着付けのスタッフの方の3名でスタジオの中で撮影が進んでいきました。
 
 
打掛は黒色の地色の物ですが袖口に羽根が縫い付けられている豪華な物になっていて、鶴を意識した創作花魁であると言うのが感じさせられました。
 
髪型が重いとはありますが、他所の店舗で伊達兵庫の髪型の全かつらを経験している事もあって重い状態ではありましたが写真の美しさの為に耐えて先述にも書いていますが全ての構図の撮影まで無事に撮影をして頂く事が出来ました。
 
髪型も地毛で鶴を表現して頂いていますが本当に仕上がりとして美しい物になっています。 打掛も元々が婚礼衣装として作られたであろう鶴の刺繍が施されていますが本当に綺麗な打掛に仕上げられています。
 

 

令和美景花鶴の創作花魁の変身体験をされる多くの方の場合は途中の構図で終了して最後に鶴のあやとりの構図を撮影した時点で終了されるとの事ですが、私の場合は最終的には鶴のあやとりではなくて文を読んでいる構図の所まで進んでの終了となりました。
 
地毛結いで白塗りメイクまでして頂いた方で最終の構図まで無事に撮影出来た方が少なかったそうでカメラマンのスタッフの方も着付けのスタッフの方も見ていて楽しいと言われました。

まとめ

 

2019年以来、3年越しの夢が実現して良かったです。 令和美景花鶴の創作花魁の美しさは明らかに群を抜いています。 花魁系の変身体験ではありますが、肌の露出度の少ない上品な花魁でセクシー系の花魁とは異なる雰囲気が出ていました。 ファッションシンボル的な創作花魁の変身体験になりました。

 

先述にもありますが、写真の枚数としては明らかに200カット以上撮影して頂いていますが、カメラマンのスタッフの方に50カットに編集されて補正がされてのお渡しになりました。
 
通常はDropboxを通してのデータでの納品になりますが、希望をすればUSBメモリーを送付して頂く形での納品もして下さります。
 
私の場合は卒業袴の衣装体験とSTUDIO夢工房嵐山店さんでの舞妓の変身体験のデータも合わせてのスタジオ写真とUSBメモリーでのデータの送付でしたので1梱包での送付になりましたが1梱包の中に3回分の変身体験のスタジオ写真が入っていて、USBメモリーも丁寧に梱包されていて印象としては良い物がありました。
 
こちらの記事を再編集している2022年4月の時点ではSTUDIO夢工房さんは閉店されましたが、営業されていた時代で金銭的に余裕があれば同じ夢工房コレクションでも花明かりの巫女も体験したかったです。

 

現状ではデータのみを持っている状態でまだフォトブックを制作していませんが、資金的に余裕が出て来たらその時には外注で令和美景花鶴の創作花魁の変身体験のフォトブックを作ってみようと思っています。