変身体験の概要
体験日:2021年10月30日
時間:14時から15時30分
時代やさんの八朔の遊女キャンペーン
体験料金:16500円(税込)
写真追加料金:1100円(税込)
藤の背景追加料金:1100円(税込)
変身の内容について
八朔の遊女(花魁)を意識しての花魁姿で、髪型は通常の花魁の伊達兵庫の髪型とは異なる横兵庫の髪型。
実際に衣装を着付けられて
2021年10月30日、2021年10月の近畿地方への旅行を計画した際の最大の目的として時代やさんでの八朔の遊女キャンペーンの変身体験をしてまいりました。
八朔の遊女キャンペーンは当初は2021年9月30日までの限定での開催でしたが、それが1か月延長されると言う事で2021年10月31日まで体験する事が可能になりました。
1か月延長されると言っても2021年10月25日の給料日の後での訪問しか出来なかったと言う事で最終日の1日前である2021年10月30日にようやくの思いで体験出来る形になります。
八朔の遊女キャンペーンは基本は無地の背景ですが、事前の予約の形で藤の背景を希望をすると対応して頂けます。(2021年10月の時点では1100円(税込)で選べます) また、打掛も基本の物としては白色(白無垢)になりますが、希望を言って黒色に鶴の柄が描かれている打掛を用意して頂きました。
着付けは貴之様とめぐみ様にして頂く形になりました。 今回の変身体験は八朔の遊女と言う事で下着の上には中着が着せられて、帯が結ばれて打掛が着付けられて、最後にかつらが付けられての完成になります。
2021年10月の最後の土日で京都に訪問出来る事になって交通手段の確保をしましたが、往路は成田国際空港からのピーチの格安航空券で復路は新幹線での手配になりました。
交通手段の確保が出来た時点で時代やさんのLINEのアカウントにメッセージを送って、希望の日程と時間を言いましたが、その希望通りの時間を確保する事が出来ました。
当初、2021年5月1日に訪問した後は2021年12月に訪問をすると言って時代やさんのLINEのアカウントに予約のメッセージを送っていましたが、急遽の2021年10月の訪問になってゆか様や正子様と色々とお話しする事が出来ました。
時代やさんの予約に関して言えば、じゃらん遊びの時代やさんのページを見て予め空き時間を確認してから予約をするとほぼ確実に希望の時間に予約する事が出来ます。
一部の基本プランの予約に関してはじゃらん経由でも予約する事が出来ますが、キャンペーンに関しては時代やのLINEのアカウントや電話で問い合わせる必要があります。
変身体験をする当日になって時代やさんの店舗に行きましたが、丁度、ゆか様と正子様がおられたと言う事で扉を開けて例のように小道具の準備をしてからは2階の受付に案内されて2021年の秋から時代やさんのスタッフに加わられためぐみ様に接客される形でプランの確認がされて衣装の確認がされてからスタジオ撮影の構図を決めてから、再度、1階のメイクの部屋に案内される事になりました。
スタジオ撮影の構図はキャンペーンの扱いですので1枚選ぶ事になるのですが、追加料金を払って1枚追加して2枚にして頂いて、1枚は立ちでの構図で和傘を持っている状態の物を選んで、もう1枚は座りの構図で煙管を持っている状態の物を選びました。
背景の設えとして用意して頂いたのは藤の背景と毛氈になります。 平安装束系の衣装体験の場合は几帳と畳になりますが、この点は衣装やその他の設定の違いの絡みでしょうか。 他には装飾的な意味合いがあって檜扇も持参しましたが、それも凄く良い雰囲気を出していました。
この時はLCCの航空会社を利用しての訪問でしたので荷物に制限があって和傘の持ち込みは出来ませんでしたので、和傘は店舗に置かれている物を借りる形にさせて頂きました。
LCCの航空会社を利用して訪問する場合はLCC用の機内持ち込みサイズにする必要があって、さらに荷物全体で7kg以内に抑える必要がありますので、小道具の持ち込み数や嵩を少なく、小さくする必要がありますので小道具も選びに選び抜いての物になります。
衣装の組み合わせのお勧めは
時代やさんの花魁は打掛や帯の種類が多く存在していますが、キャンペーン時では限定の打掛や帯も用意されますが通常時ではまな板の帯が5本存在しています。
まな板帯は通常時では水色、黄色、赤色、朱色、白色の5種類存在していて、キャンペーン時ではこれに加えてあんこ帯と呼ばれるリボン結びになっている帯が用いられる場合があります。
中着は今回の八朔の遊女キャンペーンの場合は白色の中着と赤色の中着がありますが、通常時に用意される中着は赤色の柄の入っている中着になります。
打掛も複数の種類があって、一部の打掛が追加料金の設定になりますが、通常時では紺色、萌黄色(唐織)、萌黄色(花柄)、桜色、白色、水色、黒色の7枚存在しています。
八朔の遊女キャンペーンの場合は打掛が限られていましたが、通常時では7枚から自由に選ぶ事が出来てその中でお勧めなのは追加料金の設定になる紺色の打掛になります。
衣装体験や変身体験の趣味の人で台湾と言えば台湾の変身写真館の話題もあるのですが、ゆか様とは台湾のグルメの話や史跡の話等で色々な話をする事になりました。
ちなみに、今回の八朔の遊女キャンペーンの横兵庫の髪型のかつらは良美様の技術力で結い上げられたかつらでそのかつらが目当てで来られたお客様が多くおられたとの事でした。
正直、私も衣装を着付けて頂く事よりもかつらの横兵庫の髪型に結い上げられた姿を一目見たいと思って訪問した位です。
メイクの設定
時代やさんの花魁の変身体験の時のメイクの設定は複数ありますが、ベースメイクの色としては白塗り、白めナチュラルの2色存在しています。 ベースメイクの色の指定が無い場合は白塗りになります。
メイクは花魁と言う遊女系の物であると言う設定ですので白塗りで目紅も派手に入っている状態で仕上げられましたが、肌の手入れに力を入れるようになって涙袋の皺や口元の皺が改善されていてこの点は手入れのし甲斐があったかなと感じさせられます。
同じ時代やさんのメイクでも平安装束系と遊女系とでは同じ白塗りであってもアイラインの入れ方や目紅の入れ方が異なっていて、実際に仕上げられると顔立ちとしても微妙に異なって来ます。
今回のように花魁の変身体験を単体でする時にはメイクの手順が変わる事はありませんが、平安装束や戦国姫等の衣装体験と同時に体験される場合はアイラインや目紅の書き足しの絡みで先に平安装束や戦国姫等の衣装体験をした後に花魁の変身体験をする形になります。
小道具の設定
花魁の変身体験の場合は時代やさんの店舗側の小道具で自由撮影の際に貸して頂けるのは蝙蝠扇になります。
今回の衣装体験の際には私は小道具としては煙管と檜扇、蝙蝠扇と造花の花束、神楽鈴と玩具の琵琶筆を持参しました。 蝙蝠扇は時代やさんの店舗側で貸して頂ける蝙蝠扇と比較すると柄が違っていますが大きさの面では殆ど同じ物になっています。
どうしても時代やさんに行く時には小道具を色々と持参して行くので荷物としては嵩張ってしまって、今回のように良くある飛行機の機内持ち込みサイズよりも小さなLCCの機内持ち込みサイズに収める為にかなり頑張りましたが、玩具の琵琶はミニミニスーツケースの中で斜めの角度で置く事で何とか入る形になりました。
自由撮影
着付けが完成するとまずはスタジオ撮影の写真であると言う事でゆか様に撮影をして頂くのですが、立ちでの構図で和傘を持って構えている状態の写真を撮影して頂きました。 その後は座りでの構図で煙管を持って構えている状態で撮影をして頂く形になりました。
基本プランでの撮影とは異なって写真の追加をしない場合ではスタジオ撮影は1枚になりますが、この時には1枚追加していると言う事で立ちでの構図と座りでの構図の2枚のスタジオ撮影がされました。
店舗側の機材での撮影がされてから、手持ちのデジカメで撮影をして頂けます。 1構図に付き、2枚から4枚撮影して頂けますが、全身の構図と上半身の構図と言う感じで撮影をして頂ける傾向があります。
スタジオ撮影が終わると自由撮影が開始されていって、私が持ち込んでいるコンデジとスマートフォンをめぐみ様と貴之様が操作して撮影をして下さりました。 実際に持ち込んだ小道具は色々とありますが、立ちでの構図は煙管と神楽鈴と蝙蝠扇と造花の花束と玩具の琵琶、座りでの構図でも煙管と造花の花束と玩具の琵琶を使いましたが、玩具の琵琶が見た目としては小さいですが存在感があって持って来て良かったかなと感じさせられました。
自由撮影はスタジオ撮影が終了してから約10分ありますが、おひとり様の訪問でもスタッフの方にデジカメやスマートフォンを渡して撮影して頂けます。 自由撮影はめぐみ様と貴之様にして頂きましたが、それぞれ個性のある写真に仕上がっていて良かったです。
スタジオ撮影の写真は2枚ありましたが、スタジオ撮影の枚数が3枚以下の場合は写真を1枚ずつラミネート加工して下さるので写真を持ち出して変身した姿を友人に見せるには丁度良い加工の方法に感じました。
まとめ
期間が1か月延長されたとは言え、横兵庫の髪型のかつらを体験するのに時代やさんに行って良かったと言うのが感想です。
横兵庫の髪型のかつらは伊達兵庫の髪型のかつらと比較していると見た目に対して意外にも軽いです。 こちらの記事を再編集している2022年4月の時点ではリクエストオーダーの形式になりますが、興味があれば横兵庫の髪型の花魁の変身体験をされてみては如何でしょうか。
スタジオ写真は店舗側の都合で後日に郵送されましたが、簡易書留の形で届けられてラミネート加工された写真が梱包材に包まれていたので仕上がりとしては満足の行く内容になりました。
時代やさんでの花魁の変身体験は数回していますが、平安装束とはまた別の魅力があって良いかなと感じました。
最後に中川先生が撮影の場に来られていて、少しだけ会話しましたが健在のようで個人的には嬉しかったです。 八朔の遊女キャンペーンも中川先生が監修されていると言う事もあって本当に良い衣装を毎回のように用意して頂いて嬉しく感じさせられました。