愛知県名古屋市の夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

夫婦問題を中心に家族問題、男女問題、離婚後の面会交流を含む親子問題などの相談を受けています。

 

 

 

夫婦の仲が決裂して今後一切かかわる事は無いのでしたらそれほど悩むことはありません。

 

まあ、慰謝料や財産分与などでもめる場合は困りはしますが、悩むというより最終的には裁判所に判断をゆだねることになります。

 

悩むのはどちらかが有責性のある問題を起こした夫婦が修復を決めた場合です。

 

暴力、不倫、借金など、一般的にだれが見ても悪いことをしてしまうこともあります。

 

起きてしまったことは事実として明らかなので、してしまった方はもちろん謝ります。

 

しかし、

 

ばれた、認めた、謝った、もうしない、でも相手の態度が好転しない、これ以上何をすればいいのかわからない、とイライラがつのります。

された方は、謝ってもらった、謝罪を受け入れた、でも今はしてなくても過去にそんなことをした相手の性根を信頼できない、とモヤモヤが消えません。

過去は変えられない、そんなことはわかっていますが、このような葛藤が続き、誰もが修復に時間がかかります。

 

 

 

ではどのように考えて前を向けばよいのでしょうか。

 

許すと決める、これから先も一緒にやっていこうと決める、もう一度信じると決める。

 

結局のところ、自分の気持ちを自分で決めるしかないのです。

 

しかし相手のあることなのでもう一方の気持ちや態度も大事です。

 

相手にとって悪いことをしたこと、今なお傷は癒えていないこと、信頼を失っていることを自覚して、一生かけて償おうと覚悟を決めるしかないのです。

 

ふたりがそれを踏まえて一旦区切りをつけます。

 

そして一日一日当たり前の日常と楽しい思い出を積み重ねていくと、100%を占めていた嫌なことは徐々に徐々に過去の出来事となり、99、98…と占める割合が少なくなっていきます。

 

もちろん何かの拍子に噴き出すことはありますが、そんな時は怒るのではなく抱え込むのでもなく辛い気持ちを正直に相手に伝えてください。

 

そして伝えられた方は「そうか、また思い出して嫌な気持ちになったんだね。ごめんね。」と繰り返し受け止め何度でも謝ってください。

 

「いつまで続くんですか?」とよく聞かれますが執行猶予は一生ですとお答えしています。

 

 

 

夫婦の問題はどちらかが全面的に悪いことはほとんど無く、別々の家庭で育った価値観の違う他人同士が夫婦となるのですから、お互いに何かしら我慢していることがあるはずです。

 

目の前の問題が白か黒かで争い決着をつければケンカが収まる訳では無く、

 

自分だけが正しいわけでもなければ一方的に間違っているわけでもなく、

 

自分だけが辛いわけでもなければ相手が平気なわけでもない。

 

夫婦関係を修復したいのであれば、相手も我慢してくれていることを前提に、相手の心の傷や痛みに寄り添う必要があります。

 

目の前にいる相手とこの先も一緒にやっていきたいかどうか、難しい判断かもしれませんが自分で決断するしかないのです。

 

でも頭の中が堂々巡りになって何も考えられなくなる前に、第三者と話し、少しだけ話に耳を傾けてみることをお勧めしたいです。

 

話しながら自分の気持ちを確認したり、新たな考えに気づいたり、一人で悩むより確実に前に進みます。

 

目の前の問題に投げやりにならず、ぜひ一度相談に来てくださいね。

 

 

 

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