名古屋の夫婦問題相談室リボーンです。
風が強くて自転車で走っていると、ビル風で吹き飛ばされそうになてしまいます。
桜もすっかり散ってしまいました。
次は紫陽花が咲くのを楽しみにしたいです。
夫婦問題の解決方法は100人100通り。
この場合はこうするといったマニュアルはありません。
夫婦関係によって全く真逆な対応方法となることもよくあります。
そんな時、片方にだけ話を聞いていると半分は事実、半分はその方の一方的な思いを聞くことになります。
その半分の一方的な思いを真に受けず、私の知識と経験でいろいろと相手を想定します。
しかし、夫婦で同席しての相談だとどうでしょう。
同席時に経緯や現在の状況をお聞きし、二人の共通認識を確認します。
その後、それぞれ離席していただき思いをお聞きします。
その時に、相談者の思いに共感しながらも相手には直接言えない部分や、意地を張って相手の前では素直に認められない部分などを引き出します。
両方から聞けるので想定する必要も無く、食い違いはその場で確認できるし、修復の具体的な方法も二人が共にできることを考えるので、修復速度も加速すると思います。
具体的にこんな事がありました。
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暴力をふるってしまった夫が深く反省し、終始硬く暗い顔をしていた。
「今日、一度も笑ってくれませんでしたね。」と、ボケた質問をしてみる。
「はい、申し訳ないことをしたのにできません。」
しかし、妻は夫の笑顔を求めていた。
「奥さん、悲しい顔より笑顔がいいって。」
これは同席相談だからこそわかること。
暴力や浮気など、明らかに悪いとされる行為をした方に、
「奥さんはあなたの笑顔を求めていますよ。」
なんてアドバイスは軽々しくできません。
相手が変われば火に油を注ぐ行為になります。
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夫への不満を爆発させ殴る蹴るをする奥さん。
どうやって止めたらいいか悩む旦那さん。
「ぎゅー――っと抱きしめて背中をトントンしてあげてください。」
「逃げるんじゃなくて、そんなことしていいんですか!?!?」
私のアドバイスに驚くので、じゃあ聞いてみようということになり、同席時に私から奥さんに直接聞いてみた。
「ねえねえ、イライラしてカーッとなって殴りそうなとき、ぎゅっと抱きしめてもらったらどう?」
「はい嬉しいです
」
これは同席相談で、私が両方のキャラを見ているからできること。
相手が違えば逆DVとされたり、バトルが勃発してしまうかもしれません。
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この春はなんだか女心のわからない相談者が続出です。
上記のような難しいことは、自己判断しないでぜひ相談に来てください。
でも、家事育児の分担など、家庭のことでかみ合わない場合は一度やってみて欲しいことがあります。
お願いする方は、相手の得意なことで、できることを具体的にお願いする。例えば、
「テーブルの上の新聞をラックにしまって、テーブルの上をこの台ふきで拭いてね」(こどもか!)
頼まれた方は「はい喜んで
」と返事。
もうすぐ食事ができておまえも食べるんだから、片付けるのはあたりまえだろ!なんて言わないでくださいね
そして「ありがとう助かる~~~
」
3回繰り返せた時にはマスターしているでしょう。
夫婦問題の解決方法は100人100通り。
ご相談お待ちしています。