愛知県名古屋市の夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

多くの女性はおしゃべりが大好きです。

米メリーランド大学の研究結果によると、男性が1日に発する単語数は平均7,000語。一方、女性の場合は平均20,000語――およそ3倍もの単語数を発しているといいます。

 

そして女性は疲れていてもしゃべることでストレスを発散できます。

 

男性はと言えば、平均7,000語しか持っていないのに、それを仕事で使い果たし家に帰ってくる。

 

夫がほっと一息しながら、スマホを見たりテレビをぼーっと見てエネルギーチャージしようとしていると、もともと20,000語持っている妻が夫と話すことでストレス発散しながらさらにエネルギーチャージしようと話しかけてくる。

 

すごい圧。夫にしたら恐怖でしょうね。

 

そんな時、「うるさいなぁ~。疲れてるんだから少し黙ってろ!」

なんて怒っちゃだめですよ。

 

妻には夫の疲れているから黙るって意味が通じません。

 

だって妻は疲れているからしゃべりたいのですから。

 

妻は不機嫌になり「あなたは何もしてくれない!」と怒り出します。

 

「私は仕事もしてるのに家事も育児も私の方がたくさんやって負担が大きい。不公平だ。」

 

妻の機嫌はなかなか治らず、家の中の空気は凍り付いたまま。

 

何とかしなければとせっせと茶碗を洗ったり洗濯物を畳んでみたりしても一向に妻の機嫌は治らない。

 

そりゃそうですよね。

妻が不公平だって言っているのは、夫はストレス発散しているのに私にはストレス発散させてくれないって言っているのですから。

 

難しいですね。

 

「あなたは何もしてくれない!」っていうのは、私の話を聞いてくれない、私の話をちゃんと聞いてほしいってことなんです。

 

フルタイムじゃなくてパートなんだから休む時間があるだろうなんて思っていませんか?

 

ストレスが溜まってしゃべりたい気持ちは何ら変わりません。

 

育休中なんだから大丈夫だろうって思っていませんか?

 

赤ちゃんのお世話はストレスがいっぱい。そして赤ちゃん相手でしゃべれないんだからもっともっとしゃべりたい欲求は高まります。

 

夫の皆さんには「うんうん、そうだね」って話をいっぱい聞いてあげてほしいです。

 

妻の皆さんには夫に「今話していい?」「ちょっと聞いてくれる?」って声をかけてほしいです。

 

お互いに相手への思いやりを忘れずに。

仲良くしてくださいね。

 

 

 

お知らせ
*夫婦問題の相談って何だろうと思ったら

夫婦問題相談室リボーンホームページ

 

*相談方法や料金が知りたかったら

料金・システム・アクセス

 

*相談しようと思ったら

問い合わせ・申込フォーム