愛知県名古屋市の夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
相手のことは嫌いだけど離婚はしたくない人、できない人、たくさんいます。
離婚を選択しない理由でダントツに多いのが「子どもがかわいそう」だからです。
子どもがかわいそうって、毎日のようにお父さんとお母さんが喧嘩して怒鳴り合ったり無視したり。これは「子どもがかわいそう」ではないのですか?
そりゃわかりますよ。
喧嘩するにはそれなりの理由があるでしょうから。
浮気してる人。
嘘ばかりつく人。
すぐ暴言はいてくる人。
だらしない人。
無視し続ける人。
なんでも否定してくる人。
それでも離婚しないという選択をするにもそれなりの理由がある。
子どもがかわいそうだけではなく
今はまだ生活力がない。
助けがないと子どもを育てられない。
出ていくところがない。
家を買ってしまった。
なんだかんだ言っても愛している。
自分で決めた結婚だから今は決心できない。
離婚すれば無条件に解決するわけではないので、他人はどう思うかは気にせず、あなたが嫌なら離婚しない選択もいいと思う。
でも、離婚しないと決めたなら頑張ってほしい。
頑張るっていうと「まだ頑張れって言うんですか?!」ってキレられることもあります。
それは相手の言いなりになるために我慢することを頑張ると思うから嫌なんですよね?
嫌なことを頑張るのではありません。
あなたの思いをかなえる為に頑張るんですよ。
だって頑張るのは自分のため、子どもがかわいそうというのも自分の思い。
たとえ相手の思うようになったとしても、それであなたの離婚したくないという思いがかなうなら結局は自分のためですよ。
自分の思いをかなえるためなら頑張ろう!
子どものころ欲しいおもちゃを買うために頑張ってお小遣いをためたとか、部活で優勝したいから頑張って練習したとか、志望校合格のために頑張って受験勉強したとか、いろいろ頑張りましたよね。
それが親や先生に怒られるからみたいな理由だとただ単に嫌な思いしか残りません。
それでは踏ん張れないし過程が全く有意義ではない。
あなたは今のつらい毎日をただただ相手のせいにして自分が一方的に被害者で我慢していると思っていませんか?
そんな我慢ならさっさとやめて離婚を選択してほしいです。
子どものために離婚したくないっていうなら、自分の思いをかなえるために頑張りましょう!
具体的には、人として日常行うあいさつや生活するための仕事や家事は明るく元気にしてください。
あなたが嫌な人になる必要はありません。
そして相手にされて嫌なことを自分はしない。
子どものために離婚したくないっていうなら、子どもに恥ずかしくない自分でいてください。
それくらいの意地を張って頑張って!
あなたならできます。
ものは考えようや気の持ち方でずいぶん変わります。
受け入れられないときは今の気持ちをまず吐き出しましょう。
全部吐き出したら新しい考えが入る隙間ができますよ。