今年の梅雨入りはどうなってるのやら…
四国までは梅雨入り宣言が出されたけれど、関西地方はまだまだ…で、連日真夏のような30℃超えの日々が続いています。
それでも、植物の季節察知能力は健在のようです。
6月も中旬となると、”我が世の春来たり”とばかりに、身だしなみを整え始める好湿性植物があります。
物珍しさもあって、当初は世話に明け暮れていたけれど、手抜き栽培を得意とする我家では、近年は全くの放置状態…
それでも、我が季節到来とばかりにおめかしに興じる植物が2種…
そのひとつが、「 ハンゲショウ 」(半夏生)。
鉢植え。 好湿性。 鉢底には水を張った鉢受け皿を敷いている。
茎の最頂部の葉っぱ1枚が白くなり、花房がだらりとぶら下がるように開花を迎えます。
白い葉の茎が風に揺らめく様はとても涼しげ…です。
そして、花後には、白い葉が通常の緑色の葉っぱへ戻ります。
開花期になると、なぜ葉っぱが白くなるのだろう…
どんな効果が、どんな意図が、あるのだろう…
そんな植物の特性を把握した近年は、水切れだけは注意しながらも、ほぼ手入れを放棄状態…
すると、鉢の中で過密状態となった地下茎が生長ルートを探し求めて鉢底の穴を発見し、小さな穴から新芽を何本も伸ばし始めている…
こんな状態を見ると、さすがに放ったらかしの栽培方法も今が限界…香と痛切に感じています。
今年は、植え替えなくっちゃあ…
もう一つが、ツユククサの「 トラディスカンチア 胡蝶の舞 」。
鉢植え。 斑入り葉種。 鉢底には、水を張った鉢受け皿を置いている。
通常は、茎頂部の若葉が薄赤紫色です。
梅雨期になると、茎の頂部に花芽を付け、白い花を咲かせます。
この株も、長年の放置で、鉢の中は超過密状態…
こちらも今年は植え替えなくっちゃあ…
おまけに、梅雨期の花をもう一種…
カラーの 「 キャプテン ダイナモ 」です。
鉢植え。 カラーは何種類かある内の一種です。
この鉢植えも長年放置状態…だけど、今年は6本の花茎を伸ばしています。
カラーは、超過密状態になると、生き伸びるだけで精一杯… 花を咲かせるだけの余力が無くなります。
そして、最後におまけのおまけで、梅雨期の代表花「 アジサイ 」を…
地植え、鉢植えで10数種類あります。
雨が降らないので、鉢植え株はしばしば萎れてばかり…
ラグラジア ブライダル シャワー
それにしても
今年の梅雨期は、どうなっているのやら…
梅雨らしい梅雨は訪れるのやら…