旅の記憶:OGプランツ「Eriostemon difformis 'Profusion'」 | 和み処 のぉ~んびりと…

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多種多様な植物を育てて楽しんでいるMy Garden の一員となってまだ日が浅いこの植物…

 

『 Eriostemon difformis 'Profusion' 

ー エリオステモン ディフォルミス ’プロフュージョン’ ー

 

分類ミカン科 エリオステモン属

学名Eriostemon difformis 'Profusion'

原産オーストラリア 南東部~南部 森林の岩場に自生

特性常緑低木。 樹高約1.5m。 花期3~4月。(現地では通年開花とか…)

    枝葉は芳香あり。現地では庭のロックガーデンの定番品種。

 

 

これ、OGプランツの鉢植えです。

冬期は、寒風と積雪を避けるためにベランダ下に移して、透明ビニル袋を被って越冬中です。

 

 

先日、透明ビニル袋から花が咲いているコトに気付き、この植物は既に春の装いへの準備が順調なんだ…とビニル袋を取り外した。

 

 

数輪、咲いていた…♪

 

その数日後、今冬4回目の薄く積雪した日があったけど…

 

<豪州旅行>

2016年秋に、初めて赤道を越えて南半球へと旅をした。

密かに期待していた”赤道越え”のセレモニーは、真夜中だったコトもあり、なぁ~んにも無くて、あの時はがっかりしたっけ…

 

着陸したのは豪州北東部の『ケアンズ』という南太平洋に面した小さな街…

このケアンズの北西約25kmの高原は、世界遺産のケアンズ熱帯雨林

ここでは恐ろしい名前の樹「Strangler Fig Tree」(締め殺しのイチヂク)も知った。

ケアンズ 熱帯雨林

初めてジャングル体験した場所でもある。

シドニーでは、車で約2時間弱のブルーマウンテンズ国立公園の熱帯雨林も散策した。

大陸のど真ん中に広がるウルルーカタ・ジュタ国立公園では見渡す限りの乾燥砂漠を散策した。

ウルルの荒野

海岸から内陸の乾燥地帯まで、多様な気候の豪州を歩きながら、カンガルーやコアラ、ヒクイドリ、ジャカランダは勿論、他の野鳥や動物、植物もちゃんとウォッチしてきたつもり…

 

<帰国後>

帰国後、見る間に我家にOGプランツが増えていった…

この『Eriostemon difformis 'Profusion'』もその内のひとつ…

 

 

<栽培情報不足>

でも、この植物についての情報がとても少ないンです。

なので、現在は我家での育て方を試行錯誤しながら現在も”実験中”です。

少ない情報から、現地の自然栽培された樹形を探してみたら、もっこりしたまぁ~るい姿のようでした。貴重な情報です。

 

 

可能なら地植えしたいのですが、日本の多雨多湿の梅雨に耐えられるか…、当地の年に数回の積雪に耐えられるか…等の確信がまだ得られていません。

 

 

でも、さすがはミカン科。少々の寒さには耐寒性があるようです。

次々とは花数が順調に増えています。

乾燥好きのようなので、排水性が良くて保水性が弱い用土に植え付けているけれど、高湿度の長雨という日本の梅雨に打たれ続けても耐えてくれるやら…

雨に打たれ強いか否かは、観察しながら…というコトになりそうです。

 

追記2024.04/14

2023~2024年の冬期

他の植物同様に特段の防寒対策もせずに、大鉢植えのままで通常の屋外管理を実行…

その結果は、「越冬成功」 でした。

ミカン科らしく、常緑性を保った葉の落葉は見られず、4月には次々と白い花を咲かせ始めています。

とても扱いやすい、常緑性低花木…ですね。