今回のターゲットは、庭に地植えしている低花木です。
むかぁ~し…ではなく、中国雲南省南部地域で最近発見された小型椿の原種からの交配で誕生した農水省登録の園芸品種『 エリナ カスケード 』の”今”を取り上げてみます。
開花期(5月)の頃
手元のメモによれば、苗木の購入は2013年5月だった。
この頃に園芸店でも時々見かけるようになっていたが、今でもまだ希少な花木のようです。
<エリナ カスケード>
・分類:ツバキ科 ツバキ属
・学名: Camellia tsaii var. synapica 'Elina Cascade'
・特徴:細枝が下垂する常緑低木(樹高≦3m)。
当地での耐暑性、耐寒性は問題なし。
現在まで病害虫の発生なし。
・花期:5月。
定植して7年を経過した現在の樹高は約1.8m。
主幹の頂部が枝垂れているので樹高は大雑把ですが…
開花期の5月は落ち着いた雰囲気で、とても見応えがあります。
12月には、たくさんの実が殻から弾け落ちて、地面は小粒ながらもツバキの実がいっぱい…♪
実がいっぱい…
チャレンジすれば、ツバキ油が採れる…かな?
地面は実がいっぱい…
実を並べてみた
このエリナ カスケードは生長が遅く、樹の整姿・管理が楽です。
病害虫被害もほとんどありません。
春の開花期には庭のアクセントとしてよく映えます。
和風の庭にも、洋風の庭にも、よくフィットする花木…
ほとんど手間いらず…
お勧めしたい花木です。
見頃の頃