子どもの頃と大人のカラダの育てかた
子どもの頃と大人のカラダの育てかた
全て異なります。
有名なスキャモンの発達曲線からもわかるように
子どもは大人のミニチュア版ではないですね
また、同じ年代の子どもであっても
発達レベルには個体差があるため、
個人の発達レベルに合わせることも大切です、周りの子どもは参考にしても、比べないようにしましょう
子どもの身体特性
・骨が柔らかい
・骨端線がある
・骨よりも靭帯の方が強い
骨が柔らかいため発育発達の
全ての動きが
骨格と姿勢を創っている
といえます。
スキャモンの発達曲線
体組織の成長パターンを、
① 一般型、②神経系型、
③生殖器型、④リンパ型
の4つの型に分類したものが
スキャモンの発達曲線です。
① 一般型
身長や体重などの身体組成は
出生直後と二次成長期に
急激に変化する
② 神経系型
中枢神経系の発達は
カラダの中でも最も早く発達し
運動の学習にも最も関与する
出生直後から急激に発達し、
5歳頃までに80%成長し
12歳でほぼ100%成長する
(ゴールデンエイジ)
③ 生殖器型
学童期の前半までは僅かな発達だが、
思春期の時期に急激に発達し
体の変化も大きい
変化は個人差が大きいため、
変化に合わせてカラダの使い方を
学習させる運動指導が重要となる
④ リンパ系
リンパ系(免疫機構)は
10代で200%まで発達し、
その後成人になるにしたがって
レベルが下がる
運動指導でより意識すべき項目が
中枢神経系であり
12歳でほぼ100%成長するため、
この時期までに様々な動きを
経験させることで
成長してからも
複数の競技の動きに対応することができ、
いわゆる「運動神経が良い」という
神経系を身につけることができます