シラけたフリ、見えないフリ、聞かないフリ
"フリ"をしてると、
いつの間にか大切なモノを無くしてしまう気がします。
もしクルマを買うとしたらと、ふと考えたときに
「外車って…」
「スポーツカーって…」
「高い車って…」
「しょせん…」
何気なく否定しながら、自分の買えそうなクルマを肯定している…
クルマじゃなくても、こんな経験あったりしませんか?
でも、本心ですか?
自分の気持ちを仕方ないから誤魔化しちゃうコト
気持ちを守る、自衛的な面もあります。
そして、自分だけが周りと違うコトを嫌う国民性もあるので、
仕方ない部分もあるでしょう。
ただ、そうしているとソッチ方向へ行ってしまうのも事実です。
人はイメージしたものしか実現できないという事は、みなさんご存知かと思います。
その通りになっていくんです。
イチロー選手などのように、
プラス方向へのイメージは理想ですが、ソッチ方向へイメージしたらマズイな…
そんなコトを気付かせてくれるシーンでした。
「もう完全に現役ランナーですよね、城島先生
そろそろ半年ですよね、いっしょに仕事しだして
最初よりずいぶん見方かわりましたね、先生の」
(女と見ればナンパするただの女好き、そんなイメージを持っていたようです)
「惚れた?」
「いえいえ、それはないです
惚れはしないけど、もうキライな人じゃあナイですよね。全然」
「世の中ってサ、けっこーシラけてる奴多いだろ」
「は?」
「だからこっちもついシラけたフリするのヨ
その方がラクだし、でも」
「そーゆーフリしてると
本当にシラけてしまうんだナ
教えられたよ、カレに
そーゆーのは、なんかカッコわるいって」
いや
カレだけじゃない
ここんトコ知り合ったみんなに
もちろんお前にも…