「心も頭も育てたい!」子ども未来創造の専門家 山野江里依です。
昨日の夕方、近所のスーパーにお買い物に行きました。
そこで、可愛い1歳半から2歳くらいの女の子が、
両手に納豆パックを持って嬉しそうに歩いていました。
自分で物を持つことに満足そうな表情。
愛らしい光景でした。
次の瞬間、すってんころりん!
転んだのです!
一緒に買い物に来て、愛娘を微笑んでみていたお父さんが
「アッ!痛かったよねぇ~~!!」と駆け寄ってきたのです。
女の子はそのお父さんの言葉を聴いてから
一瞬の間を置き、
「ふぇ~~ん。。。」と泣き出しました。
その一瞬でその女の子の頭の中で
「そっかぁ、痛いんだぁ。。。」と決めたかのように
小さな声で泣き始めました。
私は娘と見ていたのですが、
「そりゃ、泣くしかないわな。」と二人で顔を見合わせました。
もし、お父さんが何も言わずに見守っていたら、
その女の子は泣かずに自分で立ち上がったでしょう!
(決して痛い転び方ではなかったのです(^^;)
ちょっと転んで大騒ぎしたことで
「転ぶとは大変なことなんだ。
痛い? そっか、痛いんだ。
じゃ、泣こう」と思わせてしまったのです。
小さなことかもしれませんが、毎日、こんな風に様々な刷り込みがなされ
子どもたちは生活しています。
見守ること、助けるとサポートの違い、
教育現場では、いつもそのさじ加減を考えています。
お父さん、目の中に入れて尾痛くないほど可愛くて仕方なかったのでしょうね(^_-)-☆
しかし、ダメですよ~~。
子どもが幸せに生きていくためには、その言葉間違ってます(^^ゞ