質問と詰問 | 頭も心も育つ「ママ塾」「IQ絵本講座」「FES」 by 山野 江里依

頭も心も育つ「ママ塾」「IQ絵本講座」「FES」 by 山野 江里依

心も頭も育てたい!子どもを最大限まで開花させたい!
子どもの未来はお母さんの手の中にあります。



子ども未来プロデュース実践講座 主宰 山野江里依です。


休日の夕方、電車の中の会話です。



母:「宿題やったの?」


子:「まだ、、、」


母:「出かける前にやりなさいって言ったでしょ?」


子:「だって、朝は眠かったし、出かける用意で忙しかったんだもん」


母:「だから、昨日やればよかったでしょ?
   昨日もやりなさいって言ったでしょ?
   いつもそうなんだから、、、帰ったらごはんの前にやりなさいよ」


子:「分かってるってば!」



けんか腰の会話でした。

きっと家に帰ってからも怒られて、


気分悪く宿題はじめるんだろうなぁと聴いていました。



ちょっと会話を変えてみませんか?



「宿題やったの?」 → 「宿題どう?」



この問いかけだと、自分の状態を素直に考えて口にすることができますよね。


あぁ、まだやていなかった。やらなくちゃ!という前向きな気持ちを引き出します。




「ごはんの前にやりなさいよ」 → 「今夜の予定を教えて。ごはんの時間を考えたいから」


自分でこれからの行動を考え、時間を決めます。自分で決めたことは行動しやすいです。



それになにより、親子がけんか腰で話さずに


穏やかに前向きな話ができます。


命令よりも未来に意識を向ける質問ができると


子どもは自分で考え、自分で行動するようになります。


小さな自立ですね。


小さな自立ができていなければ、本当の自立ができるはずがありません。



カッとなるお母さんの気持ちは十分わかりますが、


ここは、大人として子どもと同じ土俵に立たず、


ぐっと怒りを飲み込んで


前向きな質問をしたいものですね!