今回は、ご相談者から見て、その擁壁が「高く」なっていて、その擁壁上に上隣地の方が建物を建築する場合の注意すべきこと等を相談したいというアドバイス・コンサルティングご依頼いただきました。

 

 

実はこの擁壁は下隣地所有、つまり境界が「擁壁の上」にある、わりと珍しい様態です。この上に分譲開発業者が建物を建築する予定とのことです。

 

実際に現地を拝見させて頂き、いくつかの注意点をアドバイスさせていただきました。アドバイスポイントは、

①擁壁に万が一不具合が発生した場合の「責任の所在」

②万が一この擁壁にやり替えないといけない程度の大きな不具合が発生した場合の「可否」

③既存擁壁への対策提案

このあたりです。

 

実際にこの擁壁に検査済み証明はありませんでした。しかし無くてもその上に建物建築許可は下りますが、その場合は建物側で「然るべき施工」を行うことが許可条件となります。

 

このようなケースでは、上に建物が建築されたことによる当該擁壁への支障というよりは、自己所有擁壁があることによって逆に上建築への支障、特に「将来的リスク」の説明のほうが多く、また重要となります。

 

その辺りを2時間程度かけて丁寧に説明解説させていただきました。