今回は某中国地方にて、古い擁壁をやり替えずに建てた新築建売物件購入前セカンドオピニオンをご依頼いただきました。

 

既存擁壁はいわゆる「間知石」擁壁。

 

まず間知石で真っ先チェックする項目が「3つ」あり、まずはココを数点の画像から検証させていただきましたが、本擁壁は問題ありませんでした。

 

次のチェックポイントは「擁壁下の地盤」。

もちろん既に建物が建っているので今から調査はできませんが、もし軟弱地盤であれば起こっているであろう「ある不具合症状」から判断します。

本擁壁はこれもクリアしました。

 

それとは別に今後懸念される「将来的不具合」を解説。

そうはいってもやはり古い擁壁なので、今後発生する不具合は何か、その対策と費用感は購入前に知っておかないといけません。

 

そして将来、建て替えをする場合に、この擁壁は「どうしたらいいか」。

これも「やり替えない」「やり替える」どちらの選択をするかで対処が決まってきます。

どちらの場合も選択可能ですが、それぞれの場合の注意点・留意点を余すところなく説明解説させていただきました。

 

因みにこのセカンドオピニオンを行った上で、ご依頼者は「購入」を決めたそうです。

 

 

今回は市内某所で、古い擁壁をやり替えていない新築物件購入前のセカンドオピニオンご依頼いただきました。

 

場所画像はこちら。

 

相当程度の高さの大谷石です。5mはゆうに超えています。

 

まず大谷石で見るべきポイントはその造りと劣化具合です。

ここに問題点がある場合はその危険性を指摘します。

またその指摘というのは「将来的リスク」つまり、<万が一、その擁壁にやり替えが必要となる程度の大きな不具合が発生した場合の、上の住宅の処置>のこと。

 

ここを知らずに購入後、そのような事態に陥った場合、いろんな意味で大事故に繋がります。

 

また本現場では下隣地とのトラブルに発展する可能性のあるポイントも説明。

購入前にこのようなことも頭に入れて、知識情報を得たうえで、購入判断することが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

今回はハウスメーカーで住宅を建築する目的で土地購入検討されている方からの擁壁セカンドオピニオンのご依頼。

場所は都内某所です。

 

既存擁壁は大谷石ですが、購入後、擁壁やり替え前提で検討しています。

 

そこでご依頼者が一番知りたかったのが、「どの擁壁にするか」。

 

今回は2mを超えるので、原則選択は二つ。

一つはRC擁壁。もう一つは間知ブロック。それぞれ認可されている擁壁です。

 

もちろんどちらの擁壁にするか、重要な判断基準は「価格」です。

しかしこれだけで選んでは失敗します。

そこでもう一つの判断基準は「面積」です。

ここでいう面積は「有効面積」ではありません。

有効面積だけでいえば斜めにもたれかかる(傾斜がつく)間知ブロックより、垂直に造られるRC擁壁のほうが使える面積が多いのは自明です。

 

しかし今回アドバイスしたのはもう一つの面積「建築可能面積」です。

 

つまり、「どちらが大きい建物が建築できるか」の判断基準です。

実はRC擁壁と間知ブロックにはこの違いがあるんです。

 

今回の現地擁壁セカンドオピニオンではここを中心にして説明解説しました。