今回は擁壁のある物件購入前の「擁壁セカンドオピニオン」ではありませんが

ある方から「うち裏の擁壁が崩れた・・」ご連絡をいただき、アドバイス・コンサルティングを請け負わせていただきました。

 

現場はこのような状況でした。

 

 

今はブルーシートがかぶせてありますが、既存石積擁壁の上が崩れています。

下隣地家屋にも大きな支障が出ています。

 

ここで重要な説明ポイントは

①なぜこのような崩落に至ったのか(原因は何か)

②今後の対策

となります。

 

まず①崩落の原因ですが、これは間接的要因と直接的要因に分けられます。

間接的要因とは「その擁壁の様態・造り」を言います。

つまり元々崩落を予見させる造りであるかどうかです。

 

今回の現場で、崩落をせずにのこっている石積部をよく見ると、まっすぐ立っているのがわかります。

見ての通り、ほぼ垂直です。

 

「石積でほぼ垂直に造られている」

これが間接的要因です。

 

しかしこれだけでは崩落はしません。

崩落させるにはもう一つ、「スイッチ」があります。

これが直接的要因です。

 

それが「雨」です。

 

雨、大雨が間接的要因を含んだ擁壁を崩落させるんです。

案の定、崩落したのは大雨の日。

当方にご連絡いただいたのも大雨の次の日でした。

 

また対策ですが、実はもうこの状態では擁壁を再度作り直すことはできません。

なぜか。上に住宅があるからです。

つまり、擁壁を造りなおす場合は、築何年であっても上の建物、解体して更地にしないとできないんです。

 

かといって、放置して言い訳ではありません。

これ以上の土の流出は止めないといけません。

でも擁壁を造ることはもうできない。

上の住宅も解体したくない。

 

実はもう一つ、根本的解決となる工法があるんです。

 

今回はその工事を対策として提案・アドバイスさせていただきました。

 

その工法はこちらをご視聴ください。

 

 

 

 

今回は埼玉県での擁壁セカンドオピニオンご依頼いただきました。

 

中古物件購入検討されている方からです。

 

擁壁はこのようなRC擁壁がある、上の住宅購入です。

 

 

 

このような既存擁壁、特にRC擁壁のある中古物件購入に気を付けないといけない、中古物件特有の注意点があります。

 

それは住宅の「傾き」です。

 

さらにこれもRC擁壁特有の「ある症状」もありますので(実際にこの症状が本擁壁には発生していました)、このあたりもアドバイス。

 

RC擁壁というだけで安心はできません。

それ自体に見るべきポイントとその上の建物も注意点留意点があるんです。

 

ご購入検討されている物件に、この、「下擁壁がRC擁壁」そして「中古物件として長く住む予定」の場合、ぜひ擁壁セカンドオピニオン受けて、現状の危険性と将来的リスク把握しましょう!!

 

 

 

 

今回は県内小田原市にて擁壁セカンドオピニオンご依頼をいただきました。

 

かなり不安だ!ということで現地拝見させて頂いたところ、私も似たような感想で・・

 

側面は玉石擁壁でもう一面がコンクリートブロック擁壁。

 

まず玉石擁壁ですが、玉石自体も良くはありませんが、問題はこの「積み方」にあります。

この積み方ですと倒壊の危険度がアップしますが、これは全ての「石積擁壁」にもいえることです。

 

次にコンクリートブロック。

一体何段積んでいるでしょう・・・・

 

この高さ自体、限りなく赤に近い黄色信号です。

これ自体倒壊危険度は高いわけですが、水抜き穴はあるようです。

しかしこの水抜き穴はほぼ正しい機能していません。

その正しい機能をしているかしていないかは現地の穴を除けば判明します。

擁壁裏側にある然るべき施工がなされていないんです。

しかしこれはほぼ古い擁壁に見られる造り、症状です。

 

説明のし甲斐(?)がある現場でしたので、2時間にわたってクライアントにご説明解説させていただきました。