今回は県内小田原市にて、購入前(中古物件)の擁壁のセカンドオピニオンご依頼頂きました。

 

擁壁は間知ブロックとコンクリートブロックの2面です。

 

 

まず間知石については、「この造りが正しい」「この造りになっていないとNG」、懸念されるいくつかの要素はありませんでした。

また擁壁下の不同沈下を疑うある症状も見受けられませんでした。

 

次にコンクリートブロック。

 

こちらは8段中7段分まで土が被っています。

 

これはダメ・・

 

上から見て分かったのはこの段数分の土圧を受け止められる「型枠ブロック」ではなく、一般ブロックであったこと。

5段以上の一般ブロックは危険な擁壁の「王様」です。

実は現場ではすでにある兆候も見られました。

それが画像にある「排水施設付近」です。

ブロック段数と共に症状が発生しやすいのはこの「排水施設付近」です。

なぜなら内部で管が破損していることがよくあり、そうなると、流出した水(雨水)を含んだ土が膨張することで、躯体強度の弱いコンクリートブロックを「押して」しまうからです。

 

擁壁セカンドオピニオン現地確認時にはこの「擁壁付近に排水施設があるかどうか」必ずチェックするようにしているんです。