今回のセカンドオピニオンは都内某所の新築分譲住宅購入検討されている方からのご相談。
写真にある建築中の分譲物件です。
今回のセカンドオピニオンのポイントは、通路から一段上がっている本宅地との間にある擁壁でした。
画像からは見えませんが、その擁壁は「古いままの擁壁」と「造り替えた擁壁」と二つあり、それぞれ疑問点と懸念点が見つかりまた。
先ず古い擁壁ですが、この擁壁は「一般ブロック」で、高さが5段。
一般通常ブロックで土圧を受け止められるのは3段程度までなので、このブロックは倒壊の危険がありますが、なぜか分譲業者はやり替えていませんでした。
次に造り替えた擁壁ですが、擁壁の下の地盤について調査改良を行っていないようでした。
擁壁を造る場合、必ずその下の地盤にも気を使い、場合によっては簡易調査から本格的調査を行いますが、「2m以下だから」というよくわからない?言い分でこの調査を行っていないようでした。
そうなると住宅と同様に重い重量物が載るその下の地盤に「乗せてもいい根拠」がないことになり、<不同沈下>という将来的リスクが発生する可能性があります。
その他いくつか指摘事項がありましたが、先ずはこの2点をセカンドオピニオンさせていただきました。
最後にこれは私見ですが、都内の物件、都内の擁壁は往々にしてこのような「?」な擁壁、これは古い擁壁でも新設擁壁でも、感じることが多く、あまりにも都内の擁壁には顕著に多いので、「都内の擁壁は大丈夫かな」から「都内の擁壁は要注意」こう私の感じ方も変わってきました。
特に都内の擁壁のある物件購入を検討されている方、ご注意を・・・・




