POSEのシーズン1を視聴完了した。最後のエピソードでRupaul's Drag Race(ルポールのドラァグレース、以下RPDR)からJiggly Caliente(ジグリー・カリエンテ)、またボールのレジェンド、Leiomy Maldonado(レオミ)がカメオ出演していて興奮。



今回はこのレオミについて書こうと思う。私がボールカルチャー、ヴォ―ギングに興味を持ちだしたのはRPDRからで、
ヴォ―ギング、特にDeath Drop(デスドロップ)についてネットで検索していた時に出て来たのが、このレオミの動画だった。

ちなみにデスドロップとは、片足を上げたまま、軸足の膝を曲げて後ろに倒れるダンスの技で、RPDRではシーズン3のShangela(シャンジェラ)やシーズン6のLaganja Estranja(ラガンジャ・エクストランジャ)が得意としている。この技には色んな名称があり、他にもDIP、シャブラムなど色んな呼び名があるが、素人の私には違いがよくわかない。

私はとりあえずデスドロップと呼んでいるのだが、検索して行きついたレオミの動画を見てぶっ飛んだのだ。
とにもかくにも、まずはこの動画を見て欲しい。

 

 

あんな高いヒールを履いて、どうやったらあんな角度で着地できるの?まるで重力に逆らうような彼女の動きに唖然、すごい衝撃だった。

それで彼女に興味を持った私は、レオミについて調べ、彼女がNY出身のトランス女性であること、ヴォ―ギングの世界で「ワンダーウーマン」と呼ばれていることなどを知った。彼女の身体は全身が強力なバネのようだ。腹筋もろくに出来ない私にはどうやったら身体がそんな風に動くのか本当に不思議で、彼女の一見華奢な身体が繰り出す強烈なデスドロップの動画を漁るように見出したのであった。

そんなレオミが、POSEのラストエピソードで敵のハウス「ハウスオブフェロシティ」のフロリダとして出演している。(ちなみにレオミは実生活ではハウスオブアマゾンのマザーである)ヴォ―ギングには未だ強い興味があり、見てみたいしやってみたいのだが、やはりメインシーンはNYのようで、ここLAでは中々お目にかかることができない。

レオミがヴォ―ギングを始めたのは14歳の頃、彼女は1987年生まれだから90-00'年代で、先日書いた「Paris is Burning(パリ、夜は眠らない)」からやや遅れた世代だ。彼女はヴォ―ギングを通して自分を表現する術を身に着け、アイデンティティの開放と主張を、ボールで繰り広げていたに違いない。今回POSEに出演した件でインタビューを受けている記事を読んだ。レオミも「Paris is Burning(パリ、夜は眠らない)」を見ていたので、NYのアンダーグラウンドなゲイシーンから始まったボール・カルチャーが、今や人気のTVプログラムになったことが誇らしいそうだ。そして、ウィリー・ニンジャなどヴォ―ギングの先駆者たちもきっとこの状況を誇らしく思ってくれているだろうと。

レオミ、実は自分と同い年であることを今回発見!
私も彼女が誇らしい。いずれ彼女のダンスを生で見れる日が来ることを願う!