オタク文化の代表的キャラクターの一人であるが、あまり知らなかった。
読んでいて、奇想天外なストーリーに量子論の隠喩が相当入り込んでいるように感じ、興味を引かれた。
量子論即ちミクロの世界の理論がそのまま人間レベルに置き換えて展開されているような構成になっており、ある意味仮想リアリティのある物語として読める。
『ジパング』『JIN-仁-』のように、現代から突然過去にワープし、過去が変わるにつれて現代が少しづつずれて、、、、と言った物語があるが、これも現代物理学の知見から導かれる仮説の一つである多次元宇宙論のようなものが背景にあると思うが、『涼宮ハルヒの憂鬱』もまた見ようによっては、物理学・量子論オタクにとってはたまらない整合性を見て取ることが出来るのではないだろうか!?
「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
これは、涼宮ハルヒがSOS団(世界を-大いに盛り上げる-涼宮ハルヒの-団)を作るとき、団員募集する時の呼びかけのフレーズだ
このフレーズが非常に気に入ってしまったので、思うところを少し書いておく。
このフレーズとgoogleの人材募集にある種の共通項を感じた。
googleは、世界シェアNO.1の検索サイトであり、その技術を基盤にして従来のビジネスのやり方を根底から変えてしまった次世代ビジネスの最先端を走っている会社である。
検索結果の画面に最も効果的な商品広告を載せる技術、AndroidOSを作り、衛星からの位置情報を基に様々な先進アプリを投入したり、音声認識、翻訳技術、google地図やYoutube等々、今や世界中の人間が恩恵を受けている技術が山ほどある。
株価時価総額世界一のAppleと並んで、世界のビジネスに革命をもたらしている企業の一つであるが、そのgoogle、何度か謎めいた人材募集広告を出して話題となったことがある。
その具体的中身は兎も角、求める人材はハルヒの要求と同じだろう!
思うに,architype(原型)としてあるものが、共通しているのではないか。
オタク文化の代表的キャラクターの一つである涼宮ハルヒとgoogle等新企業群の方向性・スピリットは、結構近いように思う。
