〈バングラデシュ EASTWEST病院スタッフの変化〉 | 国際支援団体•認定NPO法人 Future Code

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国際医療支援団体であり、医療の届かない場所に医療を届ける活動を基本として教育、貧困、公衆衛生など様々な途上国の問題に対し、日本人として何ができるのかを考え、行動を続けています。支援事業は農業/食糧支援、ソーシャルビジネスによる雇用創出等、多岐にわたります。

毎週水曜日には、今まで一緒にトレーニングを行ってきた感染症対策チームメンバー2 名と共に、病棟をラウンドしています。

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今日は、ICU とリカバリールームのラウンド。
彼ら自身でチェックリストを見ながら、改善すべき点をチェックします。

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例えば、床にゴミは落ちていないか?目に見える汚れはないか?不要なもの、危険なものが床に置かれていないか?臭いはないか?
といったことから、医療廃棄物の分別がきちんとできているか?などをチェックして回ります。

これを始めた昔は「改善すべき」にチェックがついていたのに、今はずいぶんと改善され、チェックが少なくなってきた、と言います。

以前は医療廃棄物の分別も、毎回注意指導しなければならなかったのですが、いまではどの色に何を捨てるか?のポスターも貼られ、各自が意識して捨てていることもあり、きちんと分別して捨てられていることが増えました。

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病院のスタッフからも「仕事がしやすくなった!」という声が聞こえます。

ラウンドした結果を気にする病棟のスタッフに対しても、改善できる点はどこなのか?確認と指導、後日行う振り返りと指導まで感染症対策チームを中心に行います。

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また、チームメンバー内にも変化が生まれています。「さらに今から色々な勉強をして資格を取得し、もっと効果的に指導できるようになりたい」という想いで、新たに仕事を続けながら学校に通う看護師も数人出てきました。

より学ぼうとする彼らの意欲を大切にできる環境をつくり続けるためにも、私たちも現場にこだわり、よりよい医療が提供できるよう頑張りたいと思いますので、ご声援、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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