この時期、人は故郷から離れて、都会に戻る。
しかし、非二元で語られているホーム(故郷)とは、生まれた場所のことではない。
生が現れている場所。それがホーム。
しかし、生は特定のどこかに現れているわけではないので、それは「場所」ともいえない。
無条件の開かれた愛があり、生が現れている。
ホーム(故郷)とは、愛そのもの。
その愛から離れられるような誰かはいない。
だから、愛を求めることも、愛にたどり着くこともできない。
今、何が現れていようと、それは愛に抱かれた生そのもの。
創世記で語られている「エデンの園」とは、ホーム(愛)のこと。
楽園(愛)から切り離されて生きている個人の私など、どこにもいない。
あるのは、愛に抱かれた生があるだけ。
悟りとは、愛を求めてホーム=楽園に戻ろうとしていた幻想の物語が終わること。
夢から目覚めたなら、そこには誰もいない。
愛があり、生が生としてあるだけ。
お知らせ
年始の非二元(ノンデュアリティ)のセッションは、1月5日の昼まで大阪で行い、その後は東京に戻ります。