赤ちゃんは、その時期がくれば、自然に立ち上がり、歩けるようになる。
大人から見ると、赤ちゃんは、必死に立ち上がろうと努力しているように見えるけど、赤ちゃんは努力などしていない。
立ち上がろうとする動きが自然に起きているだけだ。
春になると、桜の花が自然に咲くのと同じように、その動きは自然に現れる。
でも、大人は、仕事をしている時、仕事は自分がやっていることで、お金を稼いでいるのも自分だと思い込んでいる。
そこには必死さや努力がつきまとう。
だから、くたびれ果てる。
そして、どれだけ努力しても、自分の思い通りには、仕事の結果も収入もコントロールできない。
なぜなら、仕事もその果実であるお金も、自然に実っているだけだからだ。
そして、休むことも自然に起こる。
これがわかるまで、大人は自分で自分の花を咲かさなければ、花は咲かないと思い込み、必死な努力を続ける。
でも、そうやって無理に咲かせた花は、造花にすぎず、実りの喜びも感じられない。
そこにあるのは、虚しさだけ。
しかし、この虚無感も、意識を方向転換させる動きとして、自然に現れている。
お知らせ
12月に開催するノンデュアリティ・エクスペリエンスでは、私たちが縛られがちな「仕事とお金」テーマにワークを行います。