これができるのは、子供が眠っていても、親は目覚めているからだ。
両方とも眠っていたら、子供を目覚めさせられない。
ここまでは、誰だって理解できる話しだが、ここからが今日の本題。
夢から目覚めて目が開いたら、見えているのは「現実」だと、たいていの人は思っている。
でも、見ているのは、現実ではなく「白昼夢」だ。
そんなバカな!と思うだろうけど、わかりやすい例を一つあげると、催眠術にかかった人が、目を開けながら白昼夢(幻想)を見ていることは、誰もが知っていることだ。
でも、私の場合は、催眠術にかかっているわけじゃない。
多くの人は、普通そう思っているけど、実は何十年もの間、白昼夢を見続けている。
白昼夢を見ながら、白昼夢を見ている自覚がない。
これが白昼夢の怖いところなのだが、それは、夜、悪夢にうなされる子供が、「今、自分が見ているのは夢だ」と気づけないのと、状況はまったく同じ。
夢だと気づいて目覚めるまで、悪夢は続く。
では、人が目を開けながら、どんな夢(幻想)を見続けているかというと、その最たるものは、未来に対する「不安・心配」、過去についての「後悔」だ。
そもそも、なぜ、不安や心配、後悔が起こるかというと、「未来」や「過去」が存在しているという催眠にかかっているからだ。
不安や心配は、未来がなければ、起こり得ない。
将来がないのなら、将来の心配のしようがないからだ。
でも、確かに未来はあるじゃないか。
と、ここで言いたくなる気持ちはわかる。
でも、未来もなければ、過去もない。
なぜなら、今、目を開いて見ているのは、「未来」でも「過去」でもないからだ。
未来や過去を直視したことなんて一度もないのに、「未来や過去がある」と思い込んでしまっている。
この幻想によって、不安、心配、後悔がいつまでも生みだされ続ける。
これが催眠。
目を開けたまま見ている白昼夢。
この白昼夢を見続け、不安、心配、後悔ばかりして生きているのは、夜、悪夢を見て、それが現実だと思い込んでうなされている子供とまったく変わらない。
でも、グッドニュースは、「今、見ているのは夢だよ」と指摘してくれる人が、時々、現れること。
しかも、白昼夢の中の登場人物の一人として。
でも、その人は、「人」に見えても「人」ではない。
それは、目覚めてみれば、わかる。
ここには、「目覚めた覚者」も「眠っていた私」もいない。
それが「目覚め」。
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