先月の独演会で、アルツハイマー型認知症がどのようなプロセスを経て起こるかについて少しツッコんだ話しをした。
一般的に、脳は、何かに集中して、思考したり、作業したりしているときに、最も良く働いていると考えられている。
でも、実際には、集中とは反対の「瞑想状態」にある時、全脳的に活性化することが脳科学でもわかってきている。
集中状態にある時は、主に脳の前頭葉のあたりが活性化するが、瞑想状態にある時は、脳の神経線維が最も集まっている場所の血流量が増し、脳全体が活性化しはじめる。
そして、アルツハイマーというのは、神経線維が集まっているこの場所の線維が壊れ出すことからはじまる。
だから、何かに集中することも大事だけど、集中してばかりいると、脳の前頭葉ばかりが活性化して、神経回路の発火パターンが一定化してしまい、年齢とともに変わりゆく、周りの状況や自分の体の変化をありのままに受け入れられず、柔軟に対応できなくなってしまうこと。
それがアルツハイマーになる引き金にもなりえることをお話しした。
また、アルツハイマーにならないようにするためにも、今、自分の周りで何が起こっているのかを、一旦、あるがままに受け入れる「受容的な脳」を年齢とともに育んでいくことがとても重要であること。
そして、そのために、毎日、いつでもどこでも実践可能な瞑想のやり方もお伝えした。
何かが起こった時に、反応的にアクションを起こすのではなく、まずは出来事をあるがままに受けとめる=パッシブ(受容的)な脳の働きによって全体の状況をよく把握すること。
そのうえで最善と思える行動を起こしていくこと=アクティブ(能動的)な脳の働き。
パッシブ→アクティブ→パッシブ→アクティブ・・・
バランスのとれた脳の働きとは、この繰り返しであり、年齢とともにこういう脳の働かせ方ができるようになることを、「成熟」というんだろうなと、私も51歳になって少しわかるようになってきた。
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矢沢大輔
追伸
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